2016年08月12日の日記です


プレジャーフォレスト・2日目  2016-08-12 16:17:56  旅行記 家族

今年の家族旅行の話、これで最後です。


キャンプの朝は早い。


日が昇れば明るくなるから、朝5時前に起きてしまう。

でも、子供は寝ているし、起きたとはいってもこちらも眠い。

毛布にくるまり寝ころんだまま、ぐでぐでしてる。


5時を過ぎ、荷物整理を始めると、一緒に寝ていた長男が起きた。

テントは男女で分けている。


夜露でフライシートがびっしょり濡れているのがわかったので、乾かすためもあり、出入り口を網戸にする。

そんな作業をしている間に長女・次女も起きたので、女性テントも網戸にする。


「おなかすいた」と子供たちが言うので、ウッドデッキに車座になって非常食のお菓子などを食べる。

朝ごはん8時からだから、ずいぶん時間があるんだよね。


前日までに、スタンプラリーは1つを除き、すべてを集めていた。

最後の一つは、それ以外の全部を集めることでやっとヒントがわかるようになっている。


夜の間に考え、大体場所のめぼしもついていた。

キャンプエリア内にあるので、朝の散歩もかねて探しに行ってみる。


…あっさりと見つかった。

テントに戻り、荷物整理して撤収準備。

まだ時間があるので UNO で遊ぶ。


そうこうしている間にやっと朝ごはんの時間になったので、バーベキュー場に向かう。


朝はビュッフェ形式。すでにできているご飯を好きなようにとって食べる。

いつものごとく次女は食べきれないほど取って「お父さん食べて」になるし、長男は「美味しかったから食べ過ぎたー」ってなってる。




撤収準備はできているので、テントに戻ったら最後の清掃。

入る前から、テントの周囲に結構ゴミが散らかっていた。それらを全部拾う。


自分の名誉のためだ。我が家がゴミを散らかしていった、と思われたらたまらない。

それと、山の自然への感謝のため。


ロッジに行き、鍵代わりのランタンを返したらチェックアウト完了。




ふたたび遊園地に向かう。

入園は無料だけど、すでにフリーパスはないので遊ぶのは有料。


まず、園に入ってすぐに、スタンプラリーの景品をもらう。


全部押せているから、パーフェクト賞だ!

