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2024-06-23 ネットワーク障害
2024-06-27 回線復活
2024-06-30 OPPO Reno 11 A
2024-07-05 Amazon Music Prime
2024-08-26 VBA
2024-09-18 3D酔い
2024-10-29 Duet 2024
2024-10-29 Duet 2024 追記
6月21日の午前8時1分ごろより、長期にわたりこのページが見られなくなっている。
…と書き出したが、この日記も書いてすぐには見られないだろう。
復旧し、公開されるときの為に書いておくものだ。
当日は金曜日。長男はすでに大学に行っており高校生の長女と中学生の次女は、いつも8時過ぎに家を出る。
この日も、点けていたテレビで7時台の NHK ニュースが終わり、朝ドラに変わったが、興味ないのでチャンネルをテレビ東京に変更した。
時間目安としてのテレビは欲しいのだが、8時を過ぎたら「見たくなるような内容」はダメなので、テレビ東京なのだ。この時間は15分間の「丸ごとCM番組」をやっているが、旅行会社の提供で、ちょっとした旅番組になっている。
で、チャンネルを変えた直後、画面が真っ暗になって「信号がありません」というテレビの警告になった。
テレビのケーブルが抜けたりするとこうなるのだが、今の流れで物理的に抜けるようなことは一切ない。
我が家の立地は、テレビ視聴難地域である。そのため、テレビを見るには CATV に加入しなくてはならない。
これが、昔は地域の CATV 局で料金も安かったのだが、10年くらい前に日本全国で CATV の合併再編が相次ぎ、2回会社が変わって料金もとても高くなった。
その頃、インターネットの光回線を使って地上波・BS 波を配信する、フレッツ光TVというサービスが現れた。
CATV のように豊富なサブチャンネルはないが、我が家に十分だったし、すでにフレッツ光は使用していたので、こちらに乗り換えた。
そういうわけで、テレビ信号が急に途絶えた、という段階で嫌な予感がして、スマホのネット接続を確認した。
家庭内の WiFi ステーションには接続するが、「インターネット接続無し」だった。
子供たちの見送りはまだだったが、仕事部屋に直行し、PC を起動し、ルータの設定を見る。
ネット接続が切れている。再接続ボタンを押しても復旧しない。
電話の受話器を取る。我が家では電話もフレッツ光電話だ。こちらも、「ツー」という、交換局に繋がっているときの音がしない。
ネットの接続が切れてしまう、ということはこれまでもたびたびあった。
でも、その場合もテレビと電話には影響がなかった。同じ線を使用しているが、これらは論理的には分離されたものなのだ。
それが全部まとめてダメになっている、というのは大事だ。
念のため、ONU を再起動。ONU というのは、光回線の信号をイーサネットの電気信号に変換する装置だ。
光モデム、という言われ方もする。モデムとはこの場合適切な言い回しではないが、歴史的経緯でその方が概念を伝えやすいためだ。
そして、テレビの同軸ケーブルと、電話線は、この ONU から出ている。
インターネットは、ONU にルータを接続し、ルータが接続を行う。先ほど「論理的に分離している」と書いたのはそういうことで、ルータのネットが切断状態でも、テレビ・電話が使えるのはこのような仕組みだからだ。
さて、再起動してから点検して気づいたが、ONU のパイロットランプ群のうち、「光回線」のランプが消えている。
つまりは、光回線への接続が切れてしまっている。
すぐに NTT の障害・工事ページなどを見る。特に情報はない。
この地域全体の原因ではなさそうだ、ということになる。
NTT基地局の問題の場合、障害などがあればすぐに告知が出るのだ。
でも、基地局と我が家をつなぐ回線のどこかで問題が起きているのであれば、そのような情報は出ない。
NTT のページから、故障に関する問い合わせをしようとしたところ、我が家の電話番号は「契約がない」と言われて問い合わせできなかった。
これは、インターネットプロバイダとして別の会社を入れているためだ。
以前はNTT の固定電話だったが、番号はそのままに IP 電話に変更し、その管理はプロバイダになっているのだ。テレビも同様。
ネットがないが、スマホを使ってプロバイダの問い合わせ電話番号を調べる。
受け付けは朝 10時からだった。WEB フォームなら 24時間受付なので、詳細な情報を書いて連絡を待つことにする。
僕は普段在宅で仕事をしているが、今日はネットが繋がらず仕事にならない可能性がある。
仕事を受けている会社の連絡用 slack にその旨書いておく。
10時16分に、プロバイダから連絡が来た。
光回線がそもそも繋がっていない、というのは、プロバイダ側の作業ではないので、NTTへの依頼となる、という丁寧な謝罪と、了承してもらえれば電話番号を NTT に伝え、折り返し電話させる、という案内だった。
当然了承する。
10時50分に、NTT から連絡が来た。
光回線のランプが付かないというのは、ONU 端末の故障が考えられる、とのこと。
しばらく前に ONU 故障して、交換したばかりなんですけどね…
と伝えたところ、最近だと思っていた僕の記憶がいい加減で、1年半前だった。NTT 側でちゃんと記録に残っているの素晴らしい。
しかし、工事担当者を手配して回線から確認すると、来週火曜日になるという。
機器交換であれば、すぐに発送して明日には到着する、とのことで、NTT の人も ONU 端末の故障の可能性が高いとみているようだったし、交換を選択する。
この日は仕事にならなかったので、普段忙しくてできていなかった家事をやった。
・壊れかけていたテレビリモコンを、分解して修理。導電性ペイントをゴムボタンの裏に塗ったら快適。
・動作が重くなっていたミシン、以前妻に相談されてすっかり忘れていた。オーバーホールの手配完了。
・捨てようと思っていた古いパソコン。入る箱を用意して、詰められるものは詰め、まだ動くものは HDD 完全消去。
・古い子供服や子供のおもちゃなど、ブックオフに売るつもりでまとめる。
ネットもテレビも使えない、というのは苦痛。デジタルデトックス! なんて冗談めかして言ってみるが、そんなもの糞くらえだ!
