長男は高校で科学部に入っているのだが、そこでトウキョウサンショウウオの繁殖に挑んでいる。
トウキョウサンショウウオは、絶滅危惧種。
もっとも、絶滅危惧には数段階のレベルがあり、一番軽いもので、それなりに生息域もある。
で、長男の高校の裏山に生息しているらしいのだが、増やせないかと数年前から科学部で飼育しているのだそうだ。
それとは別に、長男の高校では、授業で一人づつが別々の課題に挑む、というものがある。
長男が挑んでいるのが、ウンキュウという亀の生態調査。
ウンキュウというのは、外来種のクサガメと、在来種のニホンイシガメの交雑種。
各種実験をして、いろいろな調査を行う…らしいのだけど、ウンキュウは個体ごとにクサガメの性質を強く継いでいたり、ニホンイシガメの性質を強く継いでいたりするそうで、1個体を調べてどうこう言えるものではないそうだ。
まぁ、結果がどうなるかではなく、「研究課題に挑む」という授業なのだろうな。
で、冬休みに入り、長男がトウキョウサンショウウオとウンキュウを家に持ち帰った。
冬休みの間の世話をしないといけないらしい。
我が家に以前からいるペット、ハムスターの世話は全然やってくれないのに、せっせと水槽の水を変えたりしている。
トウキョウサンショウウオの餌は冷凍アカムシなのだけど、「おいしそうに」動いていないと食べようとしない。
そのため、目の前で細い棒で揺らしてやったりして、なかなか大変。
(両生類あたりになると、動いている物しか見えない。
人間でも、視神経は動いている物しか見えないのだけど。)
ワラジムシなら美味しく食べてくれる、と聞いていて、妻が以前からワラジムシを飼っていた。
しかし、持ち帰ったトウキョウサンショウウオはまだ体が小さく、普通サイズのワラジムシは食べられないようだ。
で、妻が庭から小さなワラジムシを集めてきて、せっせとあげている。
ワラジムシにとってはなかなかの地獄である。
我が家のハムスターは、2年前の12月に購入したので、家に来て2年になる。もうおじいちゃんだろう。
今まで飼った中で一番の偏食で、気に入ったものしか食べないし、同じものが続くと「飽きる」。
しっかり食べさせてやりたいので、日々試行錯誤が続く。
1年を超えるころまでは、餌をあまり食べないし、元気がないので弱い個体なのかな、と思っていた。
…が、どうやら餌が気に入らず、ほとんど食べていなくて、それで弱っていただけ。
餌を変えたらモリモリ食べるし、ニンジンやキャベツは大好き。
ちなみに、今使っている餌はモルモット用。ハムスター用はお気に召さないらしい。
以前の、あまり食べなかったエサは「ハムスターが良く食べる」と箱に書いてある餌だった。
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