本体建築
1階床
「本日資材の搬入を済ませ、明日から1階床部分の建築に入ります。」
SWH 工事担当 Fさんから連絡を貰ったのは1月31日(月)のことでした。
でも、僕は火曜日は仕事で外出します。現場を見に行ったのは2月2日のことでした。
もう、コンクリートの基礎の上に木の枠組みが完成しています。職人さんに挨拶をすると、ちょうど今から断熱材を入れるところです、とのことだったので、しばらく見学させてもらいます。
床下点検口の下には水道用(?)の配管が見えました。
手際よくグラスウールの梱包を解くと、グラスウールが大きく膨れます。そして、それを枠の間に広げ、カッターで切って押し込んで…
グラスウールのシートを2重に入れると、ちょうど枠の高さになりました。あらためて見ると、やっぱ断熱材ぶ厚いよな…
家の角の部分で、基礎パッキンがはみ出していました。
基礎パッキンは、床下の通気を確保するための部材です。家の重みを支えられる強度を持っているのですが、穴だらけの構造で風を通します。
昔は基礎に通風孔が開いているのが多かったのですが、最近の家はどんどん重くなっているので、基礎に穴を開けると問題が出やすいのだそうで…
足場組み
そろそろ床も組みあがったろう。…と、出来上がりを見に週末(5日)に見に行ってみました。
現場には足場が組みあがっていました。そうか、今週は床作るだけじゃなかったんだ…
で、見に行った床のほうはと言えば、ブルーシートで覆われていて見ることが出来ませんでした (^^;;
1階壁立ち上げ
1階床を作っているのを見学に行ったとき、「1階の立ち上げは来週火曜日です」と職人さんに教えてもらいました。
僕は火曜日は仕事の打ち合わせがあるのですが、これは是非見たい。無理を言って打ち合わせを月曜日に変えてもらいました。仕事先の方々に感謝。
…でも、火曜日は雨が降ったため、結局工事は9日、水曜日に。
1日で1階が全部出来上がってしまう、と聞いていたので、インターバル撮影を試みようと考えていました。持っているeggyなら100倍速撮影も出来るし、ビデオカメラにも5分毎に0.5秒撮影する機能が付いています。
朝11時前に行ったら、すでに壁工事終わってました (^^;
1日で立ち上がる、と聞いていたけど、実際には午前中3時間ほどで終わってしまうらしいよ。午後は屋内の仕切り壁を作る作業だそうです。
というわけで、せっかく用意してきた撮影機材は使いませんでした。まぁ、仕方が無い。
せっかくなので、それでも作業の様子を見させてもらいます。見ていたのは1時間ほどでしたが、壁の上に木材を打ちつけてパネル同士を固定したり、家の中の仕切りを次々立ち上げたり…テキパキと作業が進みます。
12時になり、お昼ごはんで作業を休むと言うので中も見させてもらいました。ここがキッチン、ここがお風呂…と見て回りましたが、家具が無い状態では広さの判断ができず、狭く感じます (^^;
天井できてた
2月11日(祝)、休みの日だから職人さんもいないだろう…と思いながら見に行くと、なにやら金槌の音が。あれれ? 棟梁が一人で仕事しているみたい…?