現代社会において、ネットが繋がっていないのは生活に支障をきたすレベルの災害だ。
溜まっていた家事の中には、ネットで調査が必要なものもあったが、それらはこなせていない。
せっかく時間があっても、家事すらできないのだ
しかし、やることがないので早めに夕食の支度をして、日が沈む前に食べた。
この日は夏至だったから、部屋の電気を点けずにろうそくをともして夕食にしたのだ。
…なんか、電話もネットも止まった上、電気まで止められた生活、みたいになった。
翌日。
長男は大学の課題がネットで調査して、ネットで提出らしいのだが、できない。
土曜日だが大学の講義はあるのだが、家のパソコンを持って行って大学でやることにした。申し訳ない。
早くONU 交換機機が届かないかな…と待ち続けるが、11時過ぎにやっと届いた。
早速交換し、状況が変わらないことを確認する。機械の故障はないだろうと思っていたが、やっぱり違うと確認できた。
すぐにプロバイダに連絡。電話をかけたら「この電話からは受け付けられません」と言われた。固定電話用の番号が公開されていて、携帯からかける場合は別番号のようだ。
調べると、いろいろな部署ごとにたくさんの番号が出てきた。どれが適切かわからんので、面倒になってまた WEB フォームを使う。
昨日相談したこと、状況が絞り込まれてNTTの工事が必要なこと、NTTから直接折り返し電話で構わないことを書いた。その方が速いだろうから。
でも、13時14分にプロバイダから連絡あり。まぁ、必ず確認してからでないとダメだとか、規則があるのだろう。
NTT の回線工事が必要そうなので、NTT から折り返し電話させる、というやり取り。
どうしよう。回線の復旧は非常に重要な課題だが、家の買い物にも行かないと食材が少ないのだ。
それに、昨日まとめた不用品も、ブックオフに売りに行きたい。
出掛けることにする。運転中に電話がかかってくると厄介なので、運転は妻にしてもらうことにした。
そしたら、近所のブックオフの駐車場についたところで、NTT から電話あり。
工事しかない、とわかっているので、日程調整のみ。最速で木曜日だというので、それで頼む。
最初から工事を頼むのに比べ、2日も伸びてしまった。
さて、不用品を持ち込んだが、査定に 40分かかるという。
その間に妻は買い物に行き、僕は床屋に行きたかったので QBHouse へ。
思ったより込んでいたので、待ち時間の間に対策を調べる。
木曜日に工事だと、月火水の3日間仕事にならない。詳細には語らないが、3日間仕事しないと、10万円を超える損失になる。
近所のコワーキングスペースを検索してみる。ネット接続ができる、仕事をしてもかまわない場所だね。
共用エリアなら、1日滞在しても1000円、とかあるのだが、そういうわけにいかない。
仕事中は頻繁に電話連絡もするし、機密情報も扱うので、個室でないといけないのだ。
個室は高くて、一日の作業時間8時間、昼休み1時間を入れて9時間使うと、5千円くらいかかる。
3日で1万5千円だ。
それでいて、家で作業するよりは不便だろう。
ならば、と別のネット回線を一時的に使う方法を模索する。
回線工事が必要なものは、もちろん今すぐにとはいかない。でも、WiMax 等であればどこででもすぐに使えるのだ。
UQ WiMax なら、1か月5千円からだった。機材が必要だが、Web申し込みなら機材無料だという。
しかし、この時は時間が足りずに詳細を確認できなかった。
妻と合流。調べたことを伝え、お金はかかっても WiMax 導入はどうだろうと相談。
妻としては技術はわからないし、仕事に必要ならいいんじゃないかとのこと。
ここで選択肢が二つ。WEB 申し込みできるようなので、今すぐ家に帰って詳細を調べて申し込む。
これだと、機材が届くのは翌日、日曜日。
近所の電気店に行って、UQ WiMax の申し込みができないか確認する。
これなら、その場で機材が持ち帰れるだろうが、お店に置いてある保証はないので探し回らないといけない。
すでに買い物した後で荷物が重かったが、近くの電気屋まで歩いてみることにした。
そこで見つからなければ帰る、でもいいだろう。
ヤマダ電機。スマホコーナーの片隅に、UQ WiMax のコーナーがあった。
専門の人が相談に乗ってくれて、3日間だけ使う、ということであれば、楽天の同様サービスの方が良いかもしれない、と提案してくれた。
僕としては、1か月間の契約で構わなかったのだが、UQ WiMax では日割り計算ができるという。
この場合、使用料金は安くなるが、端末代金が3万円近い。
楽天なら、短期間でも端末料金は無料だそうだ。ただし、通信速度は少し遅め。
僕としては、コワーキングスペースの個室3日分である、1万5千円程度を予算として考えていた。
同じ値段なら、家で仕事をした方が快適だからだ。
そう伝えると、ちょっと計算してきますと言って、担当者が少し離席した。
本部と相談して、2か月使ってくれるのであれば端末代金は無料でよいという。
2か月というのは、今月を含む。そして、今月は、残り期間の日割りでよい。
7月は完全に使ってもらって、8月1日に解約してよい。8月1日は日割り料金がかかるが、実質的には1か月ちょっとしか使わないので非常に安くなる。
即決。
端末は、家に据え置くルータタイプと、持ち歩けるポケットタイプがあった。
ルータの方が電波が強いようだが、ポケットにする。回線が復旧したら、誰かが持ち歩いて屋外で使っても良い。
そうすれば、スマホのパケット使わないからね。
家に帰り、設定。
設定なしでもそのままネット接続できるのだが、現在家にある WiFi ステーションの1つと同じ設定にして、ステーションは電源を切った。
これで、家族のスマホなどは設定を変えないまま、外部に接続できるようになる。
設定したころ、長男から連絡が来た。
課題が終わらなかったので、明日は日曜だけど大学に行って続きをやらないとー、と落ち込んでいる内容だった。
応急処置だが、家のネットを復活させたと伝えたら喜んでいた。大学まで片道1時間半かかるので、行かないでよいというのは非常に大きい。
現状、ネットが完全復活したわけではないので、いくらか問題がある。
WiMax 端末でネットにはつながるが、これでは家の中のネットワークは使えない。
プリンタなどは家のネットワークにつながっているので、プリンタを使いたいときは別の WiFi ステーションに接続して家庭内 LAN を使う必要がある。
ちょっと不便だけど、使えないよりはるかに良い。
そして、家の中にある公開用 WEB サーバも、当然ながら公開できない状態が続く。
今この日記を書いているサーバの事だな。
だから、この日記が公開されるのは、ネットが復旧した後になる。
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別年同日の日記
