毎年恒例、大船祭りに行く。
すると、これも毎年恒例で子供たちが「フリーマーケット」を見たがる。
次女は毎年恒例でぬいぐるみを探す。
これも毎年恒例ですが、「300円までは良いよ」としています。
そして、次女は運命のぬいぐるみと対面をしてしまったのです。
以前から、小児科に行くと置いてあったシナモンのぬいぐるみ。
サンリオキャラの「シナモン」は、次女の好きなキャラの一つです。
結構大きなぬいぐるみも持っています。
でも、小児科に置いてあるぬいぐるみは、もっと大きかった。
「シングレア」という薬のイメージキャラクターとして使われていて、小児科なんかには配ったようです。
当然非売品。
世の中には、小児科関連にお勤めだったり、知り合いにいたりして個人で持っている方もいるようですが。
そして、フリーマーケットに、そのぬいぐるみが置いてあったのです。
次女の目、釘づけ。
ただ、問題はこれが「売り物」ではなかったこと。
当てくじでした。
1回100円で、当たらないともらえない。
結構遅い時間に行ったので、もう残りの景品は少なくて…店番してた小学生の男の子に「あと10個」と言われたのですが、後で調べたら11個ありました。
これを、3回で当てないといけない。
どうしても欲しい、というので、1回だけの約束で当てくじを引きます。
1回目、ミッキーのキーチェーン付ぬいぐるみ。
それほど悪くない、かわいいものです。
これは、次女もちょっと嬉しそう。
…でも、納得できない。1回という約束でやったので言い出せないけど、もう一度やりたそう。
仕方がない…2回目を引きます。
その場にある中では、「2番目のあたり」でした。
入手しようと思ったら、100万円必要な奴だぜ。
(JAバンクで100万円の定期預金組むともらえました)
でも、次女にとってはハズレ。
泣き出しそうなので、これで最後との約束で3回目。
でも、これで終わりと思うと、怖くてクジが引けません。
結局、ポッチャマのキーチェーンぬいぐるみ。
…次女、泣き出しました。
店番の少年も、そのお母さんも、いたたまれない気持ちになっている。
だけど、これはくじ引きだから、どうしようもありません。
しばらく考えて、長女が「じゃぁ、私がやって、当たったらあげる!」と。
長女は他のお店も見ていて、特に欲しいものが無い、と言っていました。
長女はうちの中では一番強運の持ち主、ということになっています。
よくプレゼントを当てるし、四葉のクローバーをすごい勢いで見つけ出す。
(4つ葉は、毎日10本くらい見つけてくる。大抵ひと夏に100本を超えます)
そして、1発でシナモンぬいぐるみを当てました。
当然のように「ほら、当たったからあげるよ」と漢気を見せる長女。
お店のお母さんも「どうなることかと思った。ほっとした」と。御心配おかけしました。
さて、そこで話題になったのが、長女がやっぱり強運の持ち主なのかどうか、について。
次女が3回もハズレを出して、当たる確率は高くなっていました。
とはいえ、長女が一発であたりを引いたのはやっぱりすごい。
次女は残り景品が 11個の状態から3つ引いたので、「どれかがアタリ」の確率は 3/11。
長女が引いた時点で、残る景品は 8個。あたりを引く確率は、 1/8 でした。
このままでは比べにくいので、分母をそろえると、 24/88 と 11/88。
長女は、次女の半分以下の「あたりの確率」で、見事に当てて見せたのです。
これは、やはり強運の持ち主と言える。
全体の個数が n 、あたりの個数が m の時、順次引いて行って最初に「あたり」が出る回数の期待値は、(n+1)/(m+1) になります。
確率計算の話はややこしいから、なぜそうなるかは書かないけど。
今回の場合、6回引いたらあたりが出ると期待されるわけですが、4回で当たったので安かったほう…かな?
次女が喜ばなかっただけで、一般的には当たりの「ちょリス」も当たっているし。
#このブランケット、被り物にもなっているので、家帰って遊んでたらお気に入りになりました。
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