箱根旅行記の続きです。
15時半ごろ彫刻の森駅に戻り、次の駅の強羅まで。
強羅からはケーブルカーが出ていて、次女は「乗りたい」と興味を持っていますが、今は駅を出ます。
箱根は何度か来ているけど、実は強羅で降りたのは初めて。今まで、ここはケーブルカーへの乗換駅、と言う感じでした。
本日の宿は、駅からすぐのところにある、「箱根パイプのけむり プラス」。
後で書きますが、非常にいい宿でした。
実は、今までの旅行で泊まった宿は、悪くなくても「もう一度泊まりたい」と言うほどの宿はありませんでした。
でも、ここはもう一度泊まりたい。それくらい良かった。
…ただし、「値段相応で」という前提が付くので、安宿に耐えられない人には勧めません。
(基本的には安宿ですので、多大な期待をしないように)
ともかく、宿についたのは16時前。本当は15時過ぎには来ようと思っていたのですが。
妻が疲れたーといってベッドに横になってしまったので、少し休憩タイム。
でも子供たちは「お腹空いたから早く散歩行こうよ」と。この後散歩がてら、強羅公園に行く予定でした。
10分ほど休み、散歩に出ます。
駅周辺にご飯を食べられそうなところは無いし、夕食も近いのでそれほど食べようとも思わない。
駅の隅に、サンドイッチとホットドックのお店がありました。
サンドイッチは今日は売り切れだというので、ホットドック3種類(これで全種類)をたのみ、家族で分けて食べます。
で、食べ終わって、長女が先ほど乗りたがっていたケーブルカーに乗ろうとすると…妻が「ホテルにフリーパス忘れてきた!」。
次の瞬間、「私、走っていくから先行ってて」と走り出す妻。元陸上選手です。
そんなわけで、子供たちとケーブルカーへ。
これも特殊な電車なので、仕組みなどを子供に説明します。
出発して、公園下…そういえば、どこで落ち合うか決めてなかった。走る妻は大変だろうけど、次の駅まで行くことにして「公園上にいるよ」とメールを送ってしまいます。で、公園上で降りる。
強羅公園は、日本初のフランス式庭園です。今年で100年になるそうで、昨年には「国登録記念物」に登録されたそうです。
駅を降りて少し歩いたら、丁度妻が坂を駆け上ってくるのが見えました。
子供たちは「おかあさんがんばれー」と応援。
合流して入り口に向かいます。
そうしたら…「入園時間は過ぎました」。開園時間は17時まで、入園時間は16時30分までだったようです。
時計を見ると 16時33分。あらら、残念。
「えー、行きたかったー」と長女から文句が出ますが、仕方がない。明日来れるようにスケジュールを考える、という約束でひとまず納得。
「全力坂をやっただけだった」と妻。坂道を走って登るのは本当にきつかったようです。
下り坂なので、ゆっくり散歩しながら皆で強羅まで歩きます。
駅前で、ホテルに向かわず売店へ。
持ち込み可なので酒でも買おう、と思ったのですが、秘密箱が充実した店でした。
組み木の手品…タバコが消えるシガレットケースとか、コインが消えるコインケースとか、子供たちにやってみせます。
長男はすぐにタネがわかったみたいだけど、次女は本当に驚いている。
何度も見せていると、外国人観光客らしいおばぁさんが、「これはどれ?」と棚を指さして聞いてきます。
これですよ、と指さすと、買い物籠へ。
僕がまた別の物を見つけて次女に実演すると、「これはどれ?」で、また買い物籠へ。
最後に、7回秘密箱を見つけて、カチャカチャと仕掛けを動かしながら開けてみせると、「これはどれ?」
え、お土産にするには結構高いですよ? と言ったけど、別に構わないようでお買い上げ。
まぁ、わざわざ高い旅費払って日本に来たのだから、数千円のお土産代はケチらないのでしょうね。
図らずも売り上げに貢献し、長男も展示してある秘密箱などで散々遊んでいたけど、うちはおいしそうな漬物を1つ買っただけ。
(この店は酒屋ではなく、酒は隣の店で買いました)
さて、ホテルに戻り、夕食前に風呂でさっぱりします。
この時は、男と女で別れる。
家族で入れる貸切風呂もあるのだけど、夜9時以降しか空いていなかったため、翌朝の朝風呂を予約してあります。
さっぱりして、夕食はバイキング。これが…おいしかった!
食べ放題だし、安宿だからそれほど期待していなかった、というのが実際のところ。
でも、非常においしいものでした。和食も洋食もデザートもあり、みんな「食べ過ぎた」と言うほど食べた。
特に、デザートコーナーにアイスクリームマシンが置いてあり、トッピングを自由に選んでパフェが作れるのが子供に大人気。
お腹いっぱい、と言ってからも食べ続け、最後には「寒い」と言い出す始末。
部屋に戻ります。
このホテル、部屋は基本的にベッドが並び、ユニットバスがあるだけ。ビジネスホテルのような作りです。
入った部屋からは、電車の線路が良く見えます。子供には大人気。
でも、電車が見える部屋は安いので、「騒音が嫌がられる」という側面もあるのでしょう。
ベッドは1部屋に4つ。
うちは5人家族ですが、未就学児童は「ベッドなし」が選べるので、2つのベッドをくっつけて子供3人で寝てもらうことにしました。
…が、寝相が悪くて長女が長男の蒲団に潜り込み、長男は何度も起こされて最後には怒っって蹴りだしたようです。
これで長女は寝ながらしくしく泣いていて、長男に「さっきまで長女の寝ていたところで寝な」と促したら、別の場所に行ってすぐ寝息を立て始めます。
次女もまた、布団をけっ飛ばして寒くてしくしく泣いていました。
(布団を掛けてあげたらおさまった)
朝になって、長女は位置が入れ替わっているのを不思議がりました。
貸切風呂で朝風呂。
家族5人が入るには十分ですが、大浴場よりはずっと狭いです。まぁ、当然かな。
風呂は、屋根はあるけど壁がない半露天。
オプション料金で 700 円ですが、チェックイン時に申請した早い者勝ち。
これが15時過ぎにチェックインしたかった理由でもあるのだけど、16時前になってしまったので当日夜は取れなかったのでした。
朝ごはんも、バイキング。
もちろん夕食とは内容が変わりますが、やはり和食、洋食、デザートコーナーとあります。
これも非常においしかった。
そして、全員性懲りもなくアイスを食べました。
さすがに、寒くなるほどは食べなかったけど。
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