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本日10時30分ごろ、無事ネット回線復活。
不通期間、6日間とちょっとですね。長かった。
工事担当者が家の前の電柱のあたりをいろいろ調べていて治ったのですが、
「原因、リスですね。
最初はカラスかと思ったのですが、あれはリスの齧り跡です。」
とのこと。断言できるくらい見慣れている、ということが面白い…
いや、面白くは無いな。自然の脅威は仕方がないとはいえ、リスに齧られないケーブル皮膜を研究してほしい。
西日本では、「クマゼミに産卵されないケーブル」を開発しているのだから。
あと、ENIAC も開発中に、「ネズミに齧られにくいケーブル」の確認作業とかしているんだよね。
あれ、当時としては最大級にケーブルを引き回す機械のプロジェクトだったから、ネズミに齧られることを想定して対策していた。
(自分の書いた ENIAC のページを確認したが、このエピソードは書いてなかったようだ。ページ書いたときの参考文献には書かれていた)
ともあれ、ページも復活ですし、メールも届かなくなっていたの復活です。
家庭内 LAN に繋がっていたプリンタも使える。
(緊急で、WiMax でネットをできるようにしていたが、これは家庭内 LAN にはつながらないため、プリンタが使えなくなっていた)
町内会の仕事が、メールもプリンタも使えないので滞っていたのだよね。
すぐやらないと。
2024.6.28追記
6日も通信ができなかったので、プロバイダに損害賠償について問い合わせてみた。
一応、プロバイダの規約では、24時間以上サービスが提供できなかった場合は、損害賠償するとなっているためだ。
NTT 回線はプロバイダの持ち分ではないが、プロバイダが NTT から借り上げてリセールする形になっているため、僕から見れば「プロバイダの責任」となることに留意。
先ほど回答が来た。
規約の別の個所には、「自然災害などの場合は除外する」規定がある、とのこと。
リスが齧った、というのはまさに自然による災害であり、こちらの規定を適用するため、損害賠償は行わないとのこと。
まぁ、それは仕方がないか。
自分でも損害賠償を期待していたわけではなく、規約にあったからどうなっているかな、という興味で問い合わせてみた程度なので、納得いく理由の回答が得られたという点で満足。
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Amazon Music Prime【日記 24/07/05】
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
スマホを買い替えた。
6月27日発売になったばかりの、OPPO Reno 11A。
予約していて、発売日翌日に届いた。
簡単に乗り換え…とはいかなかった。
まぁ、昔に比べれば乗り換えやすくはなったよね。
古い機種と USB ケーブルで接続したら、だいたいの移行作業はやってくれる。
アプリによっては設定も移行してくれるが、アプリによっては移行してくれない。
なので、移行できなかったアプリは個別に設定が必要で、今はこの作業を少しづつやっている。
以前の機種は、Huawei P30。
あ、今日記見たら、これ以前のスマホは2年ごとに買い替えていて、高価なものなので3年は使いたいのだが、と書いているな。
今回、はからずも5年での買い替えとなる。長持ちした。
こんなに長く使った理由は、Huawei の後継機種が無くなってしまったためだ。
あと、P30 が5年も前の機種でありながら、今でも遜色なく使えてしまうくらいに良い機能を持っていた、というものある。
後継機種がなくなった理由については、P30 を買う少し前に日記に記しているな。
アメリカ(トランプ大統領期)が、政治的な理由で Huawei を敵とみなした。
当時は携帯電話の 5G 基地局の整備期だったのだが、日本・アメリカが開発した方式と、Huawei が独自に開発した方式が競っていたのだ。
そして、Huawei 方式の方が「現実的」だった。速度が少し遅いが、カバー範囲が非常に広いのだ。
日本・アメリカ方式は、速度は速いが、カバー範囲が狭い。アンテナを大量に増設する必要があった。
そのため、ヨーロッパでは Huawei方式の導入に傾いていた時期だ。
また同時に、スマホ市場でも強さを見せ始めていた。
それまでは、iPhone は使いやすいが高価、というイメージが定着していた。
実際のところ、できることの守備範囲は違えどそれほど変わらない、という感じだったのだが、iPhone の方が細かな部分まで見た目を気にした設計になっていたのは事実だ。
ところで、Android はオープンソースで開発されている。誰もが開発に協力できるし、誰が使っても構わない。
そこで、Huawei は自社の開発リソースを使って、Android の悪いところを徹底的に改良した。
まずは、改良したものを自社製品で実験する。そこで問題がなければ、オープンソースとして開発の本流に反映する。
実際、その頃の Huawei 製品は、臆面もなく iPhone を真似していた。
しかし、独自の機能も次々と考案しており、後に iPhone が真似したものも多い。
分かりやすいところでは、複数のカメラ搭載だ。用途を変えたカメラをいくつか搭載し、同時に撮影した後に、ソフトウェアで合成する。
これによって撮像素子の解像度以上の高解像度にしたり、被写界深度を作り出せたり、HDR撮影が出来たりする。
Huawei が Honor 6Plus で最初に試みた技術だ。カメラがいくつもついているのが「不格好」だと悪口を言うものもいたが、すぐに iPhone が真似して以降は、誰もこの方法を悪く言わなくなった。
これにより、Huawei はスマホの世界で大きなシェアを持つ。
それまでは、OS シェアでは Android が過半数を占めるが、スマホ単体では iPhone が一番売れていた。
また、Andoroid 勢のトップシェアは韓国の Sumsung で、アメリカの同盟国だった。
この勢力図を一気に書き換え、スマホ単体でも Huawei が一番売れている状態を作ったのだ。
5G の電波方式と、スマホ端末。ついでに言うと、ネットワークサーバ機器の分野でも Huawei は強さを見せていた。
携帯電話のネットワークを、全部1つの、しかも「仮想敵国」の企業に抑えられかねない。
これは、アメリカにとって、経済並びに安全保障上の危機だった。
そこで、アメリカは Huawei に難癖をつけた。ほとんど言いがかりに近いものだったが、アメリカのごり押しはほかの国も聞かざるを得ない。
ヨーロッパでは Huawei のネットワーク機器の購入を諦めた。電波形式も、日本・アメリカ式を選択するということになる。
Android はオープンソースなので、Huawei に使うなとは言えない。
