目次
07日 ◯◯の秋
12日 栗の渋皮煮
21日 眼医者ダブルヘッダー
27日 getGamepads
秋はいろいろなイベントがある…はずだった。
今年はコロナウィルスによる自粛で、取りやめになったり規模縮小したりしている。
次女の小学校の運動会は、規模を縮小して行われた。
今年はいろいろな行事が中止になっている。
林間学校や遠足など、主に「遠くに行く」行事だ。
しかし、何もかも中止では子供たちが思い出を作れない。
学校内でできる運動会はぜひやろう! ということで、先生たちが頑張ったそうだ。
でも、いつもは朝9時から午後3時ごろまであるのに、今年は12時まで。
時間がかかる個人戦(徒競走など)や、集団で行う騎馬戦などはすべて取りやめ。
点数のつかないダンス表現や、多少点数がつくゲーム的なものが中心となったが、それなりに盛り上がった。
何よりも、参加した次女が「例年より楽しかった」そうだ。
毎年、自分が参加しない時間が長すぎて、中だるみするらしい。
長男の高校では文化祭が行われた。
ただし、一般参加日はなし。親としては見に行けない。
長男は部活・クラス共に準備が忙しく、9月末の連休も学校に行っていた。
とりもなおさず、僕も早起きして弁当を作らねばならなかった。
模擬店などの決済は、すべて PayPay で行ったそうだ。
…というわけで、子供のスマホに PayPay を入れ、チャージしないといけない。
僕の PayPay アカウントにチャージを行い、子供に送金した。人に送金したの初めてだ。
コロナだから小銭の受け渡しを無くしたのかな、と思ったら、去年の文化祭直後から計画して動いていたのだとか。
というのも、毎年売り上げの集計が大変で、PayPay なら瞬時に終わるから、と。
文化祭でも電子決済というのは、面白い時代だ。
長女の中学の「文化週間」。
こちらは、文化祭が中止となり、形を変えたものだ。
文系の部活が、展示発表を行っている。3日間続くので、親は好きな時に見に行って良い。
ただ、一応学校に行く希望日調査はあった。
ある程度人数を分散させて、密を避けようという意図があるようだ。
妻が見に行ったが、例年の文化祭ほどの盛り上がりはなかったそうだ。まぁ当然。
しかし、その中でも各部工夫して展示は行っていたとのこと。
長女は文芸部に所属しているが、昔でいうところの「漫研」を兼ねている。
少子化傾向で、似た部活が1つにまとまってしまったのだな。
そして、実のところ漫研としての要素の方が強い。
長女もイラストなどは描くが、版権ものキャラクターの模写が多く、オリジナルは苦手だ。
そこで、今年は「小説を書く」と言っていた。
1か月ほど前から、慣れないワープロを使って書き始め、最後は「後半がうまくまとまらない」と言いつつも、5000字ほどの掌編を書き上げた。
完成後に「読んで」と頼まれたので読んだが、親のひいき目なしにも、悪くない出来だと思った。
ただし、中学1年生で、始めて書いた作品にしては、という注釈は付く。
1本書いてもワープロはまだ慣れていないようだ。
キー配列は覚えたが、変換するたびにマウスで候補をクリックしている。
(カーソルで選んでリターンで決定、ができていないので、操作が遅い)
しかし、楽しかったようで、また別の作品を書きたいと構想に入ったようだ。
他にも先輩が小説を書くと言っている…ということだったが、発表に間に合わなかったらしい。
なので、小説を発表したのは長女1人だけで、他はすべてイラスト。
ストーリー性の乏しい文芸部。
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買い物に行ったら、栗を売っていた。
栗が好きな長女が「食べたい」といったのだが、僕は生栗を料理したことがない。
妻に聞いたら「なんかつくるよ」というので、買うことにした。
しかし、妻は会社の経理仕事で忙しかった。
…えーと、会社の仕事だから本来僕がやるべきなのですが、僕が金勘定があまりにもざるなので、妻がやってくれているのです。
僕がダメなせいで忙しいのに、料理で手を煩わせるのも悪い。
やったことない、などと言ってないで、やってみようと決意。
夜の皿洗いを終えた後で、料理を始める。
