もう2週間ほど前の話 10月21日に「パピコンクリッカー」という WEBブラウザゲームが発表されました。
海外WEBブラウザゲーム、Cookie Clickerのパロディですね。
まぁ、パロディとしての一発ネタに近く、一瞬人気が出てすぐしぼんだわけですが、僕はしつこく遊んでいました。
カンストを目指していたの。…ソースを読んだらカンストがあることは判ったのだけど、作者さん曰く「カンストを目指すゲームではありません」。
でも、そういわれたらやりたくなるじゃん。ざっと計算して、2週間くらい放置すればいくなー、と思ったのでやっていて、実際2週間くらいで終わったわけです。
これ、パソコン作業の裏でやっていただけだから2週間もかかりましたが、パピコンクリッカー(以下パピクリ)専用にパソコンを付けっぱなしにすれば、1週間かからずに終わると思う。
それはさておき、2週間放置してカンストしたわけですが、そんな時間がかかる遊びに手を出す前にやっておけばよかった、と後悔した遊び方がありました。
長く苦しい戦いだった…… pic.twitter.com/mUzBeB1e66
— wizforest (@wizforest) November 7, 2013
元ネタのクッキークリッカーは基本的にインフレを楽しむゲームで、何時までやっても終わりはありません。
でも、パピコンクリッカーは「ひとまず終わり」が1時間もせずに来るように設定されています。
ゲームの説明は上のリンクを読んでもらうことにして、ひとまず終わると「ソフト50本リリース」という日数を記録として残してくれます。
先に書いたように2週間も遊べば、「全マシン台数カンスト」と「総売り上げカンスト」も記録されるのですが、不毛だからこんなものは目指さない方がよろしい。作者さんもそういってましたし、経験者である僕もそう思います(笑)
日数が記録されると言うことは…この日数を縮めるゲームなのだな、と了解したわけですよ。ゲーム好きとしては。
でも、この日数が、非常に縮めにくい…というか、システムの都合で縮まない作りになっているんですね。
タイムアタックしやすいようにして、と作者さんに要望を出したところ「その遊び方は全く考えていなかった」との答え。
えー。スコア表示があったらそこで競うのがゲーマーってものでしょ。
スコア表示するなら、その部分で作り込みしなくちゃ。
作者さんに聞いたら、以下の返事をもらいました。
@wizforest 1本のソフトを開発してから次のソフトまで、6日のインターバルがあるので、50本で300日くらいはかかってしまいます…すみません。あ、ソフトを開発した瞬間にオプションを購入するとカウンタがキャンセルされます(オプションのインターバルはあるので意味ないかも…?)
— TINY野郎 (@tiny_yarou) October 22, 2013
メッセージの表示は、上手いタイミングで操作を行えば消すことができる、とのこと。
なるほど。それを駆使して遊んでみるか。
…と、返事をもらってからタイムアタックに挑みたかったのですが、迂闊にカンストを目指してしまったので2週間もの長期にわたって、遊びたくても遊べない状態だったのです。
カンストした今、やっと遊べる!