しかし、Android 上に当然搭載される「Google のアプリ群」は、Google のものだ。
政府は Google に圧力をかけ、Huawei との契約を打ち切らせた。これで、Huawei は Google のアプリ群を使えなくなり、事実上 Android 端末を作れなくなった。
もっとも、OS 部分は今でも使っていて、Google のアプリ群に相当するものも自社で開発している。
中国国内に限れば、一度シェアを落としたが再度トップシェアを取っている。
ともかく、これにより Huawei は Android の世界から突如として消えた。
OS の改良を積極的に行い、高性能の端末を安く販売していた業界の雄が、急にいなくなったのだ。
群雄割拠の時代が訪れた。
Huaweiが強みを見せたのは、ミドルレンジと言われる「中価格帯」の携帯電話だ。
高級機種と「同じくらい」の性能を搭載しながら、値段は中価格帯、という感じで、トップシェアを取るのも当然だった。
(あくまでも「同じくらい」であり、高級機種とはやはり違う。
でも、必要とされる機能の取捨選択が上手くて、高級機種に負けている機能の多くが、多くの人にとっては「なくても良い」と思わせる部分だったのだ。)
Huawei のいなくなった後、中価格帯にいくつかのメーカーが乗り出した。
韓国の Sumsung と、台湾の Asus は、ともにかつては安い機種を発売していた。
その後、どちらも Huawei との競争を避け、高級端末にシフトしていた。中価格帯ではない。
しかし、Huawei からの乗り換えを考えたときに、買い替えたのに性能が落ちた、ということが無いようにするには、考慮の対象になるメーカーだった。
Xiaomi と OPPO は、Huawei と同じ中国のメーカーだ。
Xiaomi は高級路線、OPPO は安売り路線だった。
Xiaomi は、新しいブランド Redmi を立ち上げて、中価格帯も作り始めた。
OPPO は、少し価格を上げて中価格帯に移行し、その分性能を上げるようにした。
しかし、どちらも Huawei の作っていた端末に比べると、値段の割に性能がいまひとつ、という印象だった。
Google は、Pixel ブランドを立ち上げた。
OS 自体を作っている会社が、本体も作り始めた、という形だ。
実のところ、Android の初期には Google もスマホを作っていた。
その頃は Nexus ブランドで、Sumsung や Asus の OEM だった。
Android の普及の為に、安い端末を Google の補助付きで販売する、という感じだったと思っていい。
同時に、開発の為に具体的な機種を必要とした、という事情もあっただろう。
Pixel は、すでに成熟した市場に、再度 Google が参入した、という側面が強い。
Google は Android の「ソフトウェア」を開発しているとはいえ、ハードウェアとしては新参者だ。
だから、何とかして魅力的な機能で目を引かなくてはならない。
結局、開発コストがかさむようだ。
Pixel は、当初は中価格帯から始まったが、徐々に高価格帯に移行した。
さらにその後、高価格帯で機種を発売した後に、その廉価版を出す形で中価格帯にも供給する、というスタイルが定着した。
しかし、この廉価版が…なんともバランスが悪いように思える。
高価格帯機種と同じ、独自開発のチップセットを使うなど頑張っているのだが、独自開発とは「スケールメリットによるコスト軽減ができない」ということでもある。
結果として、派手な独自機能部分は性能が良いが、基本機能部分で値段の割に性能が低い、というような感じなのだ。
とはいえ、OS 開発している Google が提供しているので、Android の最新版を使える、というのは、マニアなら大きなメリット。
Huawei が「本流に新機能を提供する前に、自社の端末に搭載して試していた」のと同じような感じだ。
モトローラは、スマホ以前の携帯電話の時代には、ヨーロッパで人気のあったメーカーだ。
しかし、スマホ時代になってからすっかり影をひそめてしまった。
しかし、最近になって中価格帯の悪くない製品を作り出している。
悪くない、というだけで、どうも精彩を欠くものではあるのだが。
さて、以上のような群雄割拠の中で、毎年状況が揺れ動くような感じだったのだが、やっと固まりつつあるかな、と感じている。
コストパフォーマンスでは、中価格帯は OPPO か Pixel か、という感じになりつつある。
(OPPO の知名度は国内ではまだ低く、シェアは依然としてあまりとれていないが)
それで、今回 OPPO を買うことにしたのだった。
かつての Huawei と同じような、値段が安いのに高価格帯と「同じくらい」の性能を持っているように思う。
そして、購入してみないと判らないことも分かった。
Huawei はアメリカからにらまれて市場から消えた。
その後、あわてて Google アプリ相当の機能を自前で用意したが、時間がかかってしまった。
OPPO は、すでに自前のアプリを十分に用意し始めている。
性能の良い機械を作って市場で存在感を示せば、同じ道をたどるかもしれないという危機感があるのだろう。
えーと、使いもしないアプリが大量に入っていて邪魔、という意味です(笑)
システムアプリ扱いで消せないので、隅の方の見えないところに寄せておきましょう。
あと、これは発売直後だからだと思うのだけど、細かなバグがいろいろと残っているようだ。
インカメラはディスプレイの中に穴をあけるように存在していて、表示の際にはこのインカメラの部分に重要な表示が来ないように設定できる…
のだけど、設定してもアプリに無視されている。
具体的には、「どうぶつの森ポケット」(通称ポケ森)で、持っているチケット表示が、OS 側の設定をどうやってもカメラの穴で隠されてしまい、見えない。
今朝、早くも OS アップデートがあったが、この現象は治らなかった。
そのうち修正されると期待しよう。
翌日追記
最後に書いてある話、僕の設定が悪かっただけだった。
カメラ部分の表示について、「自動」「カメラ表示」「カメラ非表示」があって、カメラ非表示にしないといけなかったのだが、カメラ表示にしていた。(初期設定は「自動」)
設定項目の名前がわかりにくいんじゃ…
というわけで、この件に関してはバグではなかった。謝罪。
(でも、他にバグっぽい動作はまだ残っている)
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別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
我が家はアマゾンに結構依存している。
ゆえに、アマゾンプライム会員である。
まずは、通販だった。
うちのあたり、結構田舎でして。家の窓から田んぼ見えるし。ホタル出るし。
