2018年04月22日の日記です


3度目のキッザニア  2018-04-22 18:15:59  家族

キッザニア東京に行ってきました。


始めて行ったのは、昨年の4月。長女・次女の誕生日プレゼントでした。

2度目は8月。こちらは長男の誕生日。


そして、また長女・次女の誕生日プレゼントとしての、キッザニアです。




最初は勝手もわからず、十分に遊びたいパビリオンを回れませんでした。

オープン時間に間に合えばいいだろう、と家を出たら、人気のあるパビリオンは先着順で、オープン前に予約が埋まってしまう、とわかりました。

この時の入場順は96番。


2度目は、早めに家を出たのですが、渋滞に巻き込まれて1度目とほぼ同じ時間に到着しました。

この時の入場順は91番。


そして今回。

途中で朝ご飯を買いにコンビニに寄る時間も惜しんで、前日夜にサンドイッチを作っておきます。

他にも菓子パンなど買って、車の中で朝ご飯にする予定で、6時には家を出ます。


やはり少しは渋滞もありましたが、到着は7時20分。

「受付開始」が7時30分で、それよりも前に到着したのは初めて。受付順の列に並びます。


受付開始時刻の少し前から、入場順の札が配られました。47番。大幅に早い。




前回、僕は次女と行動しました。

娘たちが相談し、今回は僕は長女と。妻が次女と回ります。


長男は、自由行動。スマホを渡してあるので、連絡はとれます。



8時半、開場です。ちなみに、中に入れるだけで、遊べる「オープン」時間は9時。


入場してすぐ、入り口で出迎えるマスコットキャラクターなんか無視して、右へ。

みんな、右側にあるパビリオンが目当てだから。


そして、僕と長女は「商店街」の、はんこ屋さんへ。

前回、次女が作ったハンコがうらやましいんだって。


長男と次女は、そのまま突き当りまで行って2階へ。

長男は階段あがってすぐの J-Wave スタジオへ。過去2回でDJに味をしめ、今回もDJをひたすらやりたいらしい。


次女は、さらに奥の眼鏡屋さん(Zoff)へ。

前回、長女が作ったサングラスがうらやましいんだって。




はんこ屋さんは 10:40 分に予約を入れられました。

眼鏡屋さんも予約できたらしい。

ちなみに、どちらもオープン前に並んだ人で一日の予約が終わってしまう、人気パビリオン。


でも、予約を入れられても、しばらくは「説明がある」とか言われて、その場にいないといけません。

予約入れた人がすぐに別のところに並べると、不公平になっちゃうからね。


9時直前に解放されます。


長女は、事前に「もしはんこ屋さんダメだったら、ピザ屋さん行きたい」と言っていました。

せっかくだから、ピザ屋に行ってみます。


でも、朝は予約を入れる人でいっぱいで、すでに予約が入っている人は受け付けられないって。残念。


#予約は1つしか入れられないルール。



9時のオープンと同時に、どこかに入りたいところ。

前回も行った…失礼ながら、それほど人気が無いと知っている、ヤクルトの研究所に行ってみます。

全然人がいなくて、予約なしで初回に入れました。




終わってすぐに、ドコモのロボット研究所へ。

仕事の内容はプログラミングなのですが…まぁ、30分程度でプログラムの体験ができるわけないよね。


プログラムを全くやったことのない子供には、何をやっているのだか理解できないみたい。

そして、うちの子のようにプログラム経験者には、あまりにも単純すぎてつまらないみたい。

どちらに転んでもつまらない、ってことですね。


プログラマは僕の職業でもありますから、お仕事体験施設でこの難しい職種をどのように処理するか…

と興味を持っていたのですが、非常に残念な感じでした。



はんこ屋さんの時間まで、中途半端に時間が空きました。

アルバイトを2つ入れます。スポーツクラブのビラ配りと、証券会社の街角アンケート。


どちらも、知らない人に飛び込みで接する仕事。

最初躊躇していたのですが、気持ちを決めると思い切りがいいのが長女の持ち味。すぐに終わらせます。


特にアンケート。

街の3人に「次行きたいパビリオンと、なぜ行きたいか、その仕事をどのような仕事だと思っているか」を聞きます。


最初は勝手がわからず、目の前の人に「時間ありますか?」と聞いても、次のパビリオンに急いでいるところで時間が無かったりする。

じゃぁ、暇そうな自分より小さな子を捕まえたら、次どこに行こうか決められないから立ち止まっていたのだったりする。

アンケートを取るのに時間がかかる。


で、2人目はもう少し「しっかりしていそうな」子を捕まえる。

でも、知らない人に話しかけるのが怖いのかやっぱり年下の子。

聞かれたこの方が急に話しかけられたのでびっくりしてしまい、うまく答えられず時間がかかる。


3人目は、思い切って年上の人に話しかける。

すぐにはっきりした答えが返ってきて、仕事がはかどる。

自分が恥ずかしくても、物おじせずにしっかりした人に話しかけた方が仕事は捗る、と学んだみたい。

これもまた、いい経験だ。




はんこ屋さんに向かう途中、次女に合う。

メガネはすでに作り、次に予約を入れたミルクホールの待ち時間に、コールセンター(電話オペレーター)の仕事をしに来たらしい。

これ、初回に偶然入ってから、次女のお気に入りの仕事。


長女と一緒にやりたい、というのだけど、はんこ屋さんの予約時間が近いのでそうもいかない。



はんこ屋さんは、基本的には自分の名前をペンで書くだけ。

大きめの紙に4回書いて、自分の一番気に入ったものを縮小して判子にしてくれます。


ちなみに、はんこ屋さんは「仕事」ではなく「体験」。

お金をもらえるのではなく、払わないといけない。10キッゾ。


でも、誕生日の子は無料です。今回、長女は誕生日月なので無料。




これで、予約が無くなりました。

別の予約を入れられます。


再び、ピザ屋(ピザーラ)に行ってみます。11時50分からの予約を入れられました。


じゃぁ、それまで何してようか…

ピザ屋の上に J-Wave スタジオがあります。DJやってみる? 向かってみます。



「ちょうど始まる所で、今すぐ入れます」

とお姉さんに言われました。中を見ると、なんと長男が一人でDJブースに入っている。


あれ、兄弟です、と伝えて「一人でDJやりたがってたから、邪魔したら悪い」と言ったところ、じゃぁディレクターのお仕事やりませんか? と言われます。


タイミングを見てキューを出すの(ディレクター)と、効果音を出すの(ミキサー)があります、と言われ、長女が選んだのはミキサーの方。


かくして、兄がDJ、妹がミキサーをやるという、夢の(?)構成が実現しました。

後ろで見ていて面白かった。


長男、一人でしゃべり続けると舌が疲れて、最後の方は少しトチリ気味になっていました。

それでも、夢の「一人DJ」は楽しかったらしい。終わった後、興奮気味に楽しかったと伝えてきました。




さて、ピザ屋の予約時間まで15分ほどあります。

ピザ屋の前のクロネコヤマトでメール便配達のバイトをします。


で、終わってからピザ屋。


前回大人気でできなかった…と思っていたのですが、長女によると「前回は予約の都合で入れなかっただけで、前回も90分待ちくらいでは入れた」とのこと。

まぁ、どちらにせよ予約を入れても90分かからなかったので、この日はすいていたのでしょう。


で、ピザ屋は体験時間は30分ほどなのですが、10分おきに5~6人のグループをスタートさせるようになっていました。


ピザ屋前のベンチのところで、エプロンと帽子をつけさせて、いくつかあるピザメニューのどれを作りたいか…などを決めさせるのに10分。

店舗に入り、手が汚れる前に記念撮影してしまい、手を洗ってピザ生地を伸ばしてクラストを作るまでに10分。

クラストを持ってトッピング台に移動して、トッピングを行い、サラマンダーで焼いて出てくるまでで10分。


たしかに30分の体験時間。でも、10分ごとに受け入れられるので、多くの子が体験できるようになっているのです。素晴らしい工夫。



ピザ体験終わったら昼ご飯食べよう、と妻・長男にスマホで連絡してありました。

で、妻と次女が、ピザ体験のところにやってきました。


この時はまだ長女は作業中だったので、次女がデパート(松坂屋)行って商品みたい、というので、別れます。

いつもモスバーガー近くの同じ場所で食べているので、後でそこで落ち合う約束。



ところで、ピザ屋の前はオープンカフェのようになっていて、子供が作り上げたピザをその場で食べられます。

(箱に入れてもらえるので、持って別の場所に移動してもいいです)


で、このカフェスペースには、BGMとしてご機嫌なラジオ番組が時々流れます。

…すぐ上の階の J-Wave で、子供たちがやっている放送ですね。


長女がピザを作っている間に、聞きなれた声が…

長男がまたDJやってました。他の子の声がしない、ひとりDJ。



DJが終わるのとほぼ同時に、長女もピザを作り終えて出てきました。

せっかくなので、長男を迎えに行きます。


長男によれば、この時はミキサーをする子もいなかったので手慣れたお姉さんがやってくれて、体験者一人だったらしい。

長女の「ぎこちない」操作ではなくて、本当に気持ちよかったそうです。


#この日、長男は5回DJを行い、最後も「完全一人」だったそうです。




妻が先に食事の席を確保してくれていました。

モスバーガー。子供たちみんなここぞとばかりにセットメニューを頼みます。


キッザニアセット、特別感あるけど高いよ…親が節約しても、ハンバーガーで4000円行きました。

そして、次女は「多すぎて食べきれない」と残す。僕が食べたけど。(それも見越しての節約)



長女と次女、それぞれがやりたいことはあらかたやったようです。

「午後は一緒に体験しよう」というので、立ち続けていて腰が痛い、という妻は、大人用の休憩スペースに。

僕が二人を連れて行きます。


ドールのバナナハウス行きたい、というので向かいます。

まだ予約は入れられる状態…だったのですが「すみません、今日の予約はあと1人でいっぱいです」とのことで、あきらめ。



じゃぁ、午前中に次女が言っていたように「コールセンター二人でやりたい」というので向かいます。1時半から入れました。

電話オペレーター、次女はすっかり気に入っています。

次女はアドリブは利かないのだけどお遊戯会などでやる芝居は好きで、画面に出てくる言葉を読めばいいこのパビリオンは楽しいらしい。


#アドリブはないが、状況により言葉が変わるので緊張感はあるらしい。


このパビリオン、最後に「成績」を出してくれます。

電話応対について、活舌の良さ、話すテンポ、声量の3つを5段階評価して、三角形のグラフにしてくれるの。


この時、次女は初めてオール5の「大きな正三角形になった」そうで、喜んでいました。

そうか、気に入って何度も行っていると思ったら、この成績が上がるように頑張っていたのか。




次は、ABC クッキングスタジオのお料理教室へ。2時から。

前回、次女は「お日様カレー」を作ったところですが、この日は「紙包みケチャップライス」でした。


終わって、2時25分。

さて、ここから正念場。終わりは3時で、パビリオンは1回30分が基本。

銀行に行くか、パビリオンに入るか。


「銀行終わり間際は混むから、今すぐ行って、時間あればそのあとバイトでもする」と長女が即決したので、そうします。

銀行に行って有り金全部預ける。


長女は「バイトでも」、と言いましたが、道すがら2時半スタートで入れそうなところをチェックしていました。


でも、長女は「間に合えば石鹸工場行ってみたい」と言います。

銀行の目の前なので行ってみる。でも、もう今日の参加は終了していた。


すぐに、ABC クッキングスタジオまで戻ります。

実は、隣のニチレイ冷凍食品開発センターが30分から。向かいのライオンデンタルクリニックが35分から。


ニチレイ、ギリギリで入れました。

入る前に「最後の回だから、終わった後にはもう銀行に行けない。デパートで買い物もできない。それでも入りますか?」と確認がありました。




このニチレイが、想像を超えて面白かった。

チャーハンかピラフを作ります、と説明に書いてあって、ニチレイの冷凍食品パッケージが中に並んでいる。

そこにはチャーハンもピラフもあったので、そうしたものを料理してみる、お料理教室的なところを想像していたのですが…



最初に、「冷凍した」具材が出てきます。

冷凍ミックスベジタブル、冷凍エビ、冷凍チャーシューの角切りなど。


これを、自分の好きなように紙コップ一杯に詰める。

そして、各自用意されたビニール袋に入れる。


次に、炊飯器から炊き立てご飯が出てきます。

この時点で、ご飯は「ピラフ」と「チャーハン」で分かれているみたい。

これも、袋に入れます。


そして…ここから、理科実験の始まりだ。


全員軍手をして、ゴーグルを装着。

謎の実験装置の周りに集まると、スイッチが押されます。


…親としては、実験装置につなげられた緑色のガスボンベは気になっていました。

ガスボンベの色って中のガスを意味していて、緑色は「液化炭酸ガス」です。


スイッチを押すと、このガスが出てくる。

実験装置は透明な壁に覆われていて、その中に大きな容器が置いてあります。

ここの上から、真っ白なガスが音を立てて噴出し、装置内は真っ白な霧に覆われます。


…少し後、霧が晴れると、容器にはたっぷりのドライアイスが入っています。


このドライアイスを、ご飯を入れた袋に直接入れます。

密閉しない程度に軽く袋を閉じ、両手でよく振ります!


もう、各自の持っている袋から、白い霧が噴出しまくるのね。

すごい楽しそう。大人でもやりたい!



で、できたのはご飯粒が急速冷凍された「チャーハン・ピラフの冷凍食品」です。


一般の冷凍食品がこんな風に作られているわけではないです。

でも、この「実験」、すごく楽しそう。



キッザニア内で作られた料理は、キッザニア内で食べる決まりです。

だから、せっかくできた「冷凍食品」ですが、その場ですぐにレンジで温められます。


で、3時過ぎに終了。


#ところで、このニチレイのパビリオン、中のお姉さんは基本的に「ずっと英語」だそうです。

 いくつかそういうパビリオンがあります。英語がわからなくても、なんとなく意味はわかるようになっています。




キッザニアは、3時に終了しますが、3時半までに退出すればいいです。

食事スペースの座席に座り、今作ったチャーハンを食べます。


…美味しい。でも、さっき昼ご飯食べたばかりで、お腹いっぱい。



まだ紙包みケチャップライスがあるのですが…

本当は持ち帰りはダメですが、持ち帰ることにします。


「ダメ」の理由は傷んでしまった際にキッザニア側が責任を負えないためで、持ち帰るのは文句は絶対言わないという自己責任で。

家で温めて食べました。美味しかったです。


次女が食べている間に、長女と僕は朝作ったハンコの受け取りに。

子供たちが書いた文字を元に彫るので、2時半以降に受け取り、となっています。


判子を確かに受け取りました、という確認で、今貰った判子を押します。

子供が自分で作った、初めて所有する判子で、初めての「受け取り印」を押してもらうという演出。

心憎いです。




これですべて終了。


長男の誕生日に行った前回は、夏休みだったからかとても混んでいました。


でも、初めての時と今回は、それほど混んでなかった。

長男も念願の「ひとりDJ」を楽しめましたし、長女・次女も、やりたかったものは大体できたそうです。


長男、5回も通ったので、パビリオンのお姉さんと仲良くなり、J-Wave の番組表冊子もらいました。

「帰りの車で聞いてね」と言われたらしい。


…そうか。帰りの車か。


実は、我が家は電波的に J-Wave が入りません。

子供が聞いてみたいと言っても聞けませんでした。でも、東京にいる間は、車の中なら聞ける。


帰りの車では J-Wave かけました。

長女も「自分が出したのと同じジングルが使われている」と喜んでいました。


でも、みんなすぐに寝てしまったのですけどね。



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