昨日、台風の暴風域が去る前に日記を書いて、「雨樋のパイプが取れた」と被害報告をした。
まだ暴風域で危険だったし、夜なので家の外に出ての確認はできなかった。窓から見ても暗くてよくわからないし。
今朝になって確認して・・・驚いた。雨樋どころの簡単な問題ではなかった。
我が家は1階にウッドデッキを作り、その上には藤棚としてのパーゴラを作っている。
このパーゴラを支える柱が根本から折れ、パーゴラが隣家の敷地に倒れ込んでいた。
「藤がずり落ちたようだ」と認識していたのは、パーゴラごと落ちたため。
雨樋が取れたのは、この藤が絡みついていたため。
ついでに、パーゴラが固定されていた外壁の一部も破損した。
幸いなことに、隣家の敷地と言ってもそこは田んぼで、更に休耕しているため、事実上の空き地だった。
とはいえ、「パーゴラが落ちたところは」空き地だったが、そのすぐ隣の区画は稲が育っている、
そして、引っ張られるようにズルズルと落ちた藤は、一部稲にかかっていた。
端のほんの少しだったし、それで稲が引き倒されて水をかぶる、といったこともなかった。
隣家の方も「月末には稲刈りなので、それまでになんとかなれば構わない」と言ってくださった。
とはいえ、片付けられるものは早急に片付けないといけない。
ハウスメーカーの担当者にはメールしたが、日曜日はお休みのようだ。まぁ当然。
あとで修繕の相談をするとして、今すぐの後片付けは自分達でやらねばならない。
朝7時前から、妻と一緒に柱、梁の一部など、片付けられるものから自分の家の敷地に運び込む。
藤棚本体・・・天井部分は、かなりしっかりした作りで、100kg以上ありそうだ。
倒れたにもかかわらず壊れていないため、あえて壊して小さくして運ぶ、というのも難しい。
とりあえず、半分うちの敷地にかかる感じで、できるだけ引き寄せておいた。
一番の問題は、隣家に倒れかかった藤。
幹が折れた、とかなら諦めて切るしかないのだけど、藤はつる植物なのでしなやかに曲がり、ダメージが少ない。
そして、ここまで育てるのに 10年かかっているので、切り倒したくはない。
一方で、持ち上げてみたが重すぎて、そのまま2階部分にある藤棚まで持ち上げられるとは思えない。
(注:藤棚は家の南側全体にあり、ウッドデッキ上の部分は、全体の一部に過ぎない。
そのため、ウッドデッキが壊れても、藤棚が全部壊れたわけではない。
しかし、藤は風で下に落ちた)
藤の枝はもともと秋から冬にかけて剪定する・・・妻によればそうらしいのだが、剪定してしまって枝を減らせば軽くなって持ち上げやすくなるかもしれない、という。
これはわからないので妻に作業を任せる。
僕は、発生した枝をひたすら束ねて縛り、草ゴミとして捨てられるようにする。
家にかけた保険の要件を調べてみる。
ローンを組む際の条件として入った保険で、最低限度の保証しかつけていない。
しかし、それでも台風被害に関しては、家の外構であっても敷地内は保証範囲のようだ。
この保険、ハウスメーカーの子会社が代理店となる形で加入している。
なので、ハウスメーカー経由で申請したほうが、いろいろと面倒が少なそうだ。
こちらも、修理と一緒にお願いすることにしよう。
一日中片付けをしていたわけではないが、藤棚の部材は、一番重い天井部分以外は家の敷地に運び込んだ。
雨樋パイプなども回収。壊れた外壁の一部も発見した・・・が、これは特に意味はなさそうだ。
藤の枝はずいぶんと整理したが、まだ藤自体はもとの位置に戻せていない。
明日もまた作業しよう。
ついでに、それ以外の台風被害(?)について。
我が家は大丈夫だったが、車で30分ほどのところに住む長兄のところは、近所の川が氾濫の恐れあり、ということで、避難指示となったらしい。
小さな支流なので、報道されるようなものではない。消防署の人が来て、避難するように指示されたのだそうだ。
結局、氾濫することはなかったので、特に問題は出ていない。
今日、我が家には新聞が届かなかった。
こんな時だから混乱しているのだろうと思ったら、昼過ぎに配達業者から連絡が来た。
印刷所からの輸送経路が通行止めになってしまい、新聞自体が入手できていないそうだ。
後日配布します、と平謝りで言っていたので、気にしないでくださいと伝えた。
道路が通行止めになったのは、配達業者のせいではない。
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