10月12日、非常に大型で強い台風、19号が関東を直撃した。
1日前から強風圏に入り、防風圏を通過するだけで6時間程度かかる、という大きさ。
中心気圧は 960hPa 程度。海上にある段階では、最強の時点で 915hPa程度だった。
で、被害が見込まれていたことから、2日前頃から近所のスーパーなどは、備蓄の買い出し客で混み合っていた。
混み合っていた、と知っている程度に、我が家でも買い物をしておいた。
そうでなくても3連休だし、そのままでも食べられるパンなどを十分に。
家の庭の飛びそうなものなどは予めしまう、自転車などは倒しておく、など準備をしておいた。
それでも、想定外というのは起こるものだ。
前日時点での1時間天気予報では、最大雨量は1時間に 24mm 、午後7時頃の予報だった。
でも、これは実際の時間が近づくにつれ、予報制度がまして下方修正される。
結果的には、正午頃の 18mm が最大雨量で、もっと台風が近づいたときにはあまり雨が降らなかった。
気になってしょっちゅう雨雲レーダー画像を見ていたのだが、どうも今回の台風、山脈に集中して雨を振らせたようだ。
鎌倉は山がちではあるのだが、低いので雨雲がスルー。もっと奥の多摩地域や、神奈川なら小田原、特に箱根に大雨を振らせた。
午後8時が近づくにつれ、非常に風が強くなった。
二階の子供部屋で、長女が「怖い」と言っている。
長女のベッド、風向き的に、一番風当たりが強い窓の横にある。
台風の風がどのようにうごいていて、だから我が家ではこの窓のあたりが一番風が強い・・・という話をしながら、窓の外を見ていたら、急に「バシッ」というような大きな音がした。
思わず、わぁ、って二人して声をあげ、今の風すごかったね・・・と窓の外を見ると、パーゴラの藤の枝が半分ほど、パーゴラから落ちかけていた。
風で藤が煽られて変な音を出したのか・・・と思いながら外をみるが、そうではなかった。
藤の枝が、白い棒にからみついており、その棒が風に煽られて踊っている。
雨樋の、縦のパイプだった。藤のつるが絡みついたまま、藤が風に煽られることで、パイプがもぎ取られたようだ。
家に被害が出てしまった。とはいえ、大した被害ではなくてよかった。
このあと、藤の枝は、ずるりとパーゴラから下に落ちた。
隣家の休耕田・・・今使っていないので事実上空き地に落ちた。明日謝る必要があるだろう。
しかし、中途半端な位置で風に煽られ、窓ガラスにでもぶつかったら危険だった。
落ちたほうが安全だ。
8時半を過ぎた頃から、非常に強い突風が吹くようになる。
雨雲レーダーを調べると・・・これ、降雨量を示すものなので、台風がどこにあるかはわからない。
でも、心眼で見ると、多分8時半〜8時45分頃が、一番台風が家に近づくようだった。
その後、9時頃までは時々突風が吹いていたが、それも徐々に収まった。
この日記を書いている現在は、9時半。もう安全なようだ。
とはいえ、鎌倉市内の停電は、現在17500件にのぼっている。
我が家のあたりは、運良く停電をまぬかれただけ。
停電に備え十分な準備をしていたが、何もなければ一番ありがたい。
この話、翌日に続きます。
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