先日書いたように、20年を区切りに過去の仕事のことをまとめておこうかな、と思いました。
これ、僕としても心理的に少し障壁があるんです。
法的な話とか持ち出して牽制しているのも、そうした自分の気持ちに折り合いをつけるためでした。
で、一昨日書いたら、今日社員時代の友人から、久しぶりに電話がかかってきました。
電話の本題が終わった後、雑談に入ります。
友人「(過去に一緒に作ったゲーム名)なんだけど、まだ稼働している店あるんだよねー。
まだ1年以上あるけど、来年には20周年になるし、なんかイベント出来ないかと思ってるんだよ。
稼働しているゲームセンターとかに協力してもらってさ、当時の作成裏話とかできると面白いんじゃないかな。」
おぉ、それは面白い。
該当のゲーム、今でも「好きだ」と言ってくれる人がそれなりにいるゲームで、ありがたく思っています。
そんなイベントやるつもりなら、ぜひ参加したい。
友人「でね、あと1年あるから、それまでにちゃんと許可をもらっておこうと思って。
Aさんの連絡先知っている? **さんと、**さんには連絡ついたし、**さんはまだ会社にいるみたいだから、Aさんに了解貰えれば全員了解とったことになるんだよね。」
…すごいです。偉いです。
彼は、20年前のゲームの話をするのに、関係者全員の了承を貰おうと考えている。
僕も「20年が区切りだ」と考えている点では同じなのですが、了承もなしに裏話を書くための言い訳を考えていました。
うーん、ちょっと考えたほうがいいのか。
でも、今月中には、僕が初めて作ったゲームが 20年迎えるんだよね。
残念ながらこちらは、今では稼働している物は多分ない。
でも、「好きだったのだけどどこかに置いてないか」とか、「あの音楽好きだったけど、サントラとか出てないのが残念」とか言ってくれる人が、今でもいる。
#ツイッターでエゴサーチしてますよ
なんか、この機会に思い切って話を書かないと、きっかけを失って公開せずじまい、になってしまいそうな気がするんだ。
ゲーム業界に携わったものとして、些細な話でも残しておこう、という意図とずれてきてしまう。
葛藤を振り切って、公開しようと動き始めた矢先に、出鼻をくじかれた格好になってしまった。
もう少し悩んでみます…
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