この時点で「1時間もありゃ大丈夫だろう」と思ったのだけど、栗料理をやったことがないので舐めていた。
栗の殻を包丁で剥く。
もちろん、栗の殻は固いので、熱湯に入れて少し柔らかくしてから剥くのだ。
この際、栗の殻は剥くが、中の栗に傷をつけてはならない。
剥くだけで、2時間くらいかかったと思う。
もちろん、不慣れだからというのもある。上手な人ならもっと早く剥くのかもしれない。
この時点で、傷ついてしまったものをより分ける。これは明日栗ご飯にしよう。
重曹を入れたお湯で、渋皮のついた栗の実をゆでる。
熱湯から入れて、10分くらい弱火で煮る。
この時、5分くらい似た時点で、別の鍋にお湯を沸かし始める。この後で必要だから。
10分煮ると、渋皮から渋がでて、お湯が真っ黒になる。
このお湯を捨て、栗を新しい鍋のお湯に入れる。
…入れた瞬間から、新しいお湯も黒くなる。
これは、前のお湯の中に溶け込んでいた渋皮が、栗についたまま一緒に入ってしまっただけだな。
でも、弱火で煮ると、本当に黒くなってくる。
ちなみに、2回目以降は重曹は入れない。
これを、延々と4回ほど繰り返した。
煮終わってもお湯が「ワイン色」程度なら終了。
10分ごとに入れ替えているわけだけど、4回で1時間くらいかかっている。
じつは、この作業と並行して、最初の殻剥きで傷つけた栗の渋皮を剥いていた。
身と一緒に削り取ってしまえばいい。
煮終わったら、お湯を半分捨て、水を入れる。
冷ましているのだけど、急激に冷ますと良くないのだそうだ。
お風呂の温度くらい…ようは、この後の作業のために手を入れられるようになればいい。
そして、ひとつづつ栗を出し、親指の腹で優しくなでる。
これで、渋皮の周りにまだついている繊維などを取り除くのだ。
大きな筋状の繊維も残っていることがあるので、丁寧に取り除く。
相変わらず、渋皮を傷つけてはならない。
傷つけると、そこから水分が多く入り、煮崩れてしまう。
ここまでで、すでに4時間くらいかかっている。
鍋に綺麗にした栗を入れ、ひたひたくらいの水を入れる。
そして、栗の6割くらいの重さの砂糖を、半量入れて沸かす。
お湯は煮立たせないように。栗が崩れるから。
お湯が沸いたら砂糖も溶けているはずだ。
そのまま弱火で 10 分くらい煮て、さらに残りの砂糖を入れ、溶けるまで待つ。
そして火を止め、蓋をして寝ることにした。
時間はすでに深夜1時ごろ。気軽に始めた自分を呪う。
僕は朝4時半起き。
長男が7時に家を出るので、6時には朝ご飯と弁当を用意しておく必要があるので。
いつもの朝のルーチンワークをこなしつつ、昨日の栗を煮詰めていく。
鍋の蓋を開けたまま、弱火でコトコト煮続けるだけ。水分を減らすことを目指している。
水分を飛ばすために蓋は開けているが、紙で作った落し蓋を入れてある。
このため、ひたひただった水分が減って、栗が水面から出てきても構わない。
1時間ほど煮て、水分がとろみを持ってきたので終わりにした。
このままゆっくり冷ます。
冷めてから、煮ている間に少し傷ついて崩れてしまった栗があったので味見。
うん。非常においしくできた。
起きてきた妻に味見をしてもらったら、非常においしいと好評だった。
栗の渋皮煮、実は僕の母が良く作っていた料理だ。
母は渋皮煮が好きだったから作っていたのだけど、その反面「面倒くさい」といつも言っていた。
自分で作ってみて、面倒くささがよく分かった。
子供のころ、下茹でが終わった栗の掃除をよく手伝った覚えがある。
次に作るときがあったら、その部分は子供に任せてみよう。
#写真撮ったのだけど、焦げ茶色の塊が写っているだけで美味しそうに見えないので掲載しない。
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一昨日ごろ、次女の眼がなんだか充血していた。
どうしたの? と聞いても、本人自覚してなかった。
痛くもかゆくもなかったらしい。
洗眼薬があったので洗ったら、しばらくして充血が引いた。
…が、翌日にはまた充血していた。
これも洗ったら直った。
そして今朝、「なんか目がかゆい」という。やはり充血していた。
なるほど、結膜炎か。
以前に「もう続きは書かない」と書いた視野欠損のその後だが、実は今日病院に行って経過観察してもらおうと思っていた。
ちょうど同じタイミングで、次女が眼医者に行った方が良い状態になったわけだ。
じゃぁ、一緒に行くか…と思ったが、僕の行く病院は10時から。
次女は学校を遅刻して病院に行くことになるので、できれば早く済ませたい。
診察券を探したら、次女が過去に罹っていた眼医者があり、そこは9時からだった。
学校には遅刻する旨伝え、9時前に車で病院へ向かう。
次女は、そのまま学校に行けるようにランドセルなど持ってきた。
医者に見せたら、「アレルギーですね」と。
何のアレルギーだろう。今まで次女はアレルギーが出たことは無い。
ともかく、点眼薬をもらった。
そのまま学校へ。
家に帰ったら9時50分ほど。
一応今日は仕事もあるので、オープンと同時に眼医者に行ってすぐ帰ってくる予定だったのだが、もうオープンすぐには間に合わないな…
結構人気のある眼医者で、オープンと同時に入らないと待たされるのだ。
まぁ、仕方がない。今度は自転車で眼医者に向かう。
この眼医者、次女の行った眼医者の近くだ。
自転車にしたのは、そちらの眼医者には駐車場がないため。
自分の方は、もう書かないと言っていたが、せっかくなので書く。
眼底血管の炎症は綺麗に治癒していた。
見え方は、日常生活では全く問題ない。
細かいことを気にしない人なら、「完治した」というかもしれない。
でも、僕はこういう時に細かいことが気になるので、医者に行く前に、わざわざ方眼紙を凝視しておかしな箇所をチェックしていた。
うん、以前見え方がおかしかったところは、そのままだ。まだおかしい。
こんな厳密なチェックをしないとわからない程度のおかしさなのだけど、残っているのは事実だ。
そう伝えた。
医者としては、原因である炎症は治ったと考えているけど、念のためもう一度薬出しときましょう、と以前と同じ薬が処方された。
1日3回、30日分の薬だが、「1日2回でいいですから、1か月半くらい飲んで、終わったら来てください」とのこと。
薬局で処方してもらったら、やはり「先生からは以前と同じ量出ていますが、もう減らしても良いころかと思います」と言われた。
先生にも言われました、と言ったら、笑いながら「サプリメントみたいな薬ですから」だそうだ。
(実際、ただのビタミンB剤なのだ)
ダブルヘッダーで回ったため、帰宅したのは12時過ぎ。
今日の仕事は午後からとなった。
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お仕事で、ビジネス向けのクラウドサービス…的なものを作っている。
クラウドサービスって言葉はうすら寒いのだが、要は WEB ブラウザで見られるサービスだな。
スマホを使って、アンケートなどに答えてもらう。
そのデータを収集し、グラフなどで分かりやすくしたうえで、大きな画面に表示する。
まぁ、そんな感じのものだ。教育向けに使ったり、大きなイベントで使われたりしている。
どんなサービスか、というような詳細はこの際問題ではない。
ともかく、「ビジネス向けの」 WEB サービスを作っていたのだが、企画者が「全部 Unity とかで作り直したら、ゲームのコントローラーで操作できるかな」と、ぼそりといった。
以前から、いろいろな操作上の問題が指摘はされていたのだ。
サービスはマウスとキーボードで操作するように作ってあったのだが、それだけだと対応しづらい要望もさらに出されていた。
企画者が考えていたのは、その多数の問題の内、1つだけの解決方法だった。
そのために、ブラウザ用に作ってあるのと同等のものを、Unity で作り直しても良いのではないか、というほど困っていたのだ。
このつぶやきを聞いた瞬間…確約はできないのだけど、自分の中ではいろいろとひらめいた。
黙って少し下調べ。そうか。まだ標準化はされていないが、今の Javascript では、gamepad API というものがあるのだな。
ここまで分かった時点で、Amazon で XBOX コントローラーを購入した。
コントローラーが届いたのは翌日、土曜日だった。
勝手に、現在のプログラムにコントローラーで操作する機能を追加する。
…ちゃんと、元のプログラムとは違うブランチにしているよ?
