家から出るな、ということなので、雑草食べてます。
まぁ、買い物には行くのだけど、極力減らそうと思っている。
それに、買い物に行っても店に満足に売っていなかったりもする。
というわけで、雑草。
雑草といっても、ちゃんと食べられることがわかっている草だ。
ありがたいことに、妻がこういうのに詳しい。
買い物に行かなくても、家の近所で新鮮な食材がとれるありがたさ。
最近食べてうまかったもの。
・トリケトラム
花がきれいで、この時期、空き地などいろいろなところで見るのだけど、知らない人が見たら食べられるとは思わないだろう。
ねぎの仲間だそうだ。食材としては、ほぼニラだと思っていい。
だから、にらの卵とじとか、にら入りの味噌汁とか、にら入りのチヂミとか、そういう感じで料理できる。
・野蒜(のびる)
こちらもねぎのなかま。根の部分をゆでて、酢味噌などで食べる。
美味しいのだけど、根しか食べられないので酒のつまみみたいなもの。
トリケトラムほどありがたくはない。
・春椿(ちゃんちん)
我が家の庭木なのだけど、ぐんぐん伸びる。
だから、毎年伸びすぎたものは切っているが、春になると新芽が出る。
この新芽がおいしい。
葉のついた茎ごと食べられる。
癖が強いので、一度塩で軽くゆでてから、卵を炒めたところに入れて和える。
味付けは、塩とごま油程度。
豆腐と和えるのもおいしいらしいが、試してない。
つまりは、癖のない たんぱく質と会う味だ、ということなのだろう。
・葉ボタン
葉ボタンは、摘心といって、中央の新芽の部分を摘んでやった方が美しい形になるのだそうだ。
で、この摘心した部分を食べる。
少ししかないからみそ汁の具程度なのだけど、普通にキャベツです。
・せり
・みつば
ここら辺は普通に野菜だね。スーパーで買うと結構高い。
しかし、家の周りでとれる。ゆでておひたしにすれば美味しい。
・ギボウシ
葉の美しい園芸植物なのだけど、若くて柔らかいものは「うるい」という野菜です。
春先のこの時期は食べられます。
ゆでて胡麻和えなどで。
・背高泡立草
昨年食べたときに僕がおいしいといったそうで、妻がとってきた。
しかし、少し硬くて美味しくなかった。もう少し早めに食べた方が良いようだ。
「硬くて」と書いたが、味は悪くない。
やわらかい葉を取ってゆでてから、細かく刻む。
固いのは、葉に生えた細かな毛だ。もしかしたら、先に塩でもむか、長時間ゆでればよかったかもしれない。
味付け自体は、しょうゆとごま油で和える程度で。
この草独特の香りと、さわやかな苦みがある。それがおいしい。
家の周囲でとれると書いたが、いくつかは庭に植えてある。
わざわざ植えたのだから雑草ではないね。
何かあった時に、籠城できるように庭には食べられるものを植えるのだ、と妻は以前から言っていた。
「戦国時代か」って冗談めかして笑うのだけど、東日本震災の時も、今回も、本当に助かっている。
ちなみに、食えるものを植えてはいるが、畑ではない。
トリケトラムとか普通にきれいな花だし、春椿も春先にピンク色の新芽を出す品種で、美しい。
普通に見て綺麗なのだけど、実は食べられる、というのが素晴らしいところ。
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