なので、買い物する場所も少ない。通販って便利なのよ。
初期のアマゾンプライムは、「送料が無料になるサービス」だった。
少なくとも週1回、多い時は月 10回くらい注文していたので、プライムは良いサービスだった。
その後、せっかくプライム会員なのだからと、FireStick を購入してテレビでアマゾンプライムビデオを見られるようにした。
もう、毎日のように使っている。これがないと生活が成り立たない。
先日、家の回線が故障でテレビが見られなくなった時も、ひとまず WiMax を契約してネットを復旧させてプライムビデオが見られる状況になった時に安堵した。
(NHK plus とか TVer も使えるから、これでテレビは見られるのだ。リアルタイム視聴できないけど)
Kindle は、妻がいろいろ本を読みたい、という意向で、Prime だけでなく Unlimited も契約している。
でも、以前はかなり読んでいたが、最近は割に合っているのか不明。
まぁ、時々使っているし、悪くはないのだけど。
で、今回の話は Amazon Music。
以前は使っていたのだけど、ある時に「改悪」されて使わなくなっていた。
それがいつの間にか改善されて、また使えるサービスになっていた、という話だ。
以前は、Prime 会員が好きなようにストリーミングで音楽を聴けるサービスだった。
ただし、曲数 200万曲は明らかに少なく、「プライム会員向けのおまけ」という感じだった。
それでも、なにか BGM が欲しい時…我が家では、クリスマスや正月に、家族で集まって食事をするときに使っていた。
「クリスマスの曲」とか、「正月の曲」で検索をかけて、適当に音楽を流してもらうのだ。
これが、2022年11月に、大幅リニューアルされた。
曲数が1億曲に増加。
その代償として、アルバム単位でしか曲を選べなくなった。
アルバム内の曲を「曲順をシャッフルして」再生できる。スキップは不可なので、全部聞かないと好きな曲が出てこない。
また、ストリーミング再生専用になり、ダウンロードしてオフラインで聞くことができなくなった。
もちろん、機能がなくなったわけではなく、別途料金が必要な「unlimited」の機能となったのだ。
これが、恐ろしく使い勝手が悪かった。我が家では使わなくなった。
お金を払ってまで音楽を聴きたいわけではない。
とはいえ、音楽を聴かないわけでもない。
CD はそれなりにある。昔のと、子供向けのものばかりだけど。
現状では、車のオーディオで MP3 化した音楽を聴くことは多い。
CD からMP3 化したものもあるし、子供が保育園・小学生だったころに、好きだったアニメや子供番組からエアチェックした OP / ED などが多い。
長男が未就学のころに、好きなアニメの CD を買ったことがあったのだ。
喜ぶだろうと思って買ったのだが、これがあまり喜ばない。テレビの主題歌とちがって「フルバージョン」のためだ。
普段見慣れているテレビの主題歌は、短く編集されたショートバージョン。そして、子供は馴染んだものを好むのだ。
これに気づいて、CD の購入はせず、エアチェックするようになった。
面倒なのだけど、そのほうが子供が喜ぶのだもの。
こうしてとりためた音楽がけっこう沢山ある。
しかし、子供の成長とともにこれらは聞かなくなった…
と思っていたのだけど、半年くらい前に次女が「懐かしいので聞きたい」と言い出し、塾の送迎の際に聞いていた。
しかし、さすがに半年聞くと飽きた。
別の曲を聞きたい、と言われたのだが、最近の曲をあらためてエアチェックするのは面倒。
CD 買ってくれば MP3 化して聞けるようにできるが、自分のお小遣いで買いな、と次女に言ったら、そこまでしようとは思わないらしい。
ところで、先日アマゾンからダイレクトメールが来た。
いまなら Amazon Music Unlimited が5か月間無料、という宣伝だ。
無料期間中に契約解除しても構わない。
無料期間、というのは聞こえは良いが、重要なのは使い続けたときの金額だ。結構高い。
すでにプライム会員料金も値上がりして、当初の倍になっている。これ以上 Amazon にお金を払うつもりは、あまりない。
(必要ならするけど)
…と思いつつ、このダイレクトメールがきっかけで、久しぶりに Amazon Music のアプリを起動した。
そうしたら、いつの間にか機能が変わっている。
自分のプレイリストを作れるらしい。
そして、そのプレイリストに限っては、好きな順で曲が聞けるしスキップなども自由自在なのだ。
説明を読むと、プレイリストは 50曲まで、とある。
ただし、「リスト」なので、1曲だけいれる、とかはダメ。15曲以上入れたときにオンデマンド…好きな曲を聞ける機能が使えるようになる。オフラインでも聞ける。
え、僕的にはこれで十分な機能なんだけど。
よくわからないけど、昔好きだった曲…主にラジオで聞いていたので、今聞きたくても聞けない曲を集めたリストを作ってみた。
15曲以上入れた時点で、オンデマンド設定ができた。好きな時に好きな曲を聞ける。悪くない。
この機能について、使い方の詳細を調べたがよくわからない。Amazon のマニュアルがとても分かりにくいのだ。
プレイリストは2つまで、と書かれているのだが、新しいプレイリストを作る、とやったら3つ作れてしまった。
意味が分からないままに情報を集め、やっと納得。
つまりは、以下のようになっている。
・プレイリスト自体は、いくつでも作れる。1つのリストは 50曲まで。
・プレイリストは、基本的に以前と同じ、シャッフル再生。
しかし、「2つだけ」オンデマンド再生にするように設定できる。
・この設定は、1度変更すると1週間は固定される。
だから、最大 100曲は好きな時に聞くことができて、それ以外のプレイリストも、シャッフル再生なら聞ける。
我が家的には、自分で MP3 まとめてた時も、「季節の曲」のセットをいくつか作って、季節ごとに聞く曲を入れ替えていた感じだ。
だから、1週間待てば変更できるのであれば、十分な気がする。
ついでに、この機能は2023 年の10月に追加された、という情報も得た。
2022年11月の「改悪」はものすごくニュースになったのに、この改善はあまりニュースにならなかった。
すでに使用者が激減していて、話題性がなかったということか。
というか、2022年のリンク先と、2023年のリンク先見てくれ。
2022 年のリンクは、Amazon がプレスリリースを出したものにリンクしている。
2023 年のリンクは、変更翌日にニュースサイトの記者が書いたレビューだ。プレスリリースを探したがなかった。
実の所、Amazon がプレイリストの改良を公式に記事にしたのは、2024年7月1日のようだ。つい最近じゃんよ。
道理で、プレイリストの使い方などの記事を探してもなかなか見つからないわけだ。