でも、勝手にやるので後で怒られるかもしれないし、作業料金は発生させない。
あくまでも自分の趣味で作り…採用されたら、後で料金上乗せさせてもらおう。
1時間ほどの作業で、スクロールをゲームのコントローラーで制御可能になった。
ゆっくりスクロールしたり、高速にスクロールしたり、アナログパッドなので自由自在。
ここまでできたら欲が出る。
マウス操作しているときは、スクロール「しすぎ」も問題だった。
ブラウザのスクロール機能を使っているのでどこまでもスクロールできてしまうのだが、本来範囲制限したいのだ。
その機能を追加する。
というのも、ブラウザ画面の長いスクロールは、いくつかに区切られているのだ。
スクロール時は、区切りの範囲内でだけスクロールしたい、という要望が出ていたのだが、ブラウザの機能としてそういうことはできなかった。
ジョイスティックでのスクロールは、Javascript で完全制御しているため、これを実現できた。
そして、この「区切り」の頭出しをしたい。
頭出しは、キーボード操作では0~9 のキーで一発でできるようになっていた。
最大の区切りの個数が 10個だったから。
でも、最近要望で、20まで増やせるようにしていた。この時の操作で問題が出ていた。
これを、コントローラーの L R キーで、順次変更できるようにした。
一発頭出しはできないのだが、「次」「前」を連続させることで、個数の制限をなくしたのだ。
さらに翌日の日曜日、いろいろな操作をキーに割り振っていった。
基本的に、A を押せばその状況に応じて状況が進むようにした。
イベントの際など、タイミングの節目で A を押せばよい。
イベントの際には間違えが致命的なミスとなるので、できるだけ単純な操作がいいのだ。
マウス操作を基本として作ってあるので、いくつかの機能はマウスをそのまま使えばいいだろう。
これは勝手に作る実験なので、深入りせずに見栄えのする機能だけ作る。
…これがね、結構楽しい。
作っていても楽しいのだが、操作感が楽しいのだ。
ビジネスソフトなのに、ゲームのコントローラーで操作するということが面白いチャレンジだし、やってみるとマウス・キーボードの組み合わせよりもわかりやすく、操作しやすい。
月曜日、打ち合わせで実際に会う約束があったので、XBOX コントローラーを持っていき、披露。
想像以上にウケた。
最近出ていたいくつかの問題点が解消されるのに加え、やっぱり「ビジネスソフトなのにゲームコントローラー」というのが面白いので、是非現場で使いたいとのこと。
で、操作できない部分もある程度できると良いね、と。
とりあえずマウスで操作かな、と思っていた部分ね。
これについては、企画者に「UI考えて」と頼んでおいた。
UI さえ決まれば、作れそうな気がする。
ビジネスソフトでゲームパッド、ということに対して、ミリタリー好きのプログラマから「今時、戦車もプレステのパッドで操作しますしね」と。
え?そうなの?
話によると、ロシア軍がプレステパッドで操作する戦車を作った、とのこと。
今調べてみたら、プレステパッド風というだけで、そのものではないようだ。
僕の方からも、アメリカの原潜が XBOX のコントローラー採用しましたよね、というと「そういえば、そんな話もあったねぇ」と。
これらに比べたら、ビジネスソフトで使うなんて、特に問題ないだろう。
ゲームパッド、なかなか奥が深い。
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17年 Android Chromeでスクロールがおかしくなるバグの原因と修正
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