新聞などで、男女の家事分担に対する考え方が違う、という話題が出ていた。
男性が3割程度家事をやっていると思っているのに対し、女性は男性が1割程度しか手伝ってくれない、と思っているという結果。
僕は家事はやっっているつもりだけど、どうしても妻に任せないといけない部分がある。
ずっと以前に書いたのだけど、男が全部家事をやる、くらいのつもりでいて、やっと半分程度しかできないと思っている。
ましてや、3割やった、と思っていたら実は1割なんていうのは当然だろう。
僕自身は兼業主夫を自任しているので、一応一通りこなす。
以前は、洗濯、炊事、掃除、風呂、トイレ廻り、買い物、ペットの世話、などは僕の担当だった。
子供が保育園だった時の送り迎えも僕の担当だけど、これはもう不要になった。
自営業なのであまりアイロンがけなどはしないのだけど、これも僕の担当。
ゴミ出しに関しては、ただゴミをまとめて捨てるのは僕の担当。
でも、分別ごみに関しては細かすぎてややこしいので、まとめておくと妻がやってくれていた。
洗濯ものを畳んだり、風呂掃除は子供がやってくれるようになった。
子供が遠足でお弁当が必要、なんて時も、以前は僕が作っていた。
今は長男が中学校でお弁当が必要。毎日作るほどのスキルが僕にないので、妻が作ってくれている。
でも、以前やっていたのでこれらのことは「できる」。
やってくれればありがたいのだけど、家事分担の際には、人が忙しければ僕が、という仕事だ。
妻でないといけない仕事の一つが、裁縫。
今朝、学校の制服の校章がとれてしまった、と長男に言われた。
少し前から夏服になっているのだけど、Yシャツに校章がついていないといけない。
アイロン接着できるものだったので、先日僕がつけておいたのだけど、2~3回の洗濯で取れてしまった。
まぁ、アイロン接着ってそんなもんだよね。
今日はたまたま長女も社会科見学があり、妻は弁当作りに忙しかった。
じゃぁ僕がやろう、と裁縫セットを出して挑んでみたのだけど…
結局、小さな布一枚を胸ポケットに縫い付けるのに、10分かかっても終わらず。
妻が弁当を作り終わってしまい、最初からやり直してもらった。
(縫ったところもガタガタで話にならない)
もう一つ妻でないといけない仕事が、PTAの会合への出席。
こういうのは場所の雰囲気にもよるのだろうけど、PTAがほとんど井戸端会議のようになっていて、女でないと話についていけない、そうだ。
#そう妻に言われて任せているので、実体はよくわからない。
あと、これはうちに限った話だけど、妻が園芸好きなので小さな家庭菜園が庭にある。
些細な収穫だけど、庭で取れた野菜を食べられるというのは、なにかうれしいものだ。
この家庭菜園も食卓に上る以上は「家事」なのだけど、僕に園芸知識がないので妻に任せるしかない。
我が家の場合は自営業なので、書類を作って役所に持って行ったり、会計をまとめたりする仕事もある。
これも「家事」の一部だと思っているけど、これも妻がやってくれている。
僕は字が汚いし、金勘定の適性が全くない。
それでも以前はやっていたのだけど、あまりにひどいので妻があきれてやってくれるようになった。
本当にありがたいと思う。
この仕事が大変なのにやってくれているから、僕ができる家事は出来るだけやろうと思っているのだけど。
男の考える家事は、「掃除、炊事、洗濯」に代表されるような、目に見えやすい仕事だと思う。
でも、炊事の前には買い物が必要だし、洗濯すれば畳んでしまう必要もある。
そういう部分をカウントしていない人は多い。一度経験すれば、そうした些細な仕事が想像以上に時間を奪うことがわかるのだけど。
それでも、炊事や洗濯ものを畳むなんて仕事は、House Keeping の一部なので「家事」だと思ってもらいやすい。
実際にはPTAへの出席とか、役所への書面提出とか、House Keeping ではないけど誰かがやらなくてはならない仕事がある。
こうしたものも、家の誰かがやることなのだから、家事だ。
僕は、家事に関してはかなりやっているつもりだけど、それでも5割行くかどうか、じゃないかと思っている。
以前は5割以上やっていたと思っているけど。
今は妻も4割以上やってくれていて、残りの部分は子供たちじゃないかな。
家事の多くは、難しいわけではなくて「時間がかかる」だけだ。
だから、子供でも案外戦力になる。
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