先日、ネットが不通になっていた間のお話。
長女は胃酸過多気味で、酸っぱいものが苦手で、苦いものが好き。
幼児のころから、ピーマン大好きだったし。
先日急に「抹茶飲みたい」と言い出した。
自分のお小遣いで買うから、どこかで抹茶売ってない? と。
いや、抹茶って、結構高いのよ、という話をする。
よくわからんが、多分抹茶買ってくると、小さな缶入りで 1000円くらいする。
え、そんな高いの? と長女。
ただ、抹茶自体、飲むときはほんの少ししか使わないので、小さな缶でも20杯くらい飲めるのではないかなぁ。
ようわからんけど。
普通のお茶の葉も、コーヒー豆も、200g で 1000円くらいからで、飲める杯数は同じくらいじゃないかな。
1000円ならお小遣いで出すから買いたい、という長女に、粉だけあっても抹茶は飲めない、と説明する。
茶碗、茶筅、茶杓の3つが必要だ。
茶碗なんて、家にある丼でも十分。茶杓も、スプーンでもいいし、清潔なら耳かきだっていい。
しかし、茶筅は必要だ。
泡だて器じゃダメなの? と長女。
しかし、あれはある程度量がないと混ざらない。抹茶は、ほんの少しのお湯で作るのだ。
スプーンで混ぜるのではダメ? と聞かれるが、抹茶は結構溶けにくいので、その程度では綺麗に溶けない。
茶筅、1500円くらいから、かなぁ。昔の知識での値段なので、値上がりしているかもしれないけど。
さすがにお小遣いでそこまで出すのは…と長女も考え込んでいるので、少し考える。
あ、あれだ。100均で、よく電動のミルクホイッパー売っているけど、あれなら混ぜられるんじゃなかろうか。
そんなわけで、今度買い物行くときに探してくるよ、と約束する。
翌日が土曜日だったので買い物に出たのだが、先日「ネットワーク障害」について書いた日記の日に当たる。
僕と妻が別行動している間に、妻がミルクホイッパーを購入してくれていた。
以前は電動のものがよく売っていたが、探しても見当たらないので、手動のものにしたという。
良く買い物をする商店街のお茶屋さんを見たが、煎茶やハーブティーは売っているのに、抹茶がない。
車を停めていた、ブックオフの入るビルのスーパーの中にもお茶屋さんがあったのを思い出し、見に行くと、抹茶が売っていた。
小さな缶で、500円から 2000円まである。今回は試しに飲んでみたい、という程度なので、500円のものを購入。
茶筅も 1200円で売っていたが、ひとまずミルクホイッパーで試してみよう。
家に帰り、お茶のセットを買ってきたと長女に伝えると、まずミルクホイッパーで遊び始める。
だって、ミルクホイッパーだから、まずはミルクをホイップしなきゃ、と。
温めたミルクを混ぜると、見事に泡立つ。面白い。
手動ホイッパー、中を見たわけではないが、持ち手部分の中が空洞でバネが入っており、金属で作られた軸部分を押し込むと中に入る構造だ。
ナイフのおもちゃで、何かに向けて「刺す」と、刃の部分が持ち手に引っ込んでしまう「びっくりナイフ」と同じような構造。
ただ、内部に螺旋状の溝が刻んであり、軸にはその溝に噛み合う羽根が付いている。
だから、押し込むと先端のホイッパー部分が回転する。力を緩めるとバネの力で元に戻り、逆回転する。
ホイッパー部分は、独楽のように軸が先端まで突き抜けている。
そのため、後ろから押し込む力をかけても、ホイッパー部分は軸を支えに宙に浮いていて、綺麗に回る。
続いて、いよいよ抹茶を入れてみる。
…抹茶の量もお湯の量もよくわからない。最初にやってみたのは、味は薄くて泡立たなかった。
もう少しお湯を少なく、抹茶を多く入れてみると、泡立ちかたもいい感じだし、美味しかった。
抹茶をスプーンで入れていたのだが、どうも量がわかりにくい。
アイスクリームを食べるための、熱伝導性の良いスプーンを使ってみると、分量がわかりやすくていい感じ。
(ほとんどアイスの「ヘラ」に近い形状で、くぼみが少ない。これが茶杓とよく似ている)
そんなわけで、我が家では急に茶の湯のブームが来ました。
毎日のように、アイスのスプーンとミルクホイッパーで、抹茶を入れている。
…が、すでに飽きたっぽい。3日ほどは1日に2回とか飲んでたけど、もう飲まなくなってる。
平日はみんな忙しいせいもあるとは思うけど。
まぁ、抹茶はまだあるので、週末のたびにでも飲むとは思います。
そうそう、「自分のお小遣いで買う」と長女は言っていましたが、家族みんな飲むので、家計から出しました。
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