2020年07月27日の日記です


リングフィットアドベンチャー  2020-07-27 15:32:16  コンピュータ 家族

やっと入手できたので遊び始めた。

いま、1週間ほどやったところ。


先週末の4連休はどこにも出かけられなかったが、このゲームで家族中楽しめていた。





任天堂 Switch 向けのリングフィットアドベンチャーは、昨年の秋発売。


発売前は「色物なので様子見」と思っていた人が多いようだし、僕もそうだった。

しかし、発売直後から「面白い」と話題になり、入手困難に。


時々入荷の話題を聞いてはネットのショッピングサイトを探し、すでに売り切れている、という事実を確認する。


2度ほど、なんとなく覗いた Amazon で在庫を確認し、慌てて購入手続きをとるも「在庫なし」となっていた。

手続している数秒の差で売り切れてしまうのだ。それほどの人気商品。



で、年明けごろから中国でコロナウィルスの感染拡大があり、生産自体が止まってしまった。

4月ごろから再びわずかではあるが入荷するようになったが、多くは抽選販売。


抽選に応募し続け、やっと当たった次第。




ゲームについてはいろいろなところで話題になっているので、多くを書く必要はないだろう。


実際に筋トレなどにも使用される、弾力性の高いリングがコントローラーになっており、これを使ってゲームが進む。


Switch の Joy-con は左右1対あるが、左は太ももに括り付け、足の角度を測る。

「走る」とか「スクワット」とかは、足の角度を計測して行うわけだ。


右はリングに接続し、リングのたわみ具合を測るようになっている。

ここ、不思議なのだが、コントローラーに外部との接続端子があるのだろうか?



Wii リモコンでは、「ヌンチャク」をはじめとする外部機器を接続できるようになっていた。

だから、Joy-con でも外部機器が接続できても不思議はない。


そもそも、Bluetooth 機器としてのペアリングも「本体に装着」すれば完了するようになっているので、外部との連絡端子は何かしら持っているはずだ。




で、右 Joy-con は、たわみ具合を計測して送信するだけでなく、傾きなどのセンシングも当然行う。

だから、リングをどのような向きで持っているか、など計測できる。


これで、非常に多彩な動作をセンシングできるようになっている。



一番面白いと思ったのは(そして、あまりゲームレビューなどで見かけないのが)、Joy-con 右で脈拍を計測できること。



Joy-con 右には、もともと赤外線カメラがついている。

これを指に密着させることで、脈拍を測るのだ。


内部でどのように取れているのかはわからない。

おそらく、カメラに近すぎてピントはあっていないのだろう。


でも、赤外線なので、おそらくは血管が写る。

脈動に合わせて面積が広がったり縮んだりするので、それを「うまく」計測すれば、脈拍がわかる。



任天堂って、脈拍測るの好きだよね…


(N64 では「バイオセンサー」の名前で発売されたが、対応ソフトはテトリス64のみ。

 Wii では「バイタリティセンサー」として発表されたが、発売されなかった)



今回は、特別な外部機器なしに標準機能を工夫して測った、というところで感心した。




ゲーム自体は、一本道の RPG だと思ってもらっていい。


お話があって、道を進んでいくと(実際に足を動かし、走る必要がある)、敵と遭遇したりして戦いになる。


戦う方法は筋肉のトレーニング。


画面に指示されるとおりに行う。

左ももの角度と、リングコントローラーの組み合わせだけで、いろいろな筋トレをセンシングし、まじめにやっていれば相手に大きなダメージを与えられる。


(決して力が問題ではなく、まじめにやっていればいい)



この攻撃方法も、ちゃんと RPG らしく、旅の途中で「強い攻撃」を手に入れられる。

1体だけに強い攻撃、とか、弱めだけど3体同時攻撃、とか。

敵との「相性」で攻撃力が上がったりもある。


そういうことを考慮し、自分で選んで、指示通りに筋トレすれば攻撃できるわけだ。

適度に考えて、適度に体を動かして、狙い通りに敵を倒せれば楽しいし、あと少し攻撃力が足りなくて倒せないと悔しい。



で、自分の攻撃が終わると、敵の攻撃のターンだ。


これは基本的に、腹筋でガードする。攻撃のように選んだりはできない。

リングを両手で腹に押し当て、大きくたわませれば強いガードになるのだけど、しっかり腹筋を固くしていないとたわまないのだ。




トレーニングの負荷量は自分で選べるし、毎日「前回の運動はきつかったか」など聞かれ、調整される。

最初は軽い感じから…と始めたが、それでも3日目には軽い筋肉痛になった。


というのも、普段使っていないような筋肉も使うから。

で、3日目の筋肉痛を超えたら、同じ負荷では物足りなくなったので、少し負荷を上げた。


以降、筋肉痛にはなっていない。

それなりの運動量だとは思うし、毎日30分程度ゲームをやると「もう今日はここまでにしとこう」と思うくらい疲れる。

(ちょうど、それくらいでゲームから「今日はここまでにしませんか?」と聞かれる)



疲れるのだけど、辛くはない。

筋トレって、普通は「自分の筋肉を鍛える」ことを目標にやるのだと思うけど、すぐに目に見えるほどの効果が出るわけではないので、挫折しやすい。


そこを、「先のストーリーが気になる」という別の目的に変えて、楽しみながらトレーニングできるようにしてある。




移動中、リングを「押し込む」と空気を吐き出して空気砲で周囲のものを攻撃できる。

逆に「引っ張る」と、空気を吸い込んで、周辺のアイテムを取得できる。


道端に箱があれば、空気砲で壊してアイテムを入手できる。

でも、アイテムが直接落ちていれば、吸い込まないといけない。


さらに、下に向けて空気砲を出すと、ジャンプできる。

押し続けていればホバリングも可能だ。


そして、一番大切なこと。

速く走るとトレーニング効果が高い。

これは、ゲーム中では早く「レベルアップ」して、強くなることを意味する。



結果、早く走って目まぐるしく変わる景色の中で、周囲のアイテムを見極めて、リングを押したり引いたり、結構忙しいゲームなのだ。


敵との遭遇時などは、筋トレの体制が整うまでいくらでも待ってくれる。

でも、移動中は、単純だけど忙しいアクションゲーム。


ここら辺のバランスもうまくできていて、適度に楽しみつつ、適度に悔しがりつつ遊ぶことができる。




元々僕は運動嫌いなのだけど、独立して自宅で仕事を始めたころから、「体が資本」だと考えるようになりました。

健康に気を使って、時々走ったりしています。


と言っても、やっぱりめげるんだよね…もともと好きではないから。

夏の暑さに負け、冬の寒さに負け、走るのは春秋のわずかな期間だけ。


「こんなんじゃいかんよなぁ」と思って、家事をしながら中腰で足腰を鍛えたり、本を読みながら上半身を傾けて腹筋を鍛えていたりすることもあるのだけど、それだって毎日ではない。



運動嫌いとはいえ、やってないわけではないので、「急にやると辛いだけ」というのは知っています。

だから、負荷は軽めにして、毎日楽しむことを優先している。


リングフィットも、入手したけど筋肉痛で挫折した…というような話も聞きます。

筋トレに慣れていない人が「身体鍛えるぞ!」って頑張りすぎると、そうなりそうだと思う。



僕もまだ1週間で、最後まではやっていません。

途中で挫折しないように頑張りたいと思います。




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