どうやら、壁が雨や夜露に濡れないようにビニールシートで覆う作業の最中でした。許可を貰って家の中も見させてもらいます。
一般的にはこれは「力を蓄えるために休む」ことを意味する言葉だが、作業していない間は建築物を休ませると言う意味で、Masking することを「養生する」と表現するようなのだ。
なんか違和感を感じる言葉なのだけど、すでに一般化した言葉なので、このページでも以後使うことにする。
1階の天井が出来上がっていて、壁も全部入っています。
外壁しかない状態では「なんか狭いかも…」と思ったのですが、仕切りが出来ると却って広く感じます。うん、やっぱこの家広いよ。
写真は、キッチンからリビング方向を見たところ。リビングと一続きになる和室で、親族20人が集まっても大丈夫になる予定。
更に奥が明るいのは、両親の寝室です。ここの部分は2階が無くてすぐ屋根なため、天井をつけてないようです。
2階壁立ち上げ
「2階を作ります」と言われていた16日は雨の予報でした。そのため1日予定をずらして17日に。
この週は非常に忙しく、1日の予定変更がスケジュールに響きます (^^; でも、忙しい合間を縫って見学してきました。
8時には工事開始といわれていたけど、7時半の時点でまだ小雨が降っていたので「工事開始は遅れる」と直感し、家を出るのを遅らせます。
8時、雨が上がったようなので工事現場へ。そうそう、新しい車で現場に行くのはこれが初めてです。
現場に到着すると、2階の床を養生していたブルーシートの取り外し作業中でした。ビデオ撮影の機材を用意してきたので、許可をもらってセットします。
ビデオカメラを、5分おき0.5秒の撮影モードに。普通ではバッテリーが2時間しか持ちませんので、工事用電源から電力をもらうのですが…そのため設置位置に制約が出来、あまりよくないポジションでの撮影になりました。
もうひとつ、eggy を設置。こちらは x100 モード。100分の出来事を1分に縮めます。通常では1時間のバッテリーしかないので、こちらは外部充電パックに接続…。この充電パック、自動車がバッテリー上がりの時に、シガーソケットからバッテリーに逆充電するためのものです。12V電源としても使用できるのだけど、どれくらい連続使用できるかは試してません (^^;
壁は東(写真奥)から立て始め、北、西を完成したところで10時の休憩となりました。
休んでいる職人さんたちに差し入れを渡し、仕事があるのでいったん帰ります。
午後4時前、カメラの回収のために再び現場へ。残念ながらeggyはバッテリー切れで停止していました (;_;)
そろそろ終わっているだろう…と思ったのですが。ちょうどこれから2階の屋根を作るところでした。
どうやらいなかった間に組んだらしい屋根の骨組みを、人力で2階に持ち上げていきます。普通ならクレーンを使うのでしょうが、うちの土地は道が狭くてクレーン車が入らないのですね (^^;
正面からではどうやって屋根を作っているのかわからなかったので、見える位置を探して撮影してきました。
整然と並べられた骨組みって、魚の骨っぽいよね…。
そして、5時前には屋根の骨組みが完成しました。わずか1時間の早業です。
まだ屋根を葺く作業があるのかもしれないけど、寒くなってきたのでカメラを回収して帰ります。どうせカメラ位置からだと、屋根の上は写りませんからね。
建築風景の連続撮影
eggyによる撮影 再生時間 2分45秒 実時間 4時間35分
TRV22Kによる撮影 再生時間 1分03秒 実時間 10時間30分
eggyによる撮影のほうが動きが面白いのですが、音がありません。また途中で終わっています。
ビデオカメラ TRV22K による撮影は、動きはイマイチですし、途中でカメラの前に車が止まってしまったりします。でも、(意味があるかどうかはともかく)音が入っていて、建築の最後まで撮影しています。
梱包されたスウェーデンハウス
2階立ち上げの翌日18日、屋根が出来上がったのかどうか見に行きました。
…うわっ、屋根見たかったのにブルーシートで梱包されてるよ。「梱包されたスウェーデンハウス」って、クリストかいっ!
冗談はさておき、あまり職人さんの姿が見えないようです。車が2台あるということは2人はいるのか…。でも、梱包作業をしているのは棟梁1人みたい。もう1人は中で作業中か?
棟梁の手が空くまでまって、中に入る許可をいただきました。今日は1人で作業だそうです。車は? と聞くと、1台はずっと置きっぱなしなのだとか。
まだ階段は出来ていないので、梯子で2階に上がります。そこには幻想的な青い世界が広がっていました。
結局昨日は屋根の骨組みだけで終わったそうで、雨に濡れないように全体をブルーシートで養生しているのだとか。(予報では、この日の夜から雨でした)
2階の部屋を区切る壁も大体出来ていて、間取りがわかります。出来上がりが楽しみです。