10月の11、12日の2日間、福島県いわき市のスパリゾート・ハワイアンズに遊びに行ってきました。
ほかの人の参考になりそうな情報は、先にまとめてあります。
以下は家族日記として、旅行記をまとめます。
今年の夏、ハワイアンズは大々的にテレビなどで宣伝を行っていました。
震災から3年たち、そろそろ完全復活したということかな…
「♪連れてって 連れてって」と繰り返す単純な CM ソングに感化され、子供たちが行きたがっていました。
妻も東北地方に暮らした時期があり、様子を見に行きたがっていました。
というわけで、秋に旅行しよう、と決めます。
当初は9月の連休(9月13、14日)に行こう、と思っていたのですが、8月末に予約を入れようとしたら残念ながらホテルが満室。
1か月遅れの10月の連休の予約を入れたのでした。
大々的な宣伝の一部なのだと思いますが、夏ごろにテレビで「フラガール」「がんばっぺ フラガール」の映画も放映していました。
そこでこれらも録画しておき、旅行が近づいてから子供たちに見せます。
我が家ではいつものことなのだけど、少し知識があるだけで旅行はずっと楽しいものになるから。
特に「がんばっぺ」を見せたのは、東日本大震災があったことの再確認でもあります。
長男は3年半前の地震をまだ覚えていますが、長女・次女にとってはもう記憶が薄れつつあることです。
旅行が近づいてから、何を持っていくべきかとかいろいろ調べたのですが…
公式ホームページ、案外役に立ちません。
「よくある質問」コーナーはあるのだけど、通り一遍のことしか書いてません。
本当に必要な情報は、載っていたとしてもページの奥底の方。
たとえば、クレスト館に宿泊しようとして、アメニティに何が揃っているのか調べてもわからない。
結果から言えば、「ホテルハワイアンズ」に準じているので書いていないようなのですが、スタッフにとっては当たり前のことでも、利用者の視点ではわからない、という基本的なことを見落としている。
他にも、行ってみないとわからなかったこともありました。
そうしたところをまとめて置いたら、後から旅行する人に便利かもしれない、と思って別ページにまとめてあります。
これ、決して「サービスが悪い」のではないので勘違いなさらぬように。
サービスは非常に良いものでした。スタッフやホテルマンには、たぶん非常に教育が行き届いているのね。
ホームページ作っているのは多分広報担当なのでしょう。
広報担当は実際のお客さんと現場で接することが少ないので、意見が十分汲み取れてない。
わずかな情報から「よくある質問」を作っても、かゆいところに手が届かない。
ハワイアンズに限らず、よくある構図です。
さて当日。
何とも運が悪いことに、妻が前日から風邪気味。
熱は無いのですが、喉が痛いのです。
また、これも運が悪いことに台風が近づいています。
丁度1週間前に「戦後関東に上陸したものでは最大」という…但し書きが多いけどとにかく強い台風が過ぎていました。
で、それよりも大きな台風が近づいていて、1週間前の予報では旅行当日に直撃だったのです。
でも、少し動きが遅いようで、3日前の予報では「2日目に雨を降らせる」程度に。
念のために雨具なども持っていきます。
我が家は横浜駅からの無料送迎バスを利用しました。
この無料送迎バスの中で、ハワイアンズについてのビデオ上映があるのね。
「こんなところまでハワイっぽい」と思いました。ハワイって、入国審査待ちの間に観光ビデオ上映しているんだよね。
#「旅行中限りのクレジットカードが発行される」とか、「アロハを着ていることが何かと得になる」とか、ハワイらしさをうまく取り入れています。
高速道路を使っておよそ4時間。
9時20分に出発して、到着は1時予定…だったのですが、連休の自然渋滞、さらに事故渋滞も重なり、到着は1時間遅れます。
1時半からフラダンスのショーがあったのですが、これを見るのは早々に諦めます。
あらかじめ席を予約してあった場合、こういう際はキャンセル料なしで解約になるようです。
(と、バスの運転手さんが言ってました)
ホテルにチェックインし、部屋に到着したら部屋で水着とアロハに着替えてしまい、ハワイアンズへ。
荷物は1つにまとめて、更衣室の1日借りられるロッカーへ。
…中に入ってから多数ロッカーがあるのを知りました。
これもまとめに書いておきましたが、更衣室のロッカーに預けるのは不便。
あらかじめ知っておきたいことです。
昼ご飯食べたいな、と思ったけど、子供たちはまず遊びたがるので遊びます。
最初に入ったのが流れるプール。
温水プールだと思っていたのに、案外冷たい! 風邪気味の妻にはちょっと辛い。
次女の浮き輪を持ってきていましたが、長女と奪い合い。
流れるプールでは、浮き輪で浮いて流される方が楽しいためです。
ただ流れるだけでなく、上から水が落ちてくるポイントが多数あります。
ハワイの自然の中で遊んでいる、という雰囲気にしてあり、滝とかが作りこんであるのね。
次女、滝には打たれたがるのに、鹿威しのように落ちてくる水は嫌がる、というよくわからない行動パターン。
でも、きゃぁきゃぁ言いながら喜んでいます。
夕食は5時からなので、2時スタートだと3時間しか遊べない。
ある程度楽しんだら「他のところも見てみよう」と誘いながら、プールを梯子します。
