戌年クイズ
これは、今年の僕の年賀状デザイン
僕の仕事である、携帯電話の絵文字や、パソコンに登場する結構有名な犬たちです。
どれが何か、わかるかな?
答え合わせは、このページの下の方で…
おまけ
年賀状には入れなかったけど、こちらもどうでしょう?
õ
(最後のは、Windows+IE ユーザーで無いと表示されないかも)
では、答えあわせです。
i-mode絵文字の「犬」(番号100)です。犬に見えない、人をなめ切ったデザインが素敵。
本当は、こいつだけで年賀状を作る予定でしたが、あまりにも犬に見えなかったのでデザイン変更を余儀なくされました。
ezweb絵文字の「犬(dog)」(番号 74)です。実際には、ezwebは時期によって4つのバージョンの絵文字があり、デザインが大きく異なります。
こちらもezweb絵文字の「猟犬(hound)」(番号 134)です。
犬と猟犬を別けて考えるあたり、アメリカ人が策定したWAP(ezwebの基盤となる技術)っぽさがでています。そんな似た絵文字入れるより、もっと使える絵文字を増やした方が良かったのに…。
見てわかるとおり、次々絵文字の形を変え、文字種も追加されて混乱しました。さすがは「スッキリ by KDDI」…
vodafone絵文字の「犬」(番号 E052)です。
そもそも、これほど携帯電話に絵文字が乗り始めたのは、vodafone(当時はJ-phone)が絵文字の多さを売りにしたから。i-modeとの対抗上、途中から大幅に絵文字を増やし、「動く絵文字」なんて変なものも作り出しました。
携帯からケータイへ。AirEDGE絵文字の「犬」(番号 F06D)です。
ケータイ、って言っているのは、willcom が PHS 会社だから…携帯電話ではないんですね。犬の絵文字は DDI Pocket のPメールの頃からあったようですが、当時は白黒だったと思います。今は申し訳程度に色が付いています。
こちらも AirEDGE ですが、AirEDGE Phone になってから追加された絵文字「ハチ公」(番号 F0FC)です。他にもマクドナルドなどの記号が追加されているので、明らかに地図サービス用です。
ASTEL 絵文字の「犬」(番号 F073)です。
え? ASTEL で絵文字なんか使えたっけ? という方も多いでしょうが、会社が無くなる直前に .i (ドットアイ)という規格を作り、1機種だけ出しているのです。
この規格、「i-mode と HTML 互換なので、勝手サイトがそれなりに見れる」という、他人のふんどしで相撲を取ろうとするものでした。でも、絵文字部分は非互換なの…
Mac の FTP ソフト、Fetch のアイコンです。MacOS X 対応になってから、もっと綺麗な絵に変わりましたが、このアイコンが好きだった人も多いでしょう。(たかがアイコンなのに、Tシャツなどのグッズまで発売されました)
Mac の OpenDoc サンプルソフトである、CyberDog のアイコンです。
OpenDoc は、「個別に作られた機能を自由に詰め込んで、自分の好きなソフトを作れる」という夢のようなシステム環境でした。(この、自由に好きなものを詰め込めるシステムを、bento と呼びます。日本語の「弁当」から来ています…)
CyberDog はそのサンプルであり、最初の実用ソフトであり、キラーソフトであり、システムを開発停止に追い込んだ本当の「キラー」でもありました…。(最初から、やろうとしたことが複雑すぎたんです!WEBブラウザとメーラーとNetNewsとTelnetとFTPとファイル共有とメモ帳を、分離可能な状態でひとつにまとめようというのだから…)
これも Mac。というか、Apple のマスコットキャラクター、Dogcow の Clarus君です。OS9 以前は、システム標準の用紙設定ダイアログで、紙の向きを示すために表示されていました。
DogCow の鳴声は「Moof!」です。この鳴き声は、Apple社の登録商標にもなっています(笑)
Windows XP で、飼い主の言うとおりにファイルを取ってきてくれる賢い猟犬、ロッキー君です。…つまり、ファイル検索機能のマスコット。Exproler 開いて、F3 を押すと現れます。
こちらも、上のマスコットと同じ顔をしていますが、Windows Messanger の絵文字です。 (&) を入力すると、この犬に変換されます。
õ
これはドット絵ではなく、Windows 付属のフォントの中の一文字です。だから Windows+IE 以外では見られないかもしれません…
webdings フォントで、文字コード 245 を表示するとこいつが現れます。