2018年12月18日の日記です


ハムスター購入  2018-12-18 16:08:23  ペット 家族

いつもは、ペットにしているハムスターが死ぬと、1か月と立たずに次の仔を購入していた。


寂しさに耐えかねるんだよね。


いないと寂しい、というわけでもない。

むしろ、ハムスターは普段、「そこにいるだけ」で、それほど構っていない。


でも、料理中に人参のへたを切り落とす時、デザートのリンゴの芯の部分を切り取るとき、キャベツの最後の芯が残ったとき…

ハムスターにあげると喜ぶんだろうな、と思うと、いないことに寂しさを感じてしまう。



前の仔が死んだのは、7月の末だった


夏休中には、いつも家族で一泊旅行に行っている。

ハムスターは餌を貯めこむ習性がある。与えた分を全部食べてしまう、ということはしない。


だから、一泊旅行くらいなら大丈夫。

…でも、生後間もない赤ちゃんハムスターを1日ほったらかすのは、さすがに怖い。


だから、この時点では「8月初旬の旅行が終わったら」次の仔を買いに行こう、と決めた。




しかし、予定していた旅行は台風により急遽中止。

あわてて次の予定を入れる。


その旅行に行けたのが、9月中旬だった


旅行が終わったら買おう、と思っていたのに、このころからいろいろと忙しくなった。

秋というのはイベントが多く、毎週のように週末の予定が入るのだ。


さらに、新車の購入エアコンの購入・買い替えと、大型の買い物が続く。


買い物したから金が無くなった、というのではない。

まぁ、金はないのだけど、ハムスターを飼うくらいのお金はある。


それよりも、エアコンの購入に、なんだかんだで2か月もかかったのが問題なのだ。


ハムスターは冬の寒さに弱い。

あくまでも買い増し&古い機械の置き換えで、家のエアコンが使えなかったわけではないのだけど、せっかくだから新しいエアコンが来てから、と思ってしまったのだ。


で、ずるずるとハムスターの購入が遅れた。




エアコン購入が 12月 4日。

その週の週末は忙しくて、ハムスターを買いに行く余裕がなかった。


そして、翌週末の 15日。「今日買わなくては、年内に買えなくなりそうだ」と危機感を持ってペットショップに行く。



長男は中学の部活があったのでそちらに参加。

長女・次女はいっしょに行く。ハムスターとはいえ、ペットは家族の一員だ。できるだけ多くの家族が納得した状態で決めたい。


いつも使っているペットショップに入り、しばらくはかわいい動物を見てなごむ。


で、少したってから選定開始。


一匹、奇妙な動きを繰り返している仔がいた。

後ろ足でしばらくたっていたと思ったら、あおむけにひっくり返り、背中で器用に「背泳ぎ」のようにずりずりと進む。


頭が壁にぶつかるところまで行くと、また最初の位置に戻って立ち上がり、繰り返している。

天地がひっくり返るおかしな感覚…眩暈を楽しんでいるのだろうか?



みんなその仔が気になったので、ペットショップの人に聞いてみる。

これって、遊んでるのでしょうか? それとも異常行動?


ペットショップの人によれば、異常行動の可能性はある、という。

その後、ショップの人はその仔を捕まえ、しばらく顔をじっと見ていて言った。


「先天性の脳障害の可能性が高いですね。遊んでいるのではなく、体が自由に動かせなくて奇妙な動きになっているんです。かわいそうですが、早死にする可能性も高いです。」


顔を見てわかるんだ…と驚いたら、遺伝病特有のもので、目つきなどが違うそうだ。

人間でも、一部の遺伝病は顔つきなどに出る。同じようなことがハムスターにもあるのだろう。



遺伝病だから差別する、というのは命を選別しているようでどうか…とも思ったのだけど、せっかく家族の一員に迎えようと思っているのに、「早死にの可能性が高い」と言われると躊躇してしまう。

残念だけど縁がなかった、と考えて違う子を選ぶ。


ケースの中に手を入れさせてもらい、寄ってきて手に乗るけど余り噛まない仔を探し出す。


ケースには、ジャンガリアンハムスターとしては普通の毛色である「ブルーサファイア」と、白っぽい「パールホワイト」が一緒に入っていた。


#ブルーサファイア、ということになっているけど、いわゆるノーマルカラーだと思う。

 この二つの毛色はほぼ同じで、最近はノーマルカラーもブルーサファイアとして売られているように思う。


うちではブルーサファイアを飼うことが多い。

ノーマルな色の良さが好きなのだ。


でも、この時積極的に乗ってきて、噛まなかった子はパールホワイトだった。

皆がその仔でよい、というので、その仔に決める。




先に書いたように、買ってきたのが 15日だ。

名前を何にするか、16日いっぱい悩む。


子供に好きな名前のアイディア出していいよ、と言ったのだけど、なかなか名前を考えるのは難しいようだ。


妻が出した案は、「ゆき」ちゃん。冬に来て、白いから。

僕は同じような発想だけど「ノエル」を考えていた。クリスマス時期だからね。


あと、これも僕の案で、前の仔が「くろ」ちゃんだったので、「しろ」ちゃんというのも考えた。

これは「安易すぎる」と即座に却下された。


17日の夕方になっても他に良い案が出なかったので、家族で決を採る。

「ノエル」に決定された。


今のところ、まだ家に慣れてもらう意味もかねて、あまり構いすぎないようにしている。

しかし活発に動く子で、ケージの中をせわしなく走り回っているし、回し車もよく回す。



料理中に出た人参のヘタやリンゴの芯は、もちろんあげている。

こんな些細なものだけど、喜んで食べてくれるペットがいるのは、うれしい。



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