飽きる前に別の場所に行く、と言う感じなので、これがテンポ良くて結構楽しい。
スプリングパーク(ローマ風呂)に行き、スパガーデン(屋外プール)へ。
遊び倒してから「もう一度流れるプール行く」と言うのでウォーターパークに戻ります。
流れるプールを少し楽しんだところで、やっと「お腹空いた」という要望。
もう4時前です。夕ご飯5時からなのに。
でも、ウォーターパークの軽食スペースへ。
夕食が近いからと、鳥のから揚げとフライドポテトのバスケットと、ピザを1枚だけ注文。
丁度、ステージで体験ショーが始まっていました。
子供たちが一緒に踊りを習い、楽器演奏も体験するものでしたが、うちの子供たちは食べるのに夢中。
ショーの最後、体験した子たちがレイ(花の首飾り)を貰う段になって「私も欲しかった」と次女。
食べるのに夢中で、やらないといったのはあなたでしょうが。
食べたら長女が「眠い」と言い出したので、これで終わりにして一旦ホテルに戻ります。
実は、5時からの夕食を6時からと勘違いしていました。
眠いなら1時間くらい寝て…と思っていたら、ホテルに戻って「すぐ夕食の時間だった」と気づきます。
でも、ちょっと体を休めてから再び夕食に。ホテルハワイアンズまで、ちょっと歩きます。
夕食はバイキング。この時は秋の味覚のフェア、ということで、大人一人に半身、オマールエビが用意してありました。
バイキングは非常に盛りだくさん。酒は有料ですが、多めにお金を払えばこちらも飲み放題に。
でも、妻が風邪で喉が痛い、というので酒は飲まず。
和洋中いろいろ取り揃え、バイキングは非常においしいものでした。
カレー好きの長男、最初にいきなりカレーを見つけてたくさん食べ、後から別の物をいろいろ興味を持つも「お腹いっぱい」と悔しそう。
次女も目移りして、あれもこれもと取ってきたものが、半分以上残って「お腹いっぱい。お父さんたべてー」。
あぁ、案の定。僕もいろいろ食べたかったのに、これで結構満腹に。
しかし次女、お腹いっぱいと言いつつデザートは別腹。
デザートコーナーには、綿あめ製造機が2台置いてありました。
これが子供に大人気。綿あめって、自分で作ることあまりないですからね。
長女と次女は、それぞれ5本くらい食べたかな。
1回にザラメ1匙だから、分量としてはたいしたことないのですけどね。
他に、小さなケーキも取り放題、アイスも3種類食べ放題。
長男は「チョコアイスがおいしい」と、2回もチョコアイスを食べる。さらにバニラも食べる。
その後みんなが「メロンシャーベットがうまい」と言い出したときには「アイスはもうお腹いっぱい」と…
カレーで失敗したのに同じ失敗を繰り返す。
6時半ごろまで夕食を食べ、その後「与市」に入浴へ。
まとめの方に書きましたが、与市は広いです。
こんなに広いのに、どうしてお湯が冷めないのだろう? と、長男と探求。
大きな滝が見えます。鑑賞用だから入るな、と書いてあるのだけど、この滝が源泉で、大量に熱いお湯が供給されているのでは? と予想。
手を伸ばして滝に触ってみたら、ちっとも熱くない。どころかぬるい。
風呂の中を歩き回ってみると、だんだんぬるくなっていく方向がある。
じゃぁ、と逆方向に歩いていくと、だんだん熱くなり、源泉が流れ込んでいる個所を発見。
源泉に近づいてみると、すごく熱い。火傷をしないギリギリくらいの温度まで上がっている。
というわけで、広いのにお湯が冷めないのではなく、冷めているのだけど十分暖かく感じるくらい源泉近くは熱い、と判明。
好きな温度のあたりを探してゆっくり入るといいです。
与市では非常に星がきれいに見え、真上に夏の大三角…らしいものが見えました。
十字に見えるように星が並んでいるから白鳥座かな、と思いつつ、星はそんなに詳しくないので自信なし。
後で星に詳しい妻に確認すると、あってました。
30分で出ようと妻と約束していたので、丁度の時間に出ます。
5分ほど待っていても出てこないので、携帯メールに「フラダンスショーの席を取りに行く」と送り、長男と席取りに。
ショーの座席は、良い席は全部予約制。
1階後方席は空いていたけど、実は2階席が邪魔になって上の方が見えませんし、前の人のあたまが邪魔になって小さな子にはステージ自体が見えにくい。
それよりは、少し遠いけど2階席の前の方を探します。
幸い、ショー開始30分前なら、「それほど悪くない席」ならある程度まとまって確保できました。
どこに席を取ったかメールで送ろうとしていたところに、妻がやってきました。
ショーは十分素晴らしいものでしたが、子供には少し退屈だったみたい。
子供の寝る時間…8時半から始まって、途中休憩を挟んで1時間は長いです。
休憩時間に、昼見たような「踊りの体験」をする時間がありました。
次女長女とも、すかさず「やる!」と。昼できなかったので即決です。
かなり多くの子供がステージに上り、一生懸命踊りを真似していました。
レイを貰って満足げに戻ってきます。
後半、ファイアーダンスのショーは素晴らしいものでした。
ただ、勇壮な音楽は次女には「うるさい」ものだったみたい。
ショーが終わるころ、子供たちはみんな「ねむい」と言い出しています。
部屋に戻ってバタンキュー。おやすみなさい。
2日目に続く。
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