家の10年目メンテナンスの話の続き。
前回「1か月くらいの予定」と書いたのだけど、メンテナンスするうちに木部が傷んでいるのが見つかって取り換えたり、予想以上の出費になっている。
そもそも非常に高かったので、木部塗装は自分でやることにした。
10年ごとのメンテナンスでしか塗らない…という家も多いらしいのだけど、一応2~3年おきには自分で塗っていたし。
#メーカー推奨は1~2年での塗り替えなのだけど。
すでにほぼ工事が終わったのだけど、足場をばらすのは少し延長してもらっている。
その間に、普段塗りにくいところでも塗装しなくては。
我が家にはパーゴラ(いわゆる藤棚)があって、藤の枝が這っている。
園芸好きの妻が管理していて、普段の塗装も妻任せだ。
でも、足場があるときくらい僕がやろう…と言ってみたのはいいが、足場はあくまでも壁を塗る職人さんのためのもの。
パーゴラを塗るには、足場からパーゴラに降りる必要があった。
降りた足場などを手で持ち、体を支えることはできる。
でも、パーゴラの細い枠を踏み外せば落ちる。枠の感覚でしか足を広げられず、それすらも伸びた藤の枝に制約される。
態勢を維持しているだけで、普段使っていない筋肉を使うのがよくわかる。
その体制の中で、すべての木部を塗っていくのが非常に難しい。
筋肉痛…とまではいかないが、今日は体中の筋肉がだるい。
いつも妻がよくこれをやっているな、と感心する。感謝せねば。
#僕はパソコンオタク一直線の青春時代を過ごしていたが、妻はスポーツ少女で身体能力が高い。
大工仕事なども得意だし、園芸知識もあるし、我が家の外構に関しては完全に妻の才に負っている。
ペンキを塗っていると、いつも「空手が強くなってしまう」などと思う。
ベストキッドの中に、そういうエピソードがあるのよ。
「空手を学びたい」という主人公に対して、老師が家の雑用を命じる。
その雑用の対価として教えてもらえるのかと思ったら、来る日も来る日も雑用ばかり。
でも、実は「ペンキ塗り」などの動きこそが空手の型を習得するための訓練で、何も教わっていないのに型は身についていた、という話。
妻に言ったら「端的に行って、頭悪い」と言われました。
もちろん本気で思っているわけじゃないけれど。
子供が保育園に行っていたころは、子供が遊んでいてもすぐに親を頼るので、木部塗装をやろうと思ってもなかなか時間が取れなかった。
しかし、今は子供同士で遊んでいてくれる。
今後はもう少し頻繁にメンテナンスができるといいなぁ、と思う。
#木部の傷んでいた部分は、塗装がおろそかになっていたからではなく、一日中日が当たらない部分だったためです。
修繕した際には、単に元に戻すのではなく、「雨が降っても乾きやすいように」など工法を工夫してくださったので、今後は大丈夫…と思いたいです。
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