夏の福島旅行の続きです。
朝5時過ぎに起きて、朝風呂に行きます。旅行の時のいつもの習慣。
子供たちの要望もあり、また洞窟風呂へ。
昨夜見た様子だと、混浴だけど朝早くなら大丈夫だよ、と妻も誘います。
先に入っている人がいたらやめればいいし、脱衣場はわかれているので、誰か来たら逃げることもできる。
でも、脱衣場、お風呂の方から見えるのですね…
しかも、男性脱衣場より女性脱衣場の方が見えやすい。逆にした方がいいんじゃないかな。
夜来た時は、頭上に星が見えましたが眺めはあまり気にしていませんでした。
朝見たら…別に眺めはありませんでした。目隠しのために周囲が植え込みになっている。
適当に大浴場へ。ここまで来たら全部踏破しましょう。
大浴場は、お風呂屋さんの雰囲気。
大屋根があって、男女の脱衣所・風呂場のどこからでも屋根が見えます。
壁はあるけど、空間としては繋がっているから、「先に出るよー」とか声がかけられる。
大きな窓があって、それなりの眺望。でも、露天ではありません。
女性の方には小さな露天風呂がついているそうです。その代り、湯船は男性より小さいようです。
お風呂から出た後、僕だけロビーに行って新聞読んでました。
ロビーからの眺望は非常に良く、朝早かったので大きな引き戸を全て開けていました。風がさわやか。
9時ごろには、気温が上がってきたので引き戸を閉めてクーラーになってしまっていました。
引き戸は全てガラスなので、眺望は良いのだけどね。
旅行の時にその地域の新聞を読むのは僕の趣味。
福島民報が、「ふくしま未来応援団」として全校から中高生を福島に招いた、という記事を載せていました。
福島の現状を若い世代に知ってもらうために、今年から始めた事業だそうです。
福島以外の各県から1人づつ、46人を招いたようです。
社説として、風評被害を無くすためにも、一人でも多くの観光客に来てもらって現状を見てもらうことが大切だ、と説いていました。未来応援団も、そのための事業の一つだと。
我が家では毎年夏に旅行するのが恒例ですが、今回は「旅行に使う金が、少しでも役に立てば」と福島を目的地に選びました。
旅行記も公開することで、わずかでも力添えできれば、と思っています。
7時半から朝ごはん。朝ごはんの後には、ロビーでモーニングコーヒーが振る舞われました。
本来ロビーで飲むコーヒーは有料のようですが、「一杯くらいは奢ります」と書かれていました。
この言い方、茶目っ気があって好き。
宿としては安い部類だと思いますが、サービスは行き届いています。
施設は…まぁまぁかな。老朽化が目立つ個所はありますが、清潔感はあります。
何より、上に書いた「一杯くらいは」みたいな茶目っ気が随所にみられるのが楽しい。
9時20分にはチェックアウトし、アクアマリンふくしまへ向かいます。
午前中の涼しいうちに湾内の遊覧船に乗ろうと思っていました。
アクアマリンふくしまのすぐ近くから出ています。
が…近づいてから予定変更。
海の上に濃い霧が出ていて、遊覧しても何も見られそうにありません。
後で霧が晴れて、時間があったら乗ることにして、先にアクアマリンふくしまに行くことにします。
アクアマリンふくしまについては、別にまとめたのでそちらをご覧ください。
非常に楽しい場所でした。丸一日遊んでしまいました。
アクアマリンに滞在中、海の状況を常に気にしていました。
やっぱ、遊覧船に乗りたかったから。
でも、時々霧が晴れてもすぐにまた霧が立ち込める。夕方になったら綺麗に晴れましたが、遊覧船の時間も終わりでした。
遊覧船と言っても、ただ風景を楽しむものではありません。
震災の際の被害などの話もしてくれるそうです。
家族旅行で、所詮は遊びに来ているだけなのだけど、震災の復興に少しでも力になれれば、と思っています。
そのためにも、被害を直接知りたかったし、まだ爪痕があるのであれば見ておきたかった。
また来ようと思います。遠いので頻繁には来れないけど。
#アクアマリンふくしまの中にも、震災時の様子、復旧作業の様子などをまとめた、写真パネル展示がありました。
家の近所の、何度も行ったことのある水族館からも、応援に駆け付けたことを知りました。
全部見終わった時、4時半を回っていました。
閉館時間は5時半だ、というお知らせのアナウンスが入ります。
これを聞いて、子供たちがミュージアムショップへ急ぎます。
長女も次女も、ここで何かお土産を買いたいらしい。
いつもは物に執着しない長男も、楽しかったので是非ここの思い出が欲しい、と選んでいます。
結局、長女・次女は小さなマスコットぬいぐるみを買いました。
長男は本。僕はまだ読んでいないけど、何やら面白そうな「魚の比較」の本を選んでいました。
(続く)
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