19号の被害、その後。
まだ解決したわけではなく、途中経過だが、一つの区切りを迎えたので記しておく。
藤棚とともに藤が隣家敷地に倒れ込み、早急にどかしたい、と思った。
しかし、藤棚の天井パーツだけで、300kg くらいある。
たぶん再利用はしないと思うので、ノコギリで切ってしまえば移動できるかもしれないのだけど、専門家に聞いてみないとわからない。
…というわけで、ハウスメーカーの修繕対応子会社である、スウェーデンハウスリフォームの担当者さんに連絡していた。
本来、祝日は休業日のはずなのだけど、14日(体育の日:祝日)には、返事をくれ、15日には状況視察に来てくれた。
今回の台風、大きかったので被害を受けたご家庭も多いようで、15日も「昼頃には伺う予定です」と連絡をもらっていたが、来られたのは夕方。
当然、それだけ忙しいのだろう。
そして、職人さんも当然ながら大忙しだという。対応がいつになるかわからない。
まずは、隣家の敷地に入っているものをどうにかしないとならない、とはお願いした。
この時、保険についても相談した。
一応、SWHの子会社が代理店をする形で保険に加入している。
というのも、銀行のローンを組む際の前提条件が、家をローンの抵当にし、その家には保険をかけること、だったためだ。
だから、保険も相談したほうが良いかな、と思ったのだが、SWHリフォームの方では細かな契約まではわからないので、自分で申請をしてほしい、とのこと。
保険の条件は、一応調べてある。
条件としての保険加入なので、最低限の保証しかつけていない。
水害不担保特約…浸水による損害は補償しない、とか、細かく不担保特約を付けた形。
それでも、強風による害は保証されていた。
で、自分でやることになったので申請方法を探す。
加入したのは AIU 保険なのだが、現在別会社との統合を行い、 AIG 保険と名前を変えていた。
申請は、全て WEB で行えるようになっていた。
まず、言葉で説明して保険の降りる対象であるかどうかの調査から入るようだ。
状況説明を行っておく。
翌日16日(水)。
…SWHリフォームでは、水曜日は定休日なのだが、連絡あり。
前日に設計時の図面などを見せたところ、藤棚を作った業者さんなんかも判明したため、連絡してくれたそうだ。
そして、午前中近くで仕事をするので、午後に寄って状況だけ確認したい、とのこと。
この時、状況確認だけ、と言いながらも、藤棚を電動のこぎりでバラバラにして、我が家の敷地内に収めてくれた。
ウッドデッキなども確認したが、藤棚の柱が折れた際に周囲にも影響してしまっているため、部分的な修繕は難しいという。
全部作り直しの方向で見積もりを頼む。保険が下りると良いのだけど。
保険会社から返信があった。
というか、「全く保険対象外」というようなことはなかったようで、さらに詳細を聞かれた形。
次の段階では、見積もりなどが必要なようだ。まずはここまで。
本日17日、先ほどの話。
急に外構業者の方がきた。
SWHリフォームに頼まれて、藤の状況を確認しに来たという。
隣家の敷地に倒れ込んでいた藤を見て、「思ったより大きいですね」が最初の言葉。
これ、直せるかな…としばらく考えていて、一人では無理なので、手伝ってもらえますか?
と、その場で治すことになった。
藤棚は、大きく2つに分かれている。ウッドデッキ上の藤棚と、家の壁に固定する形で増設した藤棚だ。
SWHは、北欧の家の習慣に従い、窓に庇がない。これ、生活していると結構日光が入って暑い。
そこで、藤棚を作ったら夏は葉が茂り涼しく、冬は葉が落ちるので日が入る。
ウッドデッキ上の藤棚は当初からその予定で作ったのだが、想像以上に良かったので、壁に沿って1階の窓の上に伸ばした、という形だ。
そして、この細長い藤棚につるが伸びているため、藤自体も片方向に 10m くらい伸びている。
大きい、というのはそのため。
業者さんが藤棚にロープをひっかけ、藤を引っ張るので、僕が藤を下から押し上げる、という形で幹部分を立てる。
そこでロープを結んで固定し、少し離れた部分を同じ要領で引っ張り上げる。
さらに、その部分を固定して先の部分の引っ張り上げる…というかたちで、4カ所ほど引っ張って藤を持ち上げる。
これはまだ、藤棚の横まで引っ張り上げただけ。
ここからは、業者さんが藤棚に上り、腕力で藤を棚の上に引っ張り上げ、シュロ縄で縛って固定していく。
あらかた引っ張り上げたら、もっと細かくシュロ縄で縛り、完成となった。
所要時間は45分くらい。
これで、お隣の敷地に落ちたものは撤去できた。
冒頭に書いた「一区切り」というのは、そういうこと。
業者さんが帰ってすぐに、SWHリフォームの担当者から電話があった。
「今日、業者さんが時間があるので視察に行ってくださるそうです」
あ、今来て、視察だけでなく治して帰られました。
そう話したら、仕事が早いと驚いてた。
しかし電話の要件はそれではなく、足場業者さんを連れて行って状況確認をしたい、とのこと。
2階の雨樋が壊れてしまっているのだが、なにぶん2階の屋根についたものなので、足場がないと作業できない。
電話のしばらく後に来て、藤が直ったことを確認し、足場業者の人とも相談したうえで帰った。
やはり、工事を行う業者さんは大忙しだそうで、今年中の工事ができるかどうか難しいところ、だそうだ。
先に書いたように、保険の申請には見積もりなどが必要。
保険申請が次の段階に進むのはまだ先になりそう。
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