梅雨明けして、子供たちは夏休みに入った。
今年はかなり特殊なので、記録しておこう。
梅雨入り前、今年の梅雨は空梅雨かもしれない、と心配されていた。
実際、梅雨入りは例年よりも少し遅い、6月11日。
6月の内は雨もそれほど降らず、この予想も当たるかもしれない、と思っていた。
しかし、7月に入ってから様子が変わる。
7月4日には熊本で豪雨被害があり、球磨川の氾濫もあって多数の死者が出た。
九州の雨はそのまま降り続け、被害範囲が増す。
同時に本州側にも降り出し、長野などで洪水被害で死者が出る。
これらの死者が出た被害により警戒され、その後死者が出るほどの災害はなかったが、全国各地で洪水被害が出る。
先週、7月29日には、山形で最上川が氾濫している。
被害範囲は広かったが、死者が出ないというのは奇跡的だった。
東シナ海で、過去に観測例がないほど、水蒸気の量が多くなっていたそうだ。
それが九州に流れ込み、雨を降らせ続けたため豪雨被害となった。
そのまま日本全体を覆う雨雲を発生させた。
天気予報が外れることも多かったのだが、過去に観測例がないのであれば、予報の判断材料もないわけで、仕方がないだろう。
一番外れ続けたのは「梅雨明け時期の見込み」で、7月の頭ごろから、何度も「1週間後くらいに梅雨明けとなりそうです」と聞いた。
関東近郊では大きな被害は出ていないが、7月は「晴れた日」が5日しかなかったようだ。
何を晴れたとするかは微妙だけど、「雨が降らないで晴れ間が覗く時間があった日」でこのくらい。
雨が降った日が非常に多いが、雨でない日でも一日中曇り、とかが普通だった。
そして、これだけ雨が降ったにもかかわらず、7月には台風が発生していない。
観測史上初めてのことだそうだ。
関東地方では8月1日に梅雨明けしたことになっており、同日、台風が一気に4つ発生した。
台風ができなかったことで、南の海では熱エネルギーが溜まっており、今年は台風被害が多くなるかもしれない…と心配されている。
そういえば、地震もあった。
1か月もあれば地震くらい起きて当たり前なのだが、地学に詳しい妻によると、大雨と地震は「同時に起きやすい」のは事実なのだそうだ。
火山性の地震に限るのだけど、地面に水が急に染み込むと、地中で水蒸気化してマグマを押し上げるため。
なるほど。
7月9日の朝には、関東でも震度4の揺れがあった。
NHKのテレビ画面では、直前の熊本の豪雨以降降り続ける雨に警戒を呼び掛ける「L字型画面」になっていたのだが、もともとコロナウイルスへの警戒を呼び掛けるサイトへ誘導する QR コードも表示されていた。
ここにさらに地震速報が挿入された。
この世の終わりのようだ、とツイッターなどで話題になっていた。
さて、話は変わる。
例年、関東での梅雨明けは7月20日ごろで、夏休みは25日からだ。
だから、「梅雨が明けて夏になったら夏休み」という感覚になる。
今年は、コロナウィルス対策の影響もあり、夏休みに入るのが送れた。
子供3人とも、8月からやっと夏休みだ。
そして、上に書いた通り、梅雨明けも8月1日だった。
ちゃんと、梅雨が明けたら夏休みになっている。こんなところに配慮する必要はない。
通常は夏休みは6週間弱だが、今年は小中学校で3週間、高校は2週間だそうだ。
宿題は…中学生の長女が言うには、先生が「夏休みが短いので配慮して」例年の8割くらいの量しか出ていないそうだ。
夏休み半分だから、実質的に多いんですけど?
しかし、1学期に十分に授業をできていないので、ここで宿題を出してしっかり基礎固めをしておきたいのだろう。
宿題の内容は主に復習のようなので、ひとまず安心。
(新学期で授業できなかったときは、習ってもいない内容のドリルをひたすら解かないといけないという無理ゲーだった…)
同じテーマの日記(最近の一覧)
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |