目次
08-22 夏の家族旅行 2017
08-22 下田海中水族館
08-22 とうてんぽーる
08-22 アニマルキングダム・動物園エリア
08-22 アニマルキングダム・遊園地エリア
08-22 アニマルキングダム・2周目~帰路
毎年恒例、夏の家族旅行。
先週末の、19・20で行ってきました。
今年の夏は天候がおかしく、8月に入ってから毎日雨が降っています。
旅行日程は1ヵ月半前には決め、宿を取っていたのですが、どこを見るかを決め始めたのはずっと後。
1週間前になり、旅行当日も雨の予報だったため、「雨の場合の案」も考えておきます。
でも、当日は2日とも晴れでした。
(旅行先では…関東は大雨で土砂崩れなどの被害も起きていました)
次女は2年半前の旅行で使った伊豆高原のペンション、「とうてんぽーる」が気にったようで、いつかまた行きたい、と行っていました。
同じところにすぐ行っても面白くないけど、少し間が空けば楽しめるかもしれない。
なので、2年ほど間を空けていくことにしました。
行きたがっていた理由の一つは、夏限定のメニューとして、夕食をバーベキューにできるから。
だから夏の旅行の宿に選んだのですが、本人はバーベキューのことは忘れていた様子。
次女の希望ばかりでは不公平です。
伊豆の旅行ガイドを示し、家族に行ってみたいところを選ばせます。
以前に行ったバナナワニ園、シャボテン公園、ぐらんぱる公園は安心感から「また行きたい」と意見が出ましたが、同じところは僕が面白くないので却下。
妻は「下田海中水族館に行ってみたい」と言います。長女も生き物好きなので、そこなら行きたいとのこと。
他に、長女が「アニマルキングダム」を挙げます。こちらは動物園。
調べてみるとこの2カ所は悪そうではないのだけど、1日遊べる施設かどうかは疑問。
雨の日の対策も考え、伊豆高原周辺に多いミニ博物館をいくつか選んでおきます。
個人的にはオートマタ博物館とか面白そうなのだけど、家族意見を総合し、オルゴール博物館、アンモナイト博物館、ガラスと工芸美術館を候補に。
ネットで入手できる割引券とか用意しておきます。
宿の近くなので、雨だけでなく、時間が空いたときに見に行けます。
鎌倉から下田まではかなり遠く、車で3時間かかります。
どこかで朝ごはんも食べないといけないし、渋滞があればもっと遅くなる。5時半には家を出る、と予定を立てます。
子供の荷物は前日夜には準備させ、洗濯などの家事も夜のうちにやっておきます。
(我が家では、主な家事は僕担当)
当日、僕は4時半に起きて水筒に麦茶などを準備。
朝ごはんまでの繋ぎに、冷凍バナナ作っておきました。これなら車の中でも食べられる。
#皮をむいてラップにくるんで冷凍。なので、食べた後の生ごみも出ない。
5時前には子供を起こし、準備を整えすぐ出発。予定より早く、5時20分には家を出られました。
1時間ほど走り、小田原へ。
長女がトイレ休憩入れたい、と言ったので、見つけたローソンに入りました。
そこで朝ごはん調達。車の中で食べることにします。
最近、お出かけの旅にローソンに入っている気がします。
そのたびに「ガーリックライス」おにぎりを食べていた長男、この日も買おうとしたのですが、朝早すぎて入荷前。
そのまま旅を続けます。
伊豆半島の海沿いは、信号も少なく景色もきれいで、気持ちよく走れます。
そのままさらに2時間走り、下田海中水族館に付いたのは8時45分ごろ。
ちなみに、水族館の開館時刻は8時半。
予定では9時半ぐらい到着と考えていたので、ずいぶんと順調です。
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家族旅行記の続きです。
下田海中水族館前にはウミガメが入ったプールがあり、餌を100円で売っています。
まずは、いきなり「餌あげたい」から始まり、水族館に入ったのは9時前。
9時からアザラシの給餌をしながら説明をする、というのでアザラシ池へ…行きたいのですが、まだ位置関係がわかっていないし、子供たちは途中目に付いたものを見たがる。
池では、すでに説明が始まっていました。
これは、夏の間、朝9時からの1回だけ行われるショー。
アザラシに餌をあげながら、生態について説明します。
合図をしたら鳴いたり、ちょっと合図をしたら2頭が腹を見せて水に浮いたり。
これで、どのようにアザラシがコミュニケーションをとるかとか、雌雄の見分け方とか説明してくれます。
でも、何気にやっているけど、十分すごい。
動物って、信頼しないとお腹見せないです。弱点だから。
ショーの後質問時間があったので、お腹を見せるのは結構すごいことなのでは? と聞いてみました。
そうしたら、これは芸として教えているわけではなく、健康管理の必然から覚えさせないといけないことなのだそうです。
近年の動物園では、健康管理のために動物に積極的に協力してもらう、という方法が一般化していると聞いたことがありました。
最初にこの話を見たので、この後の各種「ショー」でも、あぁ、これは実はただの芸ではないのだな、などと思いながら見ていました。
下田海中水族館は、水族館としては非常に小さいです。
非常に古い施設で、今年で開館50周年。
古くて小さい…おそらくこれはハンデでしょうね。
それでもお客さんを呼ぶために、様々な工夫をしていて、非常に楽しめました。
「海中」と名前につくのは、天然の入り江の中に作られているためです。
入り江を網で区切ってイルカなどを飼育しています。
夏休みの特別展として、サメのいけすを作ってありました。
一部に海の中に降りられる階段を設けてあり、ガラス窓越しに海中が見られます。
ガラスの前を石鯛などが泳いでいました。
しばらく見ていたら、イワシの群れが泳いできて、上からの自然光を受けてキラキラと輝きます。とても綺麗。
この魚は、サメの餌として入れてあるのかねぇ…なんて話していたら、海に作ったいけすなので、勝手に入ってくるのだそうです。
もちろんサメは小魚を食べるのだけど、小魚はサメの餌の食べ残しを横取りしているし、生簀なのでサメ以外には大きな魚は入って来ません。
小魚から見ると、サメがいても「安全地帯」なのかもしれません。
アザラシの説明ショーの後は、アシカショー、イルカショーが続きます。
ショーとして派手なことをやるばかりではなく、生態を教えるようなこともありますし、狭さゆえの「生き物に近い」感じが楽しめます。
サメの餌やりの時間があって、ペンギンの餌付けショーがあって、魚の餌付けショーがあって…
結構ショーのスケジュールは厳しいです。ひとつ終わったら、次の施設に急がないといけない。
長女、魚の中では「エイ」が特に好きです。あのひらひらとした泳ぎが可愛いらしい。
下田海中水族館では、エイやサメなどの「軟骨魚類」の飼育に定評があるようです。
だから、夏休み企画でサメを集めているし、鮫肌やサメの歯の比較なども楽しめる展示がありました。
そして、餌付けショーでも、最初に餌を挙げるのはエイ。
魚は普通餌を丸のみにするのですが、エイは臼歯を持っていて、もぐもぐと口を動かして食べるのです。
これがまた、かわいい。長女大喜びでした。
イルカのショーは2種類あり、1つはショー用のスタジアムで、もう1つは自然の入り江をそのまま使った「海上ステージ」で行われます。
海上ステージでのイルカショー…全体にショーのレベルが高かったのですが、これが唯一残念。
出来が悪いわけではなく、席取りが熾烈なのです。
魚の大水槽がある「ペリー号」の、目の前で行われます。
このペリー号、船なのですが、円形です。ということは、ショーが行われる目の前の席以外は、斜めになってしまって良く見えないのです。
すでに2度目、3度目のお客さんはわかっているようで、1つ前のショーを見ずに席取りをするようです。
それを知らなかったし、知っていても前のショーだって見たいから、席を確保できませんでした。
一応遠くに見える場所を探してみたのですが、アナウンスの音声もよく聞こえないため、何をしているかどうも不明。
「イルカに足を押してもらって、海中を高速に移動する」などの大技を見せているのですが、スタジアムと違って水の中が見えないから、説明がないとわかりにくいんですよね…
ちなみに、イルカの餌やり体験とか、イルカと触れ合うアクティビティもあります。
お金も時間も必要だけど。
そして、どうもイルカとの触れ合いをした人は、そのままショーの時に一番近いところで見られるようです。
まぁ、そこはお金を払った良いお客さん、ってことですね。
アザラシのショーを見て、ショーは全部見たことになります。
アザラシのショー、基本的には最初に見た「説明給餌」と同じだったけど、場所が違って内容も少し違うのね。
この時点で、12時少し前でした。
混む前にレストランへ移動。
サメの特別展にあわせて、「サメのカツカレー」があったので、僕はそれを食べました。
まぁ、普通においしい白身魚ですね。軟骨魚類は新鮮なうちは普通にうまい。
日がたつと独特の癖が出てきて、それが好きな人もいるし、嫌いな人もいる。
忙しくショーを見ていて、まだゆっくり見ていない展示もあるので、午後はそうしたものを見ることにします。
普通に魚の展示コーナーに行こうとしたら、ちょうどサメの餌やり体験を受け付けていました。
100円で、小さなプールに入っているサメに、直接餌をあげられる。
うちの子もやりました。エイもいたのだけど、サメしかあげられないみたい。
長女は残念がりながらネコザメに餌をあげていました。
魚の水槽。ここは、普通に水族館らしい内容。
水槽は小さめですが、展示内容はなかなかセンスがある。
単に魚を入れてあるのではなく、テーマを絞ってタイトルがつけられています。
夏の特別展示で、ウナギがありました。
完全養殖に成功した研究所があるのは知っていたのですが、その支署が水族館の近くにあるそうです。
そこから幼生を借り受けて、成体と一緒に展示しています。
そうか、静岡だから、完全養殖は死活問題なんだな。
ドクターフィッシュ体験。
ドクターフィッシュって、有料で体験させてくれるところは多いのですが、無料です。素晴らしい。
手を入れて、少しついばんでもらうだけですけどね。初めて体験しました。
で、無料なんだけど、繁殖などを行っているので良ければ寄付を、という形。
大人100円、子供10円と考えて、230円ほど寄付しました。
クラゲ水槽。
昔の江ノ島水族館を思い出します。…って説明では誰もわからないな。
江ノ島水族館は藤沢ですが、鎌倉からも近所なので以前は度々行きました。
昔からクラゲの研究で知られていて、以前は小さな水槽をたくさん並べて、様々なクラゲを紹介していました。
学術的な解説もあった。
でも、「新江ノ島水族館」にリニューアルする際に、クラゲ専用の部屋を作ったのですね。
大きな水槽にたくさんクラゲを入れる。代わりに、紹介する数は減ります。
ややこしい説明も抜きで、クラゲの美しさだけを見てもらう。
水族館としては、大きな水槽で展示する方が見栄えがしますし、客ウケも良いようです。
でも、僕としては小さな水槽でたくさんの種類を、学術的な解説付きで見るほうが面白かったです。
下田の展示方法は、昔の江ノ水のようでした。
まぁ、専門はサメの水族館なので、展示の数は少なかったのですが。
これで大体見終わりました。
時間は2時前。
お土産コーナーを見ましたが(次女がぬいぐるみを買いました)、2時15分ごろには施設を出ます。
子供たちは、楽しかったけど時間に追われて走り回ったのでちょっと疲れたらしい。
まだ早いけど、いったん宿に向かうことにします。
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家族旅行記の続きです。
宿であるペンション「とうてんぽーる」まで、車で1時間半。
地図を見ると判りますが、下田を見に行ったのに、伊豆高原の宿をとるのは意味が分からない。
ちなみに、翌日のアニマルキングダムは、とうてんぽーるから下田方向に30分ほど行ったところにあります。
これも意味が分からない。
まぁ、今回は観光はおまけで、宿の夕食が主目的なのです。
次女が行きたいと言ったので。
以前に一度使った宿なので、勝手は大体わかっています。
途中買い物をしたので、到着は15時45分ごろ。
ちなみに、買ったのは今夜飲む酒です。部屋には冷蔵庫はあるけど、中身は入っておらず、持ち込み用です。
宿に入ってから、まだ観光したければ近くのミニ博物館を…と思っていましたが、朝も早起きで、水族館ではしゃいでいたので、長女は眠いそうです。
とうてんぽーるには、天然露天温泉があります。グループ貸し切りで24時間入れます。
ちなみに、お湯は熱海から持ってきて、沸かし直しているそうです。
とりあえずお風呂でゆっくり汗を流します。
その後、長女と妻は昼寝。部屋は2部屋だったので、僕と長男と次女はもう一つの部屋へ。
#本来1部屋4人までなのですが、以前は次女が保育園児だったので、添い寝にして5人入れてもらいました。
宿泊費は人数によって決まるので、部屋数は値段に影響しません。
僕も疲れたのでぼーっとしながらテレビなど見てました。
たまたまやっていたアニメ見ていたのだけど、普段見てないからよくわからない。
ちなみに、2年半前にも、ここの宿でこのアニメを見た覚えがあります。
#境界のrinne。
今調べたら、2年半前には「始まったばかり」で、春から秋までの半年で1シリーズ。
人気があって今年は3シリーズ目らしいです。
次女は30分ほどで「すっきりした」と起きてきました。
妻は18時15分ごろに起きてきました。
夕食は18時半からです。
18時半に食堂に行くと、他のグループの人達はもう夕食をはじめていました。
夕食はバーベキュー。肉と魚介が半々、という感じ。
牛肉、骨付きソーセージ、手羽先、チョリソー(子供にはフランクフルト)
イカ、殻付きホタテ、イセエビ
玉ねぎ、キャベツ、エリンギ、パプリカ、ナス
これ以外に、ご飯とみそ汁、サラダとフルーツは取り放題。
文字にすると少なく見えるけど、食べると結構な量です。
後で聞きましたが、魚介は青森から新鮮なものを取り寄せているそうです。
グループごとに、卓上のガスロースターがあって、好きなように焼きながら食べます。
ホタテを酒蒸しにできるように料理酒、ポン酢、バーベキューのたれも用意されています。
サラダにはフレンチドレッシングとおろし醤油ドレッシング。
キャベツを中心とした千切り野菜と、プチトマト。
フルーツは、ルビーグレープフルーツ、カットスイカ、パイナップル、梨。
バーベキューで肉などを食べる傍ら、サラダがうまいと食べる妻・長男。
パイナップルにおろし醤油ドレッシングがすごくおいしい! と長男が言い出し、食べてみると実際うまい。
長女は、フルーツ焼いちゃダメ? と言い出します。
すこし考え、おそらくパイナップルとグレープフルーツなら、焼いても確実にうまい、と教えると、パイナップルを焼きました。
これがまた非常にうまい。
みんなモリモリ食べますが、最初に次女がお腹いっぱいに。
バーベキュー! って喜んでたのですが、小二だからそれほど食べられない。
長女も、この日は歯が生え変わりそうでぐらぐらしていて、固いものにかぶりつけない。
ゆっくり食べているとすぐお腹いっぱいに。
長男は食べ盛り。たくさん食べますが、同時に「好きなものはいっぱい食べたい」性格。
パイナップルにドレッシングかけて食べたり、みそ汁飲んだりしていてお腹いっぱいに。
最後、僕と妻で残った肉と魚介を食べました。お腹パンパン。
非常においしいし、残すのはもったいないから。
夕食後、もう一度風呂に入ってから就寝。
子供たちはすぐに寝ました。
親は酒を飲んで明日の予定など相談しましたが、二人でチューハイ1缶飲んだらもう眠い。
2缶買ってあったのだけどね。
翌朝、いつもの癖で5時半には目覚めます。
静かに6時まで待って、子供たちの部屋へ。
まだ寝ていましたが、部屋に入る音で気づいてすぐ起きました。
その程度には目覚めていた様子。
長男が朝風呂行こうというので、妻も起こします。
なんか、家族旅行時の朝風呂も恒例行事。
朝ごはんは8時からです。
まだ時間があったので、近所の散策など。高原の朝なので気持ちが良いです。
朝ごはんは、アジの干物とワタリガニの味噌汁。
卵焼き、ポテトサラダ。
すぐき漬け、しらす大根、昆布の佃煮、梅干。
伊豆の海が近いから、干物とかすごくおいしいです。
子供も同じメニューだったのだけど、やっぱり次女・長女には量が多い。
好きなものだけ食べさせて、残りは僕が食べます。
長男、漬物とか、しらすとか…上に書いたメニューの、最終行にあるようなものでご飯を食べるの大好き。
これだけでご飯3杯行けそうだけど、そんなに食べられない、と謎の困り方をしています。
まぁ、少しづつご飯に載せては食べる、という方法で、ごはん2杯で食べていましたけど。
チェックアウト。
以前来た時は、子供にマルカワのマーブルフーセンガムを1箱づつくれました。
今回は、「つかみ取り」になってました。
フーセンガムは当然、M&Mチョコの小袋、おやつカルパス、クッピーラムネ、フェリックスガム、いくつかの飴玉。
これを「片手で取れただけあげるよ」とのことなのですが…
長男が「カルパス好きだからいっぱい取りたい」と言っていたら後で追加してくれるし、次女は手が小さいのでおまけ、と宿のご主人がひと掴みくれる。
すごく大量に駄菓子いただきました。
子供は大喜び。家に帰ってから均等に分けました。
(宿のご主人が、お父さんとお母さんにもあげてね、と言っていたので、分けられない余りは親の分です)
前回もいい宿だったのですが、相変わらずいい宿でした。
ただ、妻としてはここの料理がおいしいので、自分で焼くバーベキューではなく、料理食べたかったな、とのこと。
夏でも、バーベキューではなく普通の料理を出してもらうこともできます。
今回は次女の希望があったので、わざわざバーベキューを食べられるときに行ったのですが。
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家族旅行記の続きです。
宿から30分ほど走ると、伊豆アニマルキングダムにつきます。
近づいてからの案内看板表示、信号を「右上」です。何だよ右上って。
…と思っていたら、現場についてこの表示の正しさを知ります。
右折方向に道が二つあるの。片方は平坦で、もう一つは急な上り坂。
なるほど、「右上」という表現がわかりやすいのですね。
そして、坂を上って、登って…我が家のおんぼろ車ではオートマのDモードではパワー不足。
明示的に2速にしても時々ダメで、Lモードでやっと引っ張りながら登っていきます。
一気に山を登りますが、ここら辺「稲取高原」というのだそうです。
その上に、伊豆アニマルキングダムがあります。
伊豆アニマルキングダムは、小さな動物園+小さな遊園地、といった感じの施設です。
前日に行った下田海中水族館と同じで、小さいことを活かして楽しませてくれます。
特に、草食動物には自由にえさをあげられます。これが楽しい。
でも、餌は100円。しょっちゅう課金を求められる感じ。
入口で、22枚2000円のクーポンを売っています。クーポン1枚は100円として使えます。
これ、餌以外にも園内どこでも(売店などでも)使えるので、買って損はありません。
あと、入り口では売っていなかったのですが、17枚1500円というのもありました。
こっちのほうがお得だけど、遊園地エリアの奥でないと売ってないかもしれません。
#公式ページには、入口チケット売り場でしか買えない、となっています。
遊園地エリアで売っていたのは、夏休み期間だけ、などの可能性もあります。
入るとすぐに草食動物ゾーン。
ペレットを、5個 100円で売っています。
ラマ、シマウマ、ダチョウ、ブラックバックなどがいます。
投げて、落ちたのをもそもそ食べてくれる、という程度。少しあげるのは楽しいけど、たくさんはいらないかな…
ダチョウの卵が、ところどころにまとまって落ちています。
以前に生態を知って驚いたことがある。ダチョウはハーレムを作り、代表の一羽だけが卵を温めます。
まとまって落ちているのはそのため。でも、ここでは誰も温めようとしていないみたい。
最初の餌やりゾーンは 80m 程度。それで一端屋内に入ります。
そこはレストランの地下を抜ける通路で、チーター・ライオン・ホワイトタイガーが見られます。
チーターは、もちろん本気で走れるようなスペースはないのですが、軽く走っているだけでも十分速い。
ホワイトタイガーは、それなりの値段で餌やり体験ができますが、先着順の人数限定。
あっという間に埋まってしまうようです。
餌やりをしたいとは思っていなかったのですが、この体験時間はその他の人は事実上ホワイトタイガーを見られません。
長女が「見たかった」というので、後でもういちど来る約束をして先に進みます。
再び草食動物の餌やりゾーン。
先ほどの場所に、折り返すように繋がっているのですが、動物は住み分けていて、こちらにはキリンなどがいます。
キリンは長い舌で餌(スティック状の野菜)を絡めとります。
これ、なかなか面白い。お金を払っても餌をあげたくなる。
通路はキリンの首がちょうどよい高さになるようにしてあります。
頭を間近で観察できるチャンスでもあります。
キリンって、角が5本もあるからよく見てみましょう。
#子供に「角は何本?」ってクイズを出したけど、当然うちの子は答えを知っているので、つまらん。
こちらの餌やりゾーンは150m くらい。
時間が合えば、サイに触ってみる体験もありますし、象の餌やりもできます。
僕らが行ったときは時間が合いませんでしたが。
わくわくふれあい広場。
実は、僕としてはここを動物園の目的としていました。
長女はカピバラが大好きで、次女もそれにつられてなんとなく好きなのですが、ふれあい広場ではカピバラと触れ合えます。
モルモットも、ハリネズミも、アルマジロもいます。ミナミコアリクイやリクガメ、アヒル、フクロウもいます。
あと、マーラ。最初は何者かわかってなかったけど、齧歯類で赤ちゃん(2週間前に生まれたらしい)はウサギみたい。
親は足が細く、最初は小型の鹿かと思ってました。
先にダチョウの卵の話を書きましたが、ふれあい広場にも1つ置いてありました。
自由に持っていい。結構重いです。
ふれあい広場に入るのは、一人100円。中で餌をあげたい場合は、これも100円です。
ここで1時間近く入り浸っていたと思います。
カピバラかわいい。背中を撫で続けていると、気持ちいのかごろりと横になり、お腹を見せてくれることがあります。
齧歯類だし、餌をあげるときも気を付けないと危険…と、昔ズーラシアの飼育員さんに聞いたことがあるのですが、非常に憶病で、あまり危険は無いようです。
#もちろん注意は必要。
カピバラは5月に子供が生まれたばかりだそうで、ちびっこいのもたくさんいました。
12時半。
お腹がすいてきたので、ふれあい広場は終わりにして、レストランに行きます。
レストランは、少し坂を上った上に入口があります。
小高い山になっているので、入り口からは動物園の全体が見えます。
もっとも、そこから階段を下りて、食事席は低いところ。
ライオンとホワイトタイガーの飼育場の間に位置し、壁が全面ガラスです。
猛獣を見ながら食事ができるようになっている。
時間的に混んでいるかな…と思っていたら、そんなことはありませんでした。
ただ、窓際席はさすがにありません。
また、この日は少し暑く、ホワイトタイガーは日陰に隠れてしまいレストランからほとんど見えません。
それをすでにわかっているうえで、座席はホワイトタイガー側の一番内側しかありませんでした。
まぁ、目的は食事なので構いません。食べます。
それでも、時々ホワイトタイガーがうろうろして出てくるのを見ることは出来ました。
食事が終わって出るころには1時過ぎ…
だったのですが、この時間になって混み始めていました。入り口には席が空くのを待つ列が。
いいタイミングで入ったようです。
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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 【あきよし】 最近「ハチミツとクローバー」読んでいて知ったのですが、アニマルキングダムに訪れている話がありますね。特に説明はないので、知っている人しか判らないのですが、さらに後の話でも「以前の伊豆旅行で~」みたいに語られているので間違いなさそうです。(訪れているのは12話だったと思う) (2017-10-24 17:25:23) |
家族旅行記の続きです。
遊園地エリアに移動します。
エリア入ってすぐに、すごく古びたゲームコーナーがあります。
…うわ、僕としては見たい。でも、子供には絶対つまらない。
家族に、少しだけ見せて、と断って入ります。
入口付近には太鼓の達人とか、UFO キャッチャーとか、比較的最近のゲーム。
でも、奥にはわくわくパトカーとか、わくわくアンパンマンとか、ダンスダンスレボリューションとか…
奥のものはほとんど電源が入っていません。DDRは電源が入っているのだけど、画面に「HARDWARE ERROR」って書いてあるし、どうやらそれがわかっていて、間違えてお金を入れないようにコイン投入口をガムテープでふさいである。
じゃぁ、なぜわざわざ電源を入れるのか。電気代の無駄と思うのですが、わけがわかりません。
ゲームコーナーで一番大きな面積を占めるのは、子供向けのボールプール。
でも、なんだか埃で薄汚れた感じで、夢がありませんし、飛び込む気にもならない。
その他、動いていたものとしては…
リッジレーサー、レイルチェイス、出たな!!ツインビー、スペースインベーダーDX、スタントタイフーン、ポップンミュージック。
エレメカではワニワニパニックや、エアホッケー、目方でドンピシャなど。
ドンピシャは「物理的な挙動を楽しむ」というエレメカらしさをうまく使ったゲームで、結構好き。
…と、これくらいかな。子供たちはつまらなそうなので、さっさと出ます。
遊園地エリア。
カルーセルがあり、次女が乗りたいといいます。
カルーセルだけど「回転木馬」ではなく、ウサギやダチョウ(アヒル?)、キリンなど、いろいろな動物がいます。
半分は動物園のアニマルキングダムらしい。
300円。でも、長女・長男は、特に乗りたくはなさそうです。
次女が乗っている間に、別のものを探します。
すぐ近くに、スリラーハウスというお化け屋敷? がありました。
こちらも300円で、長男はこちらの方が気になると言います。
なんだか変な顔に壁が作り込んであって、出入りは口の部分。
建物の2階の窓には、なんだか変なマネキン人形で、フランケンシュタインの怪物に襲われる女性? が見えている。
スリラーって書いてあるけど、多分絶対怖くないから入ってみたい、と。
長男と長女で入ってみました。
出てから聞いたら、暗かったので長女はちょっと怖かったらしいけど、それは「暗い」ということに対してのみ。
長男に聞くと、「なんか、人形の首がぽーんって、飛ぶところがあって、すごく変で面白かった」とのこと。
感想だけではよくわからないけど、楽しかったみたいなのでOK。
他の乗り物エリアは坂の上で「面倒だからいい」と子供たちが言うので無視。
恐竜の森、というのがあるので入ってみます。
1グループ5人までで500円。
1人でも5人でも同じ料金って、かなりアバウトです。
森の中に、恐竜のロボットが置いてあります。
結構よくできています。
もちろん、ロボットと言っても歩いたりはしません。首としっぽが動いて、鳴く程度。
…鳴く?
問題はここの部分で、ゴジラのような、いわゆる「怪獣の声」が流されます。
でも、学術的な研究では、こうした声は出していなかっただろうと、むしろ否定傾向ですね。
恐竜がどのような声を出していたかはわかりませんが、声帯の痕跡のようなものはあまり見つかっていません。
哺乳類のような「鳴き声」ではなかった可能性が高いです。
最近は、ハトのように「くーくー」と鳴いたのではないか、という説が浮上しています。
恐竜は進化して鳥類になったし、鳥類と同じように鳴くというのは自然な仮説。
特にがっかりしたのが、パラサウロロフス。
鼻からトサカを通り、喉に抜ける謎の長い管を持っていた痕跡が見つかっていて、共鳴させて「オーボエのような音を出したのではないか」と考えられています。
ロボット脇の説明にもそう書いてあるにも関わらず、鳴き声は「ギャース!」って感じの絶叫。
すこしは説明に近い音にしてほしかった。
まぁ、よくできていたので細かな不満点を書いているだけです。
ロボット自体は、わき腹が息をするように動いたりとか、瞬きしたりとか、細かな動きもあってよくできています。
恐竜にちょっと興味のあるお子さんなら、喜ぶと思いますよ。
最後には記念写真コーナーがあり、「孵化して卵から首を出した赤ちゃん恐竜」の横で、同じように大きな卵から首を出して撮影できるようになっています。
「顔出し」としては、変に顔をはめるわけでもなく、それでいて自分も恐竜になった感じで、よくできているのではないかな。
これで園内ほぼ一周。
時間は15時ごろでした。閉園時刻は17時。
後でまたホワイトタイガー見る、って約束しているし、カピバラとももう一度触れ合いたい。
レストラン前に伊豆特産のミカンを使ったソフトクリーム屋があり、それも食べる約束をしています。
お土産物屋さんも見たいそうです。
じゃぁ、2週目に入りましょう。
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家族旅行記の続きです。
再び入り口付近から草食動物ゾーンを一気に通り過ぎます。
チーターの展示場所に行ったら、先ほどいなかった仔ヒョウが放されていました。
以前に子供同士でじゃれあっていて怪我をする、という事故があったので、時間を決めて見せているのだそうです。
じゃれあって走り回っています。まだ丸っこくてかわいい。
ホワイトタイガーも、ゆっくり見られました。
本来のルートでは、ここから長い草食動物ゾーンなのですが、ショートカットがあるのを確認済みです。
すぐにふれあい広場に出られます。
ふれあい広場に付いたのが15時半。30分ほど遊ぶことにします。
もうお客さんはかなり減っていて、中で売っていた餌も販売終了しています。
でも、ふれあい広場前の売店(無人)にはまだ餌がありました。
クーポンはまだあるので、300円分買います。
そして、再びふれあい広場に入る料金500円を払い、入ります。
…また、カピバラやモルモット、マーラといった齧歯類に囲まれて、もへーっと過ごします。
中央あたりで何か騒ぎがありました。行ってみると、ダチョウの卵を子供が落として割ってしまったようです。
地面にどろりとした大きな黄身・白身が流れています。
こんな時でも慌てずに、お姉さんの解説。
ダチョウの卵は鶏の卵25個ほどの大きさがあって、食べてもおいしいです。
展示してあるものは古くなると腐ってしまい、すごい臭いがすることもあるのですが、今日の卵は新鮮なので臭くないですね。
…と、説明しながらてきぱきと割れた殻を片付ける。
かけらが落ちていたので記念に持ち帰りましたが、結構厚くて、瀬戸物の茶碗の破片みたいな感じ。
すぐ片付けないと、子供が触ると危ないんでしょうね。
お客さんが減っているので、飼育員さんへの質問などもしやすいです。
ふれあい広場内、2つのエリアに分かれているのですが、どちらにも同じような動物がいますし、マーラなんかは我が物顔で区切りのゲートを通り抜ける。
何で区切っているのかわからない。
怪我をしているカピバラがいたので、そのことを質問した時にエリア分けの理由がわかりました。
カピバラは普段おとなしいのですが、別の群れのオス同士ははげしく戦うんだって。
エリアが二つに分かれているのは、カピバラの群れを分けるため。
怪我をしている個体は、うっかり別のエリアに迷い込んでしまい、噛まれたのだそうです。
16時になったので移動します。
再び小高い山を登り、レストラン前の軽食売店へ。
みかんソフトクリームを食べたい、と主張していたのは長女。
もちろん、迷わず選びます。
次女は迷って、ミカンとバニラのミックスにします。
長男はチョコとバニラのミックス。
僕と妻はミカン。
…ミカン、チョコ、バニラしか選択肢がないんです。
ミックスは出来るけど、必ず片方はバニラで。
僕は気づいていなかったのですが、遊園地エリアにはもっといろいろな味のある軽食店もあったそうです。
しかし、この後遊園地エリアに行くつもりはありません。遠回りだから。
真っすぐ出口に向かうルートがあるのでそこを進み、お土産物屋さんへ。
お土産物屋さんを見たい、と言っていたのは長女。
次女は、昨日の水族館でぬいぐるみを買い、もうお金が残っていません。
でも、長女が欲しいものはなかったみたい。これなら昨日の水族館で買ったほうがよかったかな、という感想。
干物とか、家族で楽しめる伊豆みやげもどこかで買いたいと思っているので、アニマルキングダムはこれで出ることにします。
帰り道。
本当は、アニマルキングダムを3時半くらいには出て帰路に着くつもりでした。
でも、子供が楽しんでいるし、閉園時刻ギリギリまで遊び倒しました。
帰路の車の中で、長女・次女はすぐ寝てしまいました。
長男はさすがに体力があり起きていましたが。
帰りは干物屋にでも寄って…と思っていたのですが、前述のとおり長女のお土産も買いたい。
ぐらんぱる公園の隣に、大きなお土産物屋さんがあるのですが、前回そこで買い物したので、今回は違うところにしたい。
夕食も考えないといけない。…などと考えながら進み、1時間ほど走って、伊東の道の駅「マリンタウン」に入りました。
4時過ぎにソフトクリームを食べ、その後寝ていたので子供たちはお腹空いていないようです。
ご飯はここでは食べないことにして、お土産を見ます。
1時間ほど買い物をして、珍味好きの長男が気に入ったししゃもの浜焼き、ワサビ味噌、イカの塩辛など買います。
珍味ばかりではつまらないので、みかんを使ったお菓子も。
長女がお土産に選んだのは、金属製のしおり。435円。
チンアナゴとニシキアナゴが樹脂で色付けされています。
クリオネの図案とどちらにしようか迷っていたのですが、クリオネは水族館にはいなかったので、思い出になるほうで。
再び車を走らせます。
熱海付近ではまだお腹は空いていない、というので、さらに走って20時過ぎに小田原で夕ご飯。
値段高めの回転寿司でした。食べれる量がわからないから調整できるように…と考えたのですが、美味しかったので結構食べました。
この後さらに家まで1時間。帰宅は22時過ぎでした。
長男、この次の日は登校日だったんだよね。翌日眠そうでした。
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