ビーチまでの短い探検

うかつにも、2時間近くも昼寝してしまいました (^^;


昼飯はアイス歩きつかれてホテルに帰ってきたときには1時過ぎ。朝ご飯も遅かったし疲れているので、軽い軽食のつもりでドラゴンバザール端のアイス屋さんでアイスを買いました。手前は彼女の頼んだ「チュチュ・アニバーサリー」、向こうが僕の「キャラメル・ココナッツ・マカデミアナッツ」です。値段失念。

とても軟らかいホテルの芝生に座って食べ、部屋に戻ってからはなんか疲れて「ちょっとだけ」のつもりで横になったのですが…起きたら3時半だったというわけです。


ちなみに、チップの効果はあったようで、トイレットペーパーの皮がたくさん置いてありました。全部同じ種類だったのが残念だけど、程度の良いものも数枚あったので彼女は喜んでいました。

さて…これからどうしましょう。彼女が「昨日の三輪車に乗ってみたい」というので、ホテル前のビーチに行ってみることにします。


ホテルの一番ビーチ寄りにある施設はプールで、ここからすぐにビーチに出られるようになっています。プールはホテルのもの、ビーチは公共のものですが、事実上プライベートビーチのようなもの。ビーチを見ると、宿泊客がプールサイドで無料で借りられるバスタオルをみんなが持っていますし、ホテルのマークの入ったパラソルなども有料で誰でも借りられます。

ホテル前の海岸水着には部屋で着替えてきて、上にアロハだけ羽織っていました。とりあえず、タオルは借りずに砂浜に出ます。

波打ち際をパシャパシャと歩きながらビーチの端のほうへ…どうやら、ビーチ端に三輪車などを貸し出している店があるようです。


店の前には三輪車やカヤックが並べてありましたが、店の人はいません。どうも、少し離れたところにいる男性がそのようですが…。とりあえず店に張ってある値段表を見ると、1時間 $20 みたい。ちょっと高いけど、せっかくだから借りようと男性のところへ。

彼女が英語で話し掛けます。すみません、三輪車貸してほしいんですけど… 「あー、ダメダメ。営業時間は4時までだよ」というつれない答え。4時までまだ15分ほどありますが、今から貸し出しは出来ないのでしょう。ちょっと残念。


足洗い場「こうなったら泳ぐ」と彼女が言うのでホテルのプールへ。プールに入ろうとしたら係員に止められます。「ビーチから入る人は、足洗ってからにしてください」

係員が指差した方向には足洗いの水道が。レバーを倒せば、足元に勢い良く霧状のシャワーが噴霧するようになっている水道でした。足洗い用としてはちょっと気が利いていて、気持ちいいです。子供が水を出しては遊んでいるほど。


今度は係員は「バスタオルはいる?」などと聞いてきます。部屋番号を言ってバスタオル2枚を借ります。「このストリップを手首に巻きつけて」と、ヒルトンのマーク入りのビニールストリップを渡されますので、素直に手首に巻きつけます。


プールサイド周囲にはたくさんの木が植えられ、プールサイドが木陰になるようにしてあります。荷物番が必要なので彼女が先に泳ぎに行きましたが、すぐに水から上がります。「思ったよりも寒い」

今度は僕が泳ぎに。…水に入ってわかりましたが、たしかに思ったよりも寒いです。ビーチは日差しが強かったのですが、プールは木陰。ちょっと温度が下がっている上に、空気は乾燥しているので水場は冷えるのです。


結局少し泳いで部屋に帰ることにしました。タオルとストリップを返そうとすると…あれ、ストリップが外れない?

係の人に「このストリップ外れないよ?」というと、変な発音の日本語で「オミヤゲ」と言われました。返さなくていいってことでしょうが、そうじゃなくてどうやって外すのか教えて欲しい。彼女が英語で聞くと「カッカッカッカッ」…何のことかと思えば「cut,cut,cut,cut」と早口で言っているのです。切れってことか。切るものが無いので、後で考えることにします。



このホテルは非常に大きいので、いままでは自分の部屋である「タパタワー」周辺と、フロント周辺、それに、タパタワー前の「ドラゴンバザール」周辺しか見ていませんでした。

しかし、ちょっとプールまで足を伸ばしたら、知らなかったものがいろいろあります。プールはフロントの裏手にあるのですが、こちらのほうにも高級ブランド店などの土産物屋がありました。ちなみに、フロントとタパタワーの間にも数件あります。

ペンギンなにより驚いたのは、ペンギンがいたこと。一応周囲に水を流してはいますが、溝や柵にはなっていません。ペンギンは泳げるのですから、水を流すくらいでは逃げることが可能でしょう。

実はプールサイドにも鴨がいましたし、池には白鳥がいました。どうやら、逃げないように完全に飼いならしているようです。そして、生きている動物に混ざって彫像の鶴や、ハワイの伝説上の動物などがいます。それを見事に調和させているのです。

何気なくやっていますが、巨大ホテルの底力を感じさせます。


千切れたストリップところで、手首に巻きつけたストリップは、部屋に戻ってから無理やり引っ張ったら簡単にちぎれました。

一度はめたら外せない構造のようです。何のために手首に巻きつけさせたのか、今ひとつ不明。

(ページ作成 2002-07-13)

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