春の家族旅行記の続きです。
宿を出たら、まず熱川バナナワニ園へ。
今回の旅行の目的の一つでしたから。
でも、実は計画中に、行くのやめようかとも思ったんですよ…
熱川は温泉地だから、温泉入ってバナナワニ園見る、というコースならそれもいい。
でも、近くに他の観光地は特にないのね。
それでいて、バナナワニ園はゆっくりしていても2時間程度で見終わってしまう程度のボリューム。
シャボテン公園の近くには、観光地がそれなりにある。
そのあたりからバナナワニ園まで、片道30分程度です。
2時間の観光のために、往復1時間が無駄になってしまう。
これがバナナワニ園を辞めようかと思った理由。
でも、宿泊したペンション「とうてんぽーる」は、中間地点に位置していました。
というか、そのあたりの宿を探したのだけど。
それで、2日目の冒頭にバナナワニ園を持ってくれば、それほど無駄なく回れることに気付きました。
そんなわけでバナナワニ園。
最初にワニを見たら、次女怖がる。
朝早かったせいか、ワニあんま動かないしね。ゆっくり見ずに、どんどん進む。
実は、端にいたオオバタンというオウムの仲間が一番人気だったかも。
「オハヨウ」って喋ってくれるのだけど、非常に気まぐれで、時々しか喋ってくれない。
後はすごい大声で啼くので騒がしくて、人が結構集まってくる。
人が集まってきて「しゃべるらしいよ」ってみんなが一生懸命話しかけて、やっと「オハヨウ」っていうとみんなが去っていく、という感じ。
ワニ園の端には、ワニワニパニックが置いてありました。
長男初プレイ。楽しかったようです。
バナナワニ園は3つの建物に別れています。
ワニ園を出たら移動のマイクロバスが待っていたので、乗り込む。
これでバナナ園へ。
名前の通り、バナナが沢山植わった温室があります。
そのほか、熱帯植物が沢山。
そして、レッサーパンダもたくさん。
20年前にはこんなのいなかったんじゃないかな?
…って思ったら、30年前からいるらしい。
日本で最初にレッサーパンダが来た動物園の一つだとか。
ちゃんと動物園として、レッサーパンダの中でも絶滅危惧されている種を飼育し、研究しているようです。
植物ばかりでは飽きるので、設定順路の途中でレッサーパンダがいたり、ワニがいたり、飽きさせないように工夫しています。
バナナ園で、「漫画に見るバナナワニ園」という特別展示をやっていました。
漫画で見る、と言いつつ、テルマエロマエとワンピースの2作品のみ。
バナナワニ園をモチーフにした場所が出てくるのだそうです。
…大学の頃に、友達が「バナナワニ園モチーフの漫画」の話をしていたのだけど、それは無い。
友達の彼女(=僕も入っていたサークルの仲間の女の子)が買っていた女性漫画雑誌に載っていたもので、シュールでブラックなギャグマンガ。
バナナワニ園としか思えない「ワニばかりいる動物園」の日々を描いたもので、毎回お客さんがワニに食べられる。
(直接的な表現は無く、ただ忽然といなくなっている)
そういう作品も是非周知してください。(無理)
バナナ園からは、またマイクロバスで戻ります。
もう一つの建物は、ワニ園の目の前でした。気づかずに移動しちゃっただけ。
そちらは、熱帯植物園。
バナナ園も熱帯植物だけど、主に南国フルーツなど。本園の方は、花とか食虫植物など。
妻がこういうの好きだから喜ぶだろうと思いきや、あれもこれも持っていたけど飼育が難しくで枯らした…と罪の意識に苛まされてました。
いやいや、温室でもないと難しい植物だから仕方がない。
睡蓮の温室前に、アイスクリームスタンドがあります。
この日は春の陽気で、温室の中は暑いくらい。アイスクリームを食べましょう。
バナナ・マンゴー・ココナツ・ドリアン・パパイヤの5種。
みんなどれが食べたい? ときいていたら、次女が「5人いるんだから、全部食べようよ」とまっとうな意見。
まぁ、最初からそのつもりで、一応誰がどれを取るか事前に決めていただけなのだけどね。
このアイス、その香りが付いているとか、果汁が入っているとかではない。すべて果肉入りです。
食感の違いまであって、どれも非常においしいし、食べ比べると楽しい。
そのほか温室を巡り、終わってからもう一度ワニ園へ。
10時前にはいり、2時間ほど見て、もうお昼でした。
ワニ園に簡単なスナックスタンドがあるので、そこでお昼ごはんにしてしまいます。
…してしまいます、ってやっつけで食べるみたいだけど、ここでしか食べれないものがあり、長男が食べたがっているの。
バナナカレー。
バナナ園でとれたばかりのバナナを入れたカレーです。長男カレー好きで興味津々。
あと、バナナソフトクリームもおいしいと評判。
さっきアイスを食べたばかりですが、ソフトクリームも食べます。確かにおいしかった。
カレーは、調理に少し時間がかかります、というので待っています。
まぁ、バナナとカレーって合うよね、位に思っていたら、調理しているのが見えて驚いた。
僕は、生のバナナをスライスしてカレーをかけるんだと思っていたのね。
そうしたら、バナナをフリットしている。衣をつけてあげているのね。
あー、すべて納得。生より絶対うまい。さすがに、バナナのおいしい食べ方を知っている。
バナナは加熱すると甘みがすごく増し、食感も非常に柔らかくておいしくなります。
カレールーの「柔らかさ」「暖かさ」「辛さ」に、フリットしたバナナの「柔らかさ」「暖かさ」「甘さ」で、渾然一体としながら違う味が混ざり合うのを楽しむ、と、そういう食べ方です。
長男が主に食べたわけだけど、一口貰ったらおいしかったよ。
ただ、作り方がわかれば自分の家でも作れるかもね。
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