中には、今年になってから書かれた Amazon Music についての記事で、「prime 版ではシャッフル再生しかできない」と堂々と書いているものもあった。(それも、1つではない。自分で試さないコピペ記事のなんと多い事か)
「1億曲に対応」は大きな変化だけど、「プレイリストが作れるようになった」は、プレスリリース出すほどの変化ではない、ということか。
すごく使いやすくなっているし、もっと宣伝して良いと思うのだけどな。
早速、今の MP3 のリストは飽きた、と言っている次女に、聞きたい曲を聞いてみた。
最近熱心に見ているアニメの曲をリクエストされたので、聞けるようにしたら大喜びされた。結局アニメか。
車のオーディオで MP3 を聞くのと違い、スマホと Bluetooth 接続して聞く形なので、多少の使いづらさはある。接続が遅い、とか、スマホ側でもアプリ起動しないといけない、とか、些細な問題だけど。
今の車を購入する前は、スマホのイヤホンジャックからカーオーディオに繋げていたのだ。それを考えると、Bluetooth でも十分に恵まれている。
使い始めたばかりだけど、なかなか便利に使えそうだ。
別年同日の日記
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VBA って、そろそろ MS-Office 製品から廃止されるらしいよ。
…と、そんな話も知っているのだが、今更 Excel で VBA を勉強し始めた。
どうしても、というわけではないが、使う必要があったのだ。
町内会で、毎年敬老の日に、ある程度の高齢者にお祝いの品を出す。
また、地域の団体からも、特定年齢の方にお祝い金が出る。
そして、町内のお年寄りの数は結構いるので、お祝いの品は、各地域の組長さんに配ってもらう。
ただし、お祝い金が出る場合は、責任問題もあるので町内会の評議員が直接渡しに行く。
ここで、評議員は担当組をいくつか持っており、お祝い金を渡しに行くのは、担当の組の方になる。
さて、ここで、町内のお年寄りをリスト化し、このリストを元に、各組ごとにお祝い品を渡す該当者リストを作り、それとは別に、評議員ごとのお祝い金を渡す該当者リストを作らないとならない。
また、評議員ごとには、その担当する各組に何人づつお祝いの品を渡す該当者がいるかのリストも必要になる。
各組長さんに依頼するのは、評議員だからだ。
簡単にまとめると、
・高齢者のリスト
・各評議員が、担当する組に、各何人のお祝い品該当者がいるかのリスト。
また、各評議員が直接お祝い金を渡す人のリスト。
・各組の組長さんがお祝いの品を渡す該当者のリスト。
の3つのリストを作る必要がある。
ここで、高齢者のリストは手作業で作るよりほかないのだが、それ以外のリストは、このリストから転記して作れる内容だ。
ただ、転記の規則が非常にややこしく、今までは手作業で転記作業が行われていた。
僕は昨年からこの作業の担当になり、昨年は作業フローがわかってなかったこともあり手作業で転記した。
しかし、非常に面倒くさい。転記だけで3日くらいの作業になるのだ。
(毎日夜2時間程度しか作業できない前提だけど)
転記だけならコンピューターにやらすのがよかろう。
そもそも、普通の Excel の式で書けるんじゃないか?
…と思ってやってみたが、とても無理だった。
書けないわけではないのだが、気が遠くなるほど処理が遅いのだ。
250名ほどのリストの中から、60ほどの組に対して、年齢も考慮しながら適切に抜き出してリスト化する、というのを、通常のエクセル式だけで作成すると、関係性が非常に複雑になる。
作れるのだが、そのすべてを解決するのが無茶苦茶遅い。
2組分のリストを生成する式を作ってみたところで、処理があまりに遅いので断念した。
というわけで、VBA なのだ。
将来的に Python に置き換わっていくことは知っている。でも、将来の話ではなく、今すぐ使える必要があるのだ。
あと、自分のマシンの Excel なら最新版にするのも簡単だが、町内会のご老人が使っているマシンでも開けるファイルである必要がある。
そのためには、古い VBA が有用なのだ。
最初はコツがわからず、エラーが出てもそのエラーの解消方法がわからない。
そもそも、VBA のエラーメッセージ、数ある言語のエラーの中でも不親切な部類に入ると思う。
エラーメッセージなんて、みんな不親切なもので大差ないのだけど、「どこで」エラーになったのかがわかりにくいのだ。
エラーが出た行しか教えてくれないが、Excel VBA はオブジェクトチェインが結構重要になる構造なので、1行が長くなる。
長い行のどこかでエラー、と分かっても、どこでエラーになっているかわからず、その箇所の特定から始めないといけない。
しかし、3日も使っていると(これも、1日2時間程度の夜の作業)、さすがに慣れた。
VBA は Microsoft BASIC の流れを汲むものなので、昔取った杵柄である程度勘が利く。
そんなわけで、渡したい組長さん、評議員さんに対する書面のテンプレートを用意すると、それを必要なだけコピーして、その中に集計された高齢者のリストを適切に挿入しつつ、家族・世帯を考慮する形に枠線で囲むところまでやってくれるスクリプトが完成しつつある。
…まだ「完成しつつ」だ。完成してはいない。
組ごとのリストはできていて、評議員さん別のリストを作る部分が半分できている。
まぁ、あと2日くらいの作業で完成かな。
先に書いたが、手作業でやると3日くらい。
しかし、プログラムを組むのに、2週間くらいかかっている。
ただ、これができれば来年からは簡単になる。
ボタンを押せば、3分程度で集計を終わらせてくれるから。
まぁ、実用の為に作ったというより、自動化する過程がパズルのようで面白い、という趣味プログラムの領域ですね…
ちなみに、普段仕事で Excel シートを生成するようなこともやっているが、これは Excel VBA ではなくて、サーバ上の Javascipt (node.js) で書いているので慣れたもんです。
別年同日の日記
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今月まだ日記を書いてなかった、と気づいたので、何か書いておこう。
いや、忙しくて大した話もなくてネタがないのだ。
書いてなかったのはそれが理由。
先月末に書いたが、町内会の仕事で福祉厚生関連をやっているために、敬老の日の諸々を任されている。
9月頭から先日まで、それに時間をとられ過ぎていた、というのは理由の一つ。
他に、9月頭には町内にある神社の祭りがあって手伝いをしたし、敬老の日が区切りがついたところで、今度は隣町の大病院から「健康セミナーをやりたい」という打診があったので対応していた。
これも福祉厚生だからだ。
大病院は厚生労働省から「地域住民を健康にするための活動をする」ことが義務付けられているようで、実績報告が必要らしい。
