Nintendo Switch が膨れてきた。
つまりは、内臓バッテリーが老朽化で膨れてきたのだ。
任天堂は「使用上の問題はありません」と公式声明を出しているのだけど、膨れすぎて筐体に隙間が空き、中の基盤が見える状態になって、さすがにこれはまずいのではないかと思うようになった。
確認してみると、任天堂に修理に出すと、10日ほどかかる…つまりその間 Switch は使えない。
さらに、修理で本体のデータなどはすべて消える。
任天堂公式ではない修理方法…つまり、これをやるとその後の保証は一切なくなる前提で、町の修理業者に持ち込んだり、自分で修理する方法もある。
この場合、内部のデータは消えないし、1~2時間で修理が完了する。
今回、自分で修理を選んだ。
電池と、内部の冷却ファンを Amazon で購入。
1度だけだが、内部のファンが異音を立てたことがあったので。ファンは回転部分があるので消耗品だ。
電池とファンの交換、という話では、先日自分のパソコンも同じような修理をしている。
少し前に部品は届いていたが、修理の時間が取れず、昨日土曜日に修理を行った。
iFixit をよく読めば難しいものではない。
(特殊工具を持っている必要はある。うちにはある)
筐体をあける部分が、内部の爪がはめ込み式になっているため苦労するらしいのだが、バッテリーが膨れたことにより筐体はすでに開いていた。
電池の両面テープをはがすための 90% アルコールは手元になかったので、75% 消毒用アルコールで代用。
糊が弱くなるのに時間がかかったが、ちゃんと剥がすことができた。
電池交換はすぐにできた。所要時間 30分程度か。
しかし、ファン交換でトラブル発生。
ファンを外すまでには、数多くのネジを外さないといけない。その途中で、ネジの1つをなめて…頭の十字の切れ込みを、潰してしまった。
なめないように注意しながら作業していたのだが、1カ所、力をかけにくいネジがあったんだよ。
そこで、なめてしまった。それ以上作業を進められなくなった。
仕方がない。急務だったのはバッテリー交換で、ファン交換は今はやらなくても良い。
今回に限らず、こういう事故は起こりえるから、今度なめてしまったネジを回すための特殊ドライバー買おう。
元のように組み上げる。
バッテリーが膨れて隙間が見えていた部分、筐体がちゃんとハマらない。どうやら、膨れたときに内部の爪が折れてしまっていたようだ。
なので完全に元通り、というわけではないのだが、明らかに膨れていた本体がスリムになった。
動作確認。問題なくゲームが遊べている。
その後1日、家族中で遊んでいるが問題は出ていない。
多分、任天堂の「修理」は電池だけでなく、基板ごと交換してしまうのだと思う。
電池は強力な両面テープで基板に貼られていて、これをはがすのが一番大変なポイントだから。
だからデータも消えて当然。
もっとも、実際修理に出していないので、本当に基板交換なのかは、知らない。
同じテーマの日記(最近の一覧)
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |