居間のカーテンを変えた。
居間、と書いてあるが、和室とダイニングが繋がった2部屋の空間。
和室は、和風にするために和紙プリーツスクリーン、ダイニングはローマンシェードを使っていた。
名前を見るとややこしいが、どちらも上から下に降ろす、ブラインドのようなカーテンだな。
で、このブラインドのような機構って、簡単ではあるが機械式なんだ。機械はいつか寿命が来る。
我が家のものはとっくに寿命が来ていて、10年くらい前には動きが悪くなっていたし、コロナの流行初期にはもう一つの方も壊れた。
しかし、コロナの時というのはタイミングが悪く、住宅メーカーの人を呼んで相談するのも、お店に行くのもはばかられた。
いつか交換しよう、と思いながらも、壊れたとはいえなんとなく使えていたので、そのままになってしまっていた。
それが先日、この二つの部屋とは別のところで使っていた、イケアで買ってきたハニカムカーテンが壊れたんだ。
このハニカムカーテンというのも、上から引き下ろす式のカーテン。
これは動きが悪いとかではなく、完全に動かなくなってしまった。
ハニカムカーテンは当時イケアでしか売っていなかったのだが、人気商品で今は他社も同じようなものを売っている。
まずはハニカムカーテンを交換しよう、と近所のニトリに見に行くことにしたんだ。
ニトリの既製品ハニカムカーテンは、欲しいものよりもかなり丈が長かった。
長い分には困らないようにも思うが、長すぎるのも使いづらそう。
しかし、ニトリの場合、欲しいサイズの「木製ウッドブラインド」があり、安かった。
ブラインドは、子供のころ住んでいた家にあった。借家だったのだが、もともと家についていたものだ。
そして、埃が溜まって掃除が面倒だったので、いい印象がない。
僕としてはブラインドは無し、と思っていたのだが、ハニカムスクリーンはオーダーで作ると高い。
いったん保留。
ほかの部屋のカーテンも見るが、和室はオーダーになりそう。
オーダーするなら窓のサイズとかしっかり図ってこなくちゃ、と、この時は一旦引き上げることにした。
これが先週の話。
1週間の間に、いろいろ考える。
昔のブラインドはスチール製で、静電気で埃を吸着しやすかったが、木製は大丈夫、と妻の強力プッシュ。
何よりも、ハニカムカーテンをサイズオーダーで作るよりも、既製品の方がはるかに安い。
まぁ、安ければだめならまた買い替えるということもできる。まずは木製ウッドブラインドを購入してみよう。
和室とダイニングの窓のサイズも図る。
ダイニングは、普通のカーテンに付け替えよう。機械式は寿命が短いと判ったから。
和室にカーテンはおかしいので、プリーツスクリーンと似ている、調光ロールスクリーンにする。
ロールスクリーンも、巻き上げ機構がいろいろある。
これは、できる限りシンプルなもので。複雑な機械は壊れる。
単にループ状のチェーンで、棒を動かして巻き取るものにしよう。
と、決めて昨日またニトリに行った。
ウッドブラインドを見る。値段は6千円程度。色は妻の主張で白に。
カーテンを見る。
いろいろな生地があるが、ダイニングに合いそうなものがあった。
で、ここで気づく。オーダーするつもりだったが、この生地は既製品コーナーのものだった。
サイズを見ると、既製品で大丈夫そうだった。念のためオーダーカーテンも見るが、既製品の方がむしろ柄が好みだった。
というわけで、オーダーではなく既製品を購入することにする。
カーテンレールもつけないといけないが、これもある程度伸縮可能なものがあるので買っていき、適当なサイズで取り付けるようにする。
さて、ロールスクリーンのオーダー。これはオーダーでないと作れない。
先週来たときにある程度生地の色などは決めていたので、サイズなどを伝えるだけで完了。受け取りは2週間後。
さて、決めていたカーテンなどを持ってレジへ向かうか…と思ったところで、店内の隅にお買い得品コーナーを見つけた。
何気なく覗いたら、購入しようとしていたウッドブラインドが2500円で置いてあった。
搬送時にぶつけてしまい、商品に1カ所傷がついている、と説明にある。
確認したら小さな傷。箱もなくてビニール袋に入っているのだが、箱も壊れたということなのだろう。
傷は大したことの無い大きさ。これで半額以下ならお買い得、とこれを買うことにする。
カーテンはオーダーではなくなったし、ウッドブラインドも安くなって予定より出費が抑えられた。
家に帰って取り付け。以前のものを全部外して、取り付けるのが結構力仕事だった。
ウッドブラインドは、天井付けにも壁付けにもできる構造だったが、そのつけ方で使用する部品が一部異なる。
そして、傷がついていたのは、壁付けにするときだけ使う部品だった。
我が家は天井付け。というわけで、傷はまったく影響なし。
ダイニングのカーテンも良い感じ。
実は、ダイニングの壁紙などは、縦縞模様になっている。しかし、以前使っていたローマンシェードは、その形式上横向きの皺が入ってしまうものだった。
これが、普通のカーテンにしたので縦の皺になった。ちなみに、購入した模様も縦縞。
そんなわけで、より部屋の雰囲気に合うものになった。
和室は、先に書いた通り2週間後の完成なので、まだ取り付けていない。
実は先週ニトリに行った際にも、食器とか結構買っている。
ラーメン丼と、丼鉢。
子供が小さい時に買ったので、最初から全員分はなかったり、長年の間に割れた食器もあり、家族全員同じものを揃えられなかったのだ。
それを買い替えた形。
家の中のニトリ比率が急に高まった。
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