先日、電源というのは経年劣化する消耗品だよ…という話を書いたら、そのすぐ後に大きな「電源」が経年劣化で壊れた。
先日書いた意味での「電源」は、交流・直流を変換する機器の意味で書いたのだけど、今回壊れたのは、UPS。
UPSというのは「無停電電源装置」と呼ばれる。
コンセントから常に充電し続け、ふたたび交流 100V を出力する機械。
停電が起こっても、しばらく 100V 出力を続けられる。
まぁ、実際停電になってもサーバーを止めないでよい、というほどの効果はない。
時々起こる瞬停に対応できるというのが最大のメリットか。
ちなみに、瞬停とは、0.1 秒程度の短い停電。
電力会社が、何らかの都合により送電経路を入れ替えるときなどに発生する。
最近の機械は、0.1秒程度の停電には耐えられるような電源を使用しているけど、動作は保証されない。
我が家の UPS は、2年前に「買い替え」ていたのだけど、古いものも残っていた。
これは全くズボラな話で、新しい装置にサーバーなどの停電が致命的なものは繋ぎ変えたのに、ルーターやハブなどの「致命的ではないが、なんとなく止めづらい」ものを繋ぎ変えてなかったため。
で、壊れたのは古い UPS 。
夜、寝ようとしていたら急にサーバールームから「ピーーーーー」という連続 Beep 音が聞こえてきて、慌てて原因を探ったら UPS だった。
すぐ電源切って、ルーターなどを新しい UPS につなぎなおした。
勘違いでつなぎなおしていないネットワーク機器があり、うまくネットがつながらなくて焦ったけど、実際のところつなぎなおしたら済む程度のトラブルだった。
この UPS 、いつかったっけかな…
少なくとも、2011 年の東日本震災の時には使っていた。
普通は2~3年で寿命、と言われるので、使い過ぎ。
まぁ、だからこそ2年前に買い替えていたのだけど。
電源は劣化するよ、なんて話を書いていたのに、自分がお粗末でした。
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