8月12日、発症17日目。
色々と動きがありました。
まず、治療終了までの方針が定まりました。
肺炎の影響はまだ残っているのですが、血中酸素濃度などの回復の具合が良いため、投薬を打ち切ることにしました。
ちょうど肺炎治療のステロイド剤を使って7日目です。
これは、投薬を続けていると「治療完了」にできないため。
神奈川方式では、治療薬の服用をやめて3日間の経過観察を行い、その間に悪化がなければ治療完了とします。
感染力は治療完了まではあるものとし、家の中での隔離も続きます。
日常生活に戻るためには、どこかで投薬の打ち切りが必要なのです。
投薬7日、という区切りのよさと、ここでやめると日曜日が治療完了となり、月曜日から通常生活に戻れることが考慮されたようです。
同8月12日、前日に行った血液検査の結果が出ました。
γ-GTP 値が飛び抜けて高い!
肝臓機能の指標となるもので、酒飲みがよく気にする値です。
通常 75程度が上限の値で、200を越えたら病気を疑ったほうが良いものですが、それが 300を超えている。
肝臓が毒を分解する際に、血中に放出する酵素の量、だそうです。
つまりは「肝臓が毒を分解すると高くなる値」です。
アセトアミノフェンジャンキーやったからな…薬が切れたらすぐ次を飲む、という状態で、処方された薬の2倍以上の量を飲みました。
お医者さんが言うには、肺炎の治療に使ったステロイド剤もこの値を上げるそうです。
原因がある程度想像できるので、今すぐ異常だと考える必要はないのですが、2ヶ月位あとに血液検査を再度受けてください、ということになりました。
同8月12日、保健所から「感染症法に基づく就業制限通知」が届きました。
新型コロナウィルスに感染したと認められるため、飲食物を扱う職業、接客業などで、完治するまで従事することができなくなる、という通知です。(3人分)
個人の自由を制限するものなので、不服があった場合の手続きなども明記されていました。
そして、発生届を受理したら即日送付しないとならないところ、事務手続きが遅れて申し訳ありません、というお詫びも同封されていました。
もう長男・長女は完治しちゃってるからね。
コロナ感染者が多すぎて、必要な事務手続きも間に合っていないようです。
ただ、妻によれば、これはコロナの長期療養が原因で解雇になった人などを守る書類でもあるだろう、とのこと。
行政命令で仕事を失ったことになるので救済措置が受けられる証拠となります。そう考えると、完治後に送られてきても意味がありますし、事務手続きが「間に合ってない」ということもないです。
本日8月15日、発症20日目。治療完了になります。
肺炎については、ゆっくり深呼吸できる程度に回復しています。
まだ、急な呼吸では咳き込むことがありますけど。
酸素飽和度を測りながらスクワット20回やりましたが、97% を維持していました。
こちらも問題なし。
寝ていた期間が長いので、筋力の衰えは感じます。座っているだけの姿勢維持でも長い時間は疲れます。
肺炎が回復して運動できるようになったので、徐々にリハビリですね。
今日は長男の誕生日でもあります。僕の誕生日に陽性判定になり、長男の誕生日に治療完了となりました。
二人の誕生祝いと、全員の回復を祝ってささやかな家庭内パーティをしようと思っています。
料理作る気力もないし、ちょっと贅沢な冷凍食品たくさん買ってきて食べようか、程度ですけど。
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