さて、先日来書いている、マイコプラズマ肺炎について。
一応治癒して全容がわかったので、後学のために記録を残しておきます。
どうも、家族中かかったので大人・子供の記録を幾例かづつの形です。
まず発端。6月頭くらいに、長男が長い間咳こんでいました。
咳は出るけど熱は出ない。それ以外に症状は無い。
少しだるい、と言っていたけど、食欲が落ちるなどのこともなかったし、客観的な症状がない。
医者にはいかなかったのですが、どうもこれがマイコプラズマ肺炎だったようです。
マイコプラズマ肺炎は感染します。
潜伏期間が1~2週間と結構長い。そして、主な症状は咳で、3週間くらい続く。
長男の後、長女がやはり咳こんでいました。
ただ、こちらは比較的早期に治りました。人によって症状の違いはあるみたい。
6月終りごろ、自分の体調不良を感じます。
時々急に苦しくなることがある、という程度で、数秒で戻ります。
激しい病状は出ない潜伏期間でも、多少前兆があったのかな、と今になって思っているのですが、これは医学的な裏付けは無し。
7月の頭には多少だるさを感じるものの、普通に生活できていました。風邪気味かな、という程度。
7月の13日、週明けの月曜日ですが、咳も出て本格的に風邪だと感じたのを覚えています。
(週明けで、子供を保育園に連れていくのもつらかったので)
喉も多少痛くて、飴玉なめてました。
その週の後半がだるさのピークでした。咳も出るし、体が疲れて何もする気が起きない。
すぐに寝なくてはならない状態で、起きていてもぼーっとしてる。仕事にならない。
医者に行くべきか迷いましたが、咳とだるさ以外に症状が無い。
だるさ、というのは客観的に測れないので、医者に説明しづらいと思って寝てました。
週末になると、少し熱も出るようになりました。とはいえ、37度にも達さない程度の微熱。
週末なので仕事は休んで寝ていよう…と心がけたら、だるさは少し収まった。
3連休でしたが、日曜日には夜同窓会に出席してもいます。
翌週に入ると(21日)、もっとはっきり熱が出ましたが、体のだるさは減りました。
鼻水も少し出る状態に。もしかしたら、体が弱っているので別の風邪にも日和見感染したかも。
寝てたら改善し、24日には「治ったかな」と自分で思える状態に。
今日28日。まだ喉に違和感があり、咳が出ることがありますが、ほぼ完治した状態です。
上の自分の病状と並行して、次女が感染。
自分が一番つらかった13日の週に、次女も時々咳をするようになっていたのを覚えています。
感染しちゃったな、と思いつつ、それほどひどくないし、熱もなく、元気に保育園に言っていました。
その週の金曜日、17日に、夕方保育園にお迎えに行くと、すごい熱を出していました。
ただ、熱よりも「首の後ろがいたい」ことが本人の訴え。
体温計で測ると、38度台後半。恐らく、実際の体温は39度行っていたのではないかと思います。
というのも、使っている体温計が30秒で「予測」するタイプのものだから。
(現代的にはごく普通のタイプ)
正確に測りたければ5分かけて測れるのですが、この時は「高熱だ」と判った時点でそれ以上の情報を求めなかった。
あとで、明らかに熱が下がった状態で測ったら、38度台後半でした。
これが、最初にはかった時点では39度行っていたのではないか、という根拠。
恐らくは、何らかの理由で髄膜炎を起こしかかったのだと思います。
髄膜炎になると、首の後ろが痛くなる。ただし、これは後知恵です。
この時は最初にヘルパンギーナあたりを疑った。夏風邪で高熱が出ますからね。
夜ですでに病院は閉まっているし、熱以外には問題はなく元気だったので様子を見ることにします。
で、翌朝には熱は下がってしまった。とはいえ、37度はあったけど。
首の後ろの痛みもほぼ治まった、というので、医者にはいかずに様子を見ることにします。
この時は3連休。土曜日は医者はやっていますが、日月はお休み。
様子を見る、というのもリスクがあるのですが、熱を出してすぐに医者に行っても、判断材料がそろわず、結局「様子見」になることも多いのをわかっていました。
ならば、連れ出して疲れさすより、家で寝ていようという考えです。
その後、本人はいたって元気なのだけど、夜になると高熱が出る、という状態が続きます。咳もある。
連休明けの 21日に小児科に行き、マイコプラズマの疑い、と診断され、薬が出されます。
ところが、薬を飲み続けても状況が改善しない。
夜になると高熱が出て、咳こむ。自分の咳で深夜に起きてしまい、眠れない。
保育園で、25・26の土日にお泊りがあったので、24日になってもう一度病院に行きます。
薬を飲んでも効かないのであれば、精密検査委した方が良いかもしれない、と大病院を紹介されます。
聴診・レントゲン撮影・血液検査。
マイコプラズマで間違いはないだろう、という診断でしたが、飲んでいた薬は本来 48時間以内に効き目が出るもの、だったそうです。
その薬を飲み続けるか、本来6歳児には推奨されない強い薬を使うか、入院して点滴治療するか、という選択肢を示され、現在の薬を飲み続けることにしました。
当日は疲れたのか、夜を待たずに昼から熱を出していました。
しかし、翌日土曜日には夜には熱を出したものの、「高熱」ではなく、日曜日には咳で目は覚ましましたが、熱は出ませんでした。
そして、週明けの昨日、再診。
聴診・レントゲン撮影で、共に回復の傾向が認められる、とのこと。
時間はかかりましたが、薬は効いたようです。本来 48時間で利くものを、1週間飲み続けたことになる。
ただ、病原菌であるマイコプラズマが消えただけで、肺炎で壊れた細胞がすぐに再生するわけではない。
今後も1週間程度は咳が続くでしょう、ということで、咳を軽減するお薬はいただきました。
さて、これらの間に、長男に再感染したようです。
週末の土日、23日あたりから咳が出るようになった。日曜日には体のだるさも訴えます。
また、長女もくしゃみと鼻水が出る。…こちらは、別の風邪のようです。
これは、家族中から菌を消し去らなくてはダメだ、と判断。
昨日僕が次女を大病院に連れて行っている間に、妻に長男・長女を近所の小児科に連れて行ってもらいました。
長男は、マイコプラズマでしょうとの診断。
貰って来た薬、菌を殺す抗生物質の種類が、次女と違う。恐らくは、次女には使わなかった「強い薬」なのかな。
それ以外は基本的に同じ薬のようなのですが、次女は粉薬でもらったけど、長男は錠剤。
最大の違いは、粉は数種類を混ぜて「1包」になっているのに、錠剤は混ぜられないので、薬の種類が非常に多い。
現在、5種類の薬を飲んでいることになります。
朝夕に飲むのが3種類、夕方だけ飲むのが1種類、昼に飲むのが1種類。結構ややこしい。
長女は、普通に風邪薬が処方されました。
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