ついでにもう一本書いとこう。
先の白書絡みで、今の若者は昔に比べて金も時間もないから、結婚や子育てなんてできない、と言っている人を見かけたので。
これは、ある程度事実だと思うのだけど、恋愛や結婚・子育てが「金がかかる」と思っているのであれば、多少勘違いもあるとは思う。
以下、男の視点から書きます。
恋愛での一番の不幸は、金銭感覚が合わないことだと思う。
特に、女性が「男が金を出して当然」と思っている場合は最悪で、そんな相手とは恋愛しないのがよろしい。
結婚したら女は家に入る、というのも、男が金を出す、と同義。
昔ならそれでよかった。税制もそれを前提に組まれていた。
でも、残念ながら現状は社会制度が変わった。夫婦共働きでないと、税制的に不利になるようになっている。
#ちなみに、「旦那」という言葉は、金を持ってくる人、という意味のサンスクリット語、ダーナから。
英語になると「ドナー」となって、提供者の意味になる。
共働きの場合、夫は「旦那」と呼ばれていい気になっていてはいけない。
次に、不幸なのが、女性の頭が悪い場合。
残念ながら、日本には「女は頭が悪いくらいがかわいい」とか、「頭のいい女は結婚できない」みたいな風潮がある。
これを信じている男性がいたら、今すぐ考え方を改めたほうがいい。
頭が悪い女と付き合うのは、一時的に「自分の方が優れている」という優越感には浸れるけど、後が面倒なことになる。
というのも、結局生活の中で頭がよくないと、無駄な金を浪費し続けることになるから。
世の中、頭がいい奴は儲けて、頭が悪い奴はふんだくられるように出来ている。その良し悪しをどうこう言うのではなくて、それが現実だ。
ここで、「ちょっと頭の悪い」女性と結婚すると、少しづつ、いろんなところで金をとられ続けることになる。
結婚したら金が余計にかかる、というケースが発生する。
#逆に、男が頭が悪くて金を気にしていなかったのに、女性がしっかりしている場合…
男が「妻が金にうるさくて」とか愚痴る場合があるのだけど、しっかり倹約してくれているのに感謝せねばなりません。
その上で、どうしても譲れない趣味のものは買うとか、夫婦間の相談は必要です。
賢い必要はないけど、人に騙されず、冷静な判断が出来る程度の相手と結婚して、共働きであれば、収入は増えて支出は減る。
収入倍増ということもないし、支出が減ると言っても二人それぞれが払っていた頃よりも減るというだけで、1人より減ることはあり得ない。
でも、トータルでちゃんとプラスが出る。
子育てはけっこう金がかかるのは事実だけど、工夫で乗り切れる部分も多い。
だって、昔の人はそんなに子育てに金をかけていなかったのだから。
工夫したり、昔はどうやってたのかな、と調べてみたり、結局は頭の良さが重要。
昔と決定的に違うのは、予防接種の医療費などがかさむこと。
これだって適切に申請すれば、無料になったりする。
結局頭が良くないといけない。
いずれにしても「正しい相手を選べれば」という前提付なのだけど、生活がいきなり悪化することはないし、何とかなるもんだよ。
男のプライドとして、十分な収入を得るまでは…とか、もっと漠然と「一人前の男になる前は」という人もいる。
これについては、僕は友達の結婚した理由を聞いたときに目からウロコが落ちました。
この友人、父君から「結婚して家庭を守り、子供を育て上げた男を一人前と呼ぶのだ。結婚前に一人前になれるわけがない」と言われ、結婚を決意したそうです。
この話、僕が妻と結婚する時も後押しになりました。
実際、今でも自分が一人前だとは思いませんよ…
自営業で仕事しているけど、独立時は全然収入無くて、妻の収入で支えられていたもの。
でも、幸い妻の両親も自営で、収入がほぼないときの苦労を妻は知っていた。
収入が少なくても工夫して乗り切れた。
先の日記も、最後は妻への感謝で締めくくったわけですが、やっぱ今回も妻に感謝して終わります。
彼女と出会わなかったら、こんなに好きなことやって暮らせてなかったと思う。
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