「パーフェクト」ってハンコを押してもらえるだけで、ハンコ5個と賞品は同じなのだけど。


そして、昨日は我慢していた「ピカソのたまご」。

これは無料なので、昨日は遊ばないでおいた。


長男はアスレチックが大好きで、決して手抜きをせずにきっちり遊ぶ。

長女・次女はとにかく「ゴールした」と競争するのが好きで、多少ずるをしても先を急ぐ。


ところが、プレジャーフォレストのピカソのたまごには、「9ルーレット」という強敵が待ち構えている。

アスレチックとは言いつつ、運のみのゲーム。9マスの中でルーレットに従い移動し、ゴールを目指す。


各マスからは、それぞれ4方向に進める。

ゴール直前のマスまで進むのが一苦労なのだけど、ゴール直前のマスからゴールに進める道は1本だけ。

まじめにやっていると、まずゴールできない。みんな途中で飽きてずるをするのが普通なのだけど、長男はまじめにやりたがる。


これ、前半にあるのだけど、やっている間に妻から「ゴールした」と連絡が来て、長男もさすがに諦めた。

まだ9ルーレット、と返事をしたので、長女と次女も戻ってきて、みんなでゴールを目指す。




ゴールしたら11時ごろ。

他に遊ぶものはないし、暑いのでレストランで涼んでから次の場所に向かおう。


…とおもったら、昼には早いのにレストランがすごく混んでいる。

とりあえず涼もう、ということでスーベニアショップへ。


しばらく涼んで、信玄餅と、次女が買いたがったお土産の髪ゴム 150円だけ買って帰る。


レストランで何か冷たいものでも、と言っていたのだけど、それは外で食べることにしよう。




プレジャーフォレストの周辺には特に面白いところはない。

事前に調べたのだけど、相模湖がある程度で、その相模湖も家族連れで遊ぶような感じではない。


相模湖記念館、というのがあるので、そこに行ってみることにした。

みんな科学館好きだから、何か楽しめるかもしれない。


一応、12時ごろになっていたので、ファミレスに入って…約束していた「冷たいスイーツ」を食べる。

みんなアイスクリームなどを頼む中で、長男は「ハンバーグカレー食べたい」としっかり昼食を食べた。


#いつもは朝ごはんは7時ごろ。

 この日は9時まで食べていたので、あまりおなかすいていない。



それから相模湖記念館行ったのですが、期待外れでした。

市民センターの一室に相模湖のことを展示してある部屋がある、というだけなのね。


しかも、後半は子供ウケを意識しすぎて、相模湖と全く関係ない展示内容。

一応「ダム」ってことで電気つながりではあるのだけど、単に電気実験のような内容ばかり。



「アルゴブロック」というプログラミング教材が置いてあった。

プログラム教育は以前から興味があるし、一度見たかったのだけど…


これは、ブロックを繋ぐことでプログラムする教材。

画面上に、「ロボットを経路通りに動かす」などの問題が出されて、実際のブロックを接続することでそのプログラムを作る。


ブロックには、「前」「回転」「右」などが書かれている。

回転は、ロータリースイッチが付いていて、45度単位で角度指定できる。

前とか右とかは、数字を変更できるスイッチがあって、距離を指定できる。


#ここで、「右」とは、方向を変えないで横にスライド、という動作。

 方向を変えるのは「回転」のブロックに限られる。


他に、「繰り返し」と「繰り返し終わり」のブロックもある。

繰り返しブロックには数字パネルをはめ込む端子があり、その数字の分だけ繰り返す。


なぜ「前」と同じような数字スイッチにしなかったのかわからない。ここだけ操作が統一されていない。


特殊な動きとして、「前」と「右」は横に(並列に)つなぐことができて、斜めに進める。

物事の手順を教える、というのが目的のはずなのに、ここは無手順で横に並べられる、というのも統一感がない。




遊んだのだけど、正直なところ、面白くなかった。

プログラム教材、と言いつつ、プログラムの勉強にはなっていない。


ブロックという「物理的なもの」を使っているので、自由にプログラムを組もうとすると、ブロックの数が足りない、という制約にぶつかる。

どのブロックも、2~3個しかないのだもの。


その結果、課題がちょっと難しくなると、「自由にプログラムして解決する」というよりは、「制約の中でプログラムできるように最適化する」ことが重要になる。

プログラムの初心者向け教材なのに、いきなり制約下での最適化が目的になる、というのは何か違う。


移動ブロックを同時に使って斜めに進める、というのは、制約下でできることを増やす策なのだろうけど、すでに書いたように統一感がないし、「手順を考える」という目的と合っていない。



アルゴブロックって、考案されたころには結構もてはやされて、いろんなニュース記事で読んだ。

でも全然普及しないから遊べず、今回たまたま遊んでみたら、普及しない理由がよくわかった気がする。




アルゴブロック批判だけで無駄に長く書いてしまったが、子供たちがすぐ飽きたので、相模湖記念館は早々に退出する。

次女はホールのソファーで寝てしまっていた。



もうちょっとダムらしいところを、と思ってダムの堤防近くに車で入る。

堤防上には道路が通っているのだけど、車は入れない歩行者道路。


次女が寝ているので僕は車で待ち、妻と子供たちでダムをちょっと見学してきた。


…これで終わり。

2日目が思ったより楽しめなかったので、「もっと遊びたい」という声が出たのだけど、とりあえず帰路につく。

その代わり、帰り道で面白そうなものを見つけたら寄る、という条件。

子供たち、テレビでやっている「ぶらり旅」みたいな番組好きです。


でもね、2日目は楽しめなくても、1日目に思う存分遊んだ。

車が走り出したら、疲れが出て3人ともぐっすりと寝てしまった。


結局、どこにも寄らずに家まで帰りついたよ。




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