小6になった長女が、学校で蛍光ペンを使うらしい。
5色セットで色の指定まである。そこまで細かいと、店に行っても置てあるとは限らんぞ…
と思い、Amazon で買うことにした。
そうしたら、一番よさげなものが「あわせ買い対象商品」で、2000円分買わないといけない。
蛍光ペンは 300円なのに。
と、前振りが長いのだが、ちょうど 2000円で買える子供用コンピューター、「micro:bit」を買った。
以前から興味はあったけど、遊ぶ暇がないから買ってなかったやつ。
micro:bit に関しては、発売前に少し触れている。
もっとも、発売前は BBC Micro Bit という名前だった。
イギリスでは、1981年に、国営放送である BBC が BBC Micro というコンピューターを発売している。
その「後継」というか「再来」というような位置づけだ。
子供全員が持てるように、安いけれど十分な機能を備え、単体で動くコンピューターとして作られている。
いろいろ説明しようと思ったのだけど、書いてみたら長くなったのでやめておこう…
先行する「小さなコンピューター」である、Arduino / Raspberry Pi / Ichigo JAM と比較して、それぞれの特徴を書こうと思ったのだ。
特に Raspberry Pi 。
micro:bit と同じ、イギリス生まれの子供向けコンピューターだ。
これとの衝突は、絶対避けなくてはならない。
1981年の BBC Micro では、商売が「衝突」したイギリス国内の企業から、「国が民間企業の邪魔をするのは違法行為だ」と訴えられたのだ。
しかし、使ってみてわかった。micro:bit は、Raspberry Pi とは違う市場を見つけ出し、見事にすみ分けている。
それどころか、「併用すれば楽しさが広がる」ような世界を作り出している。
Raspberry Pi は小さなデスクトップパソコンで、micro:bit は「プログラムが楽しい周辺機器」なのだ。
だから併用しても構わないし、守備範囲が違う。
残りの二つ、Arduino と Ichigo JAM については詳しく書かないが、ここら辺とも違う環境になっている。
話を micro:bit に戻すと、「思ったより楽しい」。
もっと早く買えばよかった。
単体でプログラムできる環境、というより、「スマホのセンサー部分だけ取り出した」という感じだ。
これは、先に書いた3機種にはない、micro:bit だけの特徴だ。
加速度センサー、地磁気センサー、明るさセンサー、接触センサーなどを備えている。
簡単だが、表示デバイスもあるし、2つのボタンもある。
ボタンが2つしかないので、ゲームを作るのにはちょっと辛い。
上下左右を加速度センサーによる傾き検知で行う、という作法で作られるものが多いようだ。
しかし、この方法は操作性悪い。
従来の方法論にとらわれない、新しい発想が必要なのだろうな…
スマホゲームとかでも、画面上のボタンを推させるような方法で既存ゲームを真似するのは使いにくいだけ、というのと同じ。
とりあえず、まだ暇がなくてあまりいじっていない。
5x5 しかない表示画面でもでもテトリスくらいは作れそうだ、と思ったら、すでにテトリスは作っている人がいた。
パックマンも。…作れそうなゲームは、すでに軒並み作られているのかな。
まぁ、人が作っているとしても、練習で自分でも作ってみればよいのだけど。
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