ところで、ルールは先ほどのリンクを読んでもらうことにして、ゲームの「仕様」の説明。
ソフト(全部で50本)を開発すると、そのソフトの説明が表示されます。
この説明が6秒間あり、説明中は条件を満たしても次のソフトは開発されません。
作者さんの言う「300日くらいはかかる」とはこのこと。
ゲーム中は、1秒を1日と表示しています。
50本のソフトで各6秒の説明があるので、 50*6 = 300 で、300秒は絶対にかかってしまうのです。
ところが、作者さんが示唆したように、ソフト開発の説明は、オプション機材を購入することで表示される説明によって消すことができます。かわりに機材の説明が表示されますが、こちらは5秒間。
周辺機器(全14台)は購入時に、パソコン(全7台)は1台目購入時に説明が出ます。
6秒間の説明が出た瞬間に5秒間の説明を被せることで、理論上はソフト開発時間を1秒短縮できます。
ただし、機材の説明5秒の間も次のソフトは開発されないため、操作を誤るとかえって時間を遅くしてしまう結果となります。
(ソフト開発の説明が出て1秒以内に機材を買わないといけない。それ以降のタイミングで買うと時間的に損となる)
ゲームは、最初に PC-6001 を購入することでスタートします。
この説明の5秒間は、ソフト開発はできません。
もっとも、その5秒以内に開発条件をそろえるのも難しいでしょう。
その後から開発が始まったとして、連続して50本全部の開発が行われれば、説明の表示が終わるのは 305秒目。
でも、実際には50本目の開発は、説明表示の始まった瞬間です。なので、299日目が50本リリースの記録です。
さらに、先に書いたように説明時間を1秒づつ縮めることができます。
機材は全部で21種類ありますが、そのうち1つは最初に購入する PC-6001なので除外。
つまり、20秒縮めることができて、理論上は 279日が最短日数。
…とはいえ、完璧に説明をかぶせて1秒短縮なんてできるわけもありませんし、最初のPC6001の購入説明が終わるまでに1本目のソフトをリリースすることもできません。
あとは、いかに初動を速くするか、表示中に次のソフトを開発するか、と言う勝負になります。
ソフト開発の条件は、基本的にはパソコンの購入台数。
最初は 10台目、後は 50の倍数(最後だけ255)で開発されます。
6001 では 3/25台目でも開発されます。
これを使って、最初の開発を早めましょう。とにかく最初の一本を開発し、その表示時間中に次を開発する、というサイクルをつなげることが重要です。
6001mkII と 6601 では 5/25/75/125台目でも開発が行われますし、6001mkII では 175台目でも開発されます。25台おきに開発されることになるので、うまく使って開発を繋げましょう。
ただ、ここに罠があって、6001 の 100台目のソフトがないと、6001mkII の 5台目は開発されません。
最初の頃は6001mkII は高いのですが、一気に10台まで集める必要があります。
その後は 6001 を 100台まで集めれば、2本のソフトが一気に開発されるので時間の余裕が生まれます。
他にも、このような開発順序はあるのですが、初動で引っかかることはなさそうです。
最後の1本は、すべての機材を購入した時に開発されます。
(7台目のパソコンでは、台数に応じたソフト開発はありません。ただし、すべての機材購入のために、255台購入しなくては最後の1本は開発されません。)
しかし、終盤ではおそらくは表示の方がずっと遅く、ハラハラしながら記録が更新できるのか見守ることになるでしょう。
現在297秒。300秒を目安に遊んでいたので、ひとまず満足。
まだ改良すれば速くなると思うけど、あえて余地がある状態で挑戦者を待ちたいと思います。
プログラム改造(チート)はダメだけど、それ以外の手段は何でもあり、と考えています。
僕は、この記録を出すのにクリック連打リングを使用しています。
ファミコンの連射ジョイスティックみたいなもんで、それを使うことでかえってゲームが面白くなるものだから。(タイムアタックに関しては)
カーソルを正確に移動させる時間が一番のロスタイムなのだけど、画面縮小ができるブラウザで、ある程度縮小してしまうといいかも。距離が短くなるからね。
上の記録を出したときにはこのことに気づいてませんでした。これが「もっと縮む」と考えている理由の一つ。
タッチパネル環境で、押しっぱなしで連打が効くようにして遊ぶと正確で迅速なクリックができそうですが、これは試していないので可能かどうかわかりません。
究極は TAS になるのかな…とおもいつつ、現状 Windows でマウスカーソル対応の TAS ソフトがないようなので、当面は手動で勝負です。
#TAS で理想的な秒数を叩きだす勝負、というのも興味はある。
この場合は、理想パターンを編み出すパズルゲームになりますね。
5分程度で終わるゲームですから、どなたかチャレンジしませんか?
挑戦者求む!
#こんなソフトでの勝負を受けてくれる人がいるのか疑問だが (^^;
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