隣町、と書いたが、隣の市でもある。すぐ近くなのに市境を挟んでいるので、こちら側では活動していなかった。
でも、実際近いので患者さんには、話が町の人が結構いるらしい。そこで健康セミナーを、という話になったのだ。
まぁ、これは何度かメールのやり取りをして、町内で調整をして、実際に対面での打ち合わせを行って、具体的なスケジュールの為にまたメールのやり取りをしている最中…という感じ。
そんなこんなで、最近の休日は、平日以上に忙しい。
先週末は3連休で、やっと1日フリーになった、という感じ。久しぶりの休みだった。
で、今回の表題。
Nintendo Switch で、Portal 1・2 のセットが安売りしていた。
単品販売もあるようだが、セットで単品より安い大安売り。
Portal というゲームは 17年も前のゲームだが、当時のゲーム賞を総なめにしていた。
でも、僕は当時これを遊べるゲーム機を持っていなかったし、そもそも一人称視点のゲームが苦手なので遊んでなかった。
しかし興味はあったし、安いのだからと購入。
購入しただけでしばらく起動もできず。
先週末の日曜日に、いつも通り早く目が覚めたが、特に家人を起こす必要もないので遊んでみることにした。
ところが、2時間ほどプレイしていると気持ちが悪くなってきた。
早起きしたから寝不足かな…と、しばらく仮眠したら治った。
(この日はその後、敬老の日のお祝の品の配布などで忙しかった)
翌日、休日の月曜日、また続きを遊ぶ。
2時間ほど遊んでいたら気持ち悪くなってきた。
あ、これ、3D酔いか、とこの時点でやっと気づく。
3Dゲームでも、三人称視点だとあまり酔わない。苦手で一人称ゲームをほとんど遊ばないので、自分が3D酔いするとは知らなかった。
この後、長男が「遊んでみる」と言って、6時間くらい一気に遊んでクリアしてしまった。
僕はこの時点で4時間ほどのプレイで、あと2時間ほどで最終ボスだ、とは分かった。
次回クリアできるかな…それとも、気持ち悪くなってボスにあったところでセーブして終了かな、というところ。
長男は3D酔いしないようで、さすが今の子ですね。
(長男は一人称ゲームも遊び慣れている)
別年同日の日記
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Lenovo Chromebook Ideapad Duet (2024) を購入した。
以前使用していた初代 Duetは、まだ使い続けていたが、去年末頃から内部の電池が膨れ、内部から押されて液晶パネルが浮いてしまっていた。
特にこの半年は内部が見えるほど大きく表面が剥がれてきており、持ち運ぶことに危険を感じていた。
今年の春には、ライバルである Asus から類似の機種の新型が発売になっていた。
そちらに乗り換えるかな…とも思っていたのだが、今年の夏頃には新しい Duet の噂が聞かれ始めた。
初代 Duet から2代目 Duet の発売間隔は2年。2代目は夏の発表だった。
今回は3代目に当たるのだが、2代目から2年。夏にでも後継機が発表されるのではないか、という噂だった。
実際、ショーなどには後継機の展示があったようだ。こうした「確かな情報」が入り始めたのが8月下旬。
もう実機ができているのだからすぐにでも発表だろう、という噂が出ていたし、まだ発売されていないのにオンラインマニュアルが準備されているのが発見されたりもした。
9月にヨーロッパでショーがあるのでそこで発表されるのではないか、という噂も出たが、このショーでの発表はなかったようだ。
10月に入り、アメリカでは10月下旬発売と決まって Amazon での予約が始まった。日本での時期公表などはなし。
これが、先週頭に急に「週末発売」と発表になり Amazon での予約が始まった。
すぐに予約して、昨日、週明けの月曜日に到着したところ。
まだ半日しか使っていないが、いまファーストインプレッションを書いてみている。
最初の印象は、Duet の良さが何も変わっていないことへの安堵だった。
Duet はバランスの良い機械で、持ち運ぶのに便利な小ささと、パソコンとしての使用に耐えうるディスプレイ・キーボードの大きさを兼ね備えている。
実際、この文章は Duet 2024 で書いてみているが、快適に作業できている。
3代目は、初代に比べてわずかに幅が広くなっている。ディスプレイも 10.1inch から 10.95inch に大きくなったが、キーボードがわずかに広がったのが、文字を打っていて快適だ。
(初代にも文句があったわけではないのだが)
キーボードは、以前よりもクリック感のあるものになった。初代だって、非常に薄いキーボードなのに打鍵感が良い、と話題になったのだが、それがさらに良くなっている。
背面のキックスタンドについても書いておこう。Duet は着脱可能キーボードを持つPCだが、キーボードが着脱可能なので、通常のノート PC のように、ヒンジで画面部分を支えることができない。
そこで、背面に磁石で着脱可能なキックスタンドを持ち、必要な時に本体を支えられるようになっている。
初代のキックスタンドは、画面を横にした状態で支えられるように作られており、実は2代目もそうだった。
これに対して、先に書いたライバルの Asus 機種は、縦にも横にもキックスタンドを出せる、特殊なヒンジ構造を持っていた。
(…初代機種は。今確認したら、現行機種は横置きだけになったようだ。特殊ヒンジには何か問題があったのかもしれない。)
さて、3代目は、縦にも横にも置けるようになった。「ヒンジが微妙に斜め」というシンプルな発想によって。
複雑なヒンジ構造にするより、シンプルな構造のほうが好ましいだろう。斜めになることで、若干立てたときに不安定になっているのだが、立てながら激しく画面をタップするような使い方でなければ問題はないだろう。
ゲームなどで遊ぶ際には手で持つだろうし。
キーボードは画面を横にしているときしか接続できないので、縦画面にするのはタブレットとして使うときに限られる。
まぁ、縦画面で使うという時点で Android アプリの使用等だろうから、キーボードは不要だと思う。
ハード的な UI としては、初代とスイッチや USB の位置が大きく変わっている。
初代は、右側面に電源ボタンと音量大小が3つ並んでいた。時々音量を変えようとして間違えて電源ボタンを押してしまったりする。
おそらくこれを防ぐため、電源は左側面一番上、音量は上側面一番左になった。左側なので少し押しにくいのだが、電源は頻繁に押すものではないのでむしろこれで良いのかもしれない。
また、キーボードを「閉めた」際にマグネットで吸着されるようになり、同時にこのマグネットを感知して電源の ON / OFF が行われるようになった。
この機能は実は2代目 Duet からある。電源ボタンが左側でも、PC としての用途が中心であれば、キーボードの開閉で電源ボタン代わりになるのであまり問題にはならないだろう。
USB C ポートも初代の右側面下から、左側面下に変更になった。
また、上側面右側にもついている。1ポートから2ポートに増えたのだ。
Duet は USB 充電だったので、充電中は別の機器が接続できない、という弱点があった。USB ハブを使えばいいのだが、2ポートにすることで改善されたことになる。
CPU はとてもパワフルになった。どれほどパワフルかは、測定していないので数値で示せない。
僕は Duet の使用用途の一つとして、Amazon Prime Video のアプリを動かしていた。
家事をしながらアニメや映画をながら視聴していたので。
しかし、本来 Chromebook は「Chrome が動けば良い」程度の CPU しか持っていなかったのだ。
アプリは Android エミュレートした上で動いており、Android と CPU が同じとはいえ、動作が少し重かった。
これが快適動作になった。もう、これだけで僕としては買った甲斐があるというもの。
Chromebook の使い勝手としては、速度が上がって快適なこと以外は何も変わらない。
初代 Duet もまだアップデート保証期間内で、最新の OS で使えていたからね。
初期設定が簡単だったので、移行も非常にスムーズ。
初期設定中に、画面に QR コードが表示され、スマホで撮影するように促される。
スマホが Bluetooth ON になっていると、電源を入れた時点で、専用のアプリが起動して撮影状態になる。…ようだが、これを待つのは少し時間がかかる。
単純に QRコードを撮影できるアプリを使用しても良いようだ。
これで、アカウントや WiFi の設定などをスマホから引き継いでくれる。
アカウントで以前使用していた Chromebook があれば、そこでの設定も大体引き継いでくれる。
Amazon Prime Video のアプリなど、初代 Duet で使っていたアプリも自動的にインストールされたが、そのアプリ上の設定まではさすがに引き継がれなかった。
もっとも、Amazon Prime Video の場合は、Amazon 側で管理している情報が多いので、Amazon のアカウントで認証を通せばほぼ完了だ。
(細かな設定は別途行う必要があったが)
初代 Duet からデジタルペンに対応していたが、別売りだった。
2代目 Duet ではデジタルペン付属だったが、持ち歩きにくかった。
3代目もペン付属で、背面キックスタンドカバーに嵌め込む場所が用意されている。
ただ、ペンに関してはまだ使用していないし、あまり使用しようと思っていない。
なので、使い勝手などはまだ書けない。
もしかしたら、後で使い勝手などをレビューするかもしれないが、あまり期待しないでほしい。
なにか文句があるとすれば、値段だろう。
初代は発売時点でも非力なスペックだったのだが、「Chromebook ならこんなもん」というラインで、定価4万円強、実売価格で4万円を切っていた。
ただ、すでに書いたように、当時の Chromebook の認識は「Chrome が動いていればよい」だった。Android アプリをこんなに活用するとは自分でも思ってなかったし、そうなると明らかにスペック不足。
3代目は、十分なスペックではあるが、およそ7万円。
スペックが上がったのだから値段が上がっても当然だし、そうでなくても昨今の世界的な物価高の影響もあるだろう。
僕は初代を使い倒していたので「買い替え」としてこの値段でも欲しかったが、初めて Chromebook を購入しようという人には、未知の領域の製品にこれほどの金額を出すのに躊躇すると思う。
7万円なら、安い Windows サブノート買えてしまうし、Windows しか使ったことがない人にはそちらの方が安心できるでしょうね…
以上、まだ使い始めて半日、という状態なので、長期使用になるとまた感想が変わってくるかもしれない。
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今朝書いた日記への追記。
CPU 速度差について測定してみた。
Chromebook では基本的に Chrome しか動かないため、ベンチマークソフトが存在しない。
そこで、Javascript の速度を計測する「Octane 2.0」ベンチマークで測定。
初代 Duet が 10081、新しく購入した3代目 Duet が 39166 だった。
まぁ、ざっくりと4倍の速度差と考えて良さそうだ。
2代目 Duet は、初代に比べて大体2倍速だったそうなので、世代を重ねるごとに2倍になっている感じか。
参考までに、今使用しているメインマシン(Windows)で測定してみたら、16290 だった。
…え? 5年前のマシンとはいえ ARM CPU の Chromebook より遅いの?
デジタルペンを使って…見ようとしたが、電池がなかったのでまだ使っていない。
AAAA 電池が必要だ。最近のデジタルペンはこの電池を使うものが多いのでしばらく前に買い置きしてあったのだが、子供たちの使用しているノートのペンなどに使用して在庫がなかった。
しかし、先に書いた「背面キックスタンドカバーに嵌め込む場所が用意されている」というのを確認してみた。
で、早々にお詫び。嵌め込みではありませんでした。
マグネットで吸着する方式でした。なので、物理的な嵌め込みよりも脱着しやすくて、うっかり外れて落ちてしまう、ということもなさそう。
2代目は物理的に本体にくっつけられるようになっていたけど、非常に使いにくかったんだよね…。
改良されたようで素晴らしい。
キーボードを閉じると電源が ON / OFF される機能について、2代目からそうなっていると書きましたが、事実誤認がありました。
初代からこの機能はありました。
ただ、初代ではキーボードをマグネットで吸着するようなことはなく、持ち歩いていてもキーボードが動きやすかった。
そして、動いただけで電源が入ってしまったりして、カバンの中で無駄に電力消費していたことがある。
2代目以降は、磁石でキーボードが吸着されるので、このような事故が起きにくくなったようですが、キーボードの開閉による電源 ON / OFF は初代からでした。
キーボードの「機能キー」が少しだけ変わっていた。
初代では、ブラウザの「戻る」「進む」相当のキーがあったけど、実際には進むってあまり使わないので、戻るだけになりました。
その代わりに、マイクの ON / OFF キーが用意されました。
3代目はカメラも高画質になり、ビデオ会議などへの対応も進んだようなので、マイク ON / OFF がキーボードでできるのは便利かもしれません。
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