雨の降り続いていた、先週木曜日の話。
保育園から帰った次女が、なんだか長いことを伝えようとする。
どういうことかと整理して聞いてみると、
「あした あじさいのキラキラ みにいくから ながぐつとレーンコート ほーくえんに もってきてって せんせーいってた」。
どうやら、雨の中でおさんぽをする、と言うことらしい。
この時点で、まだ台風が近づいてきていた。
もっとも、すぐに熱帯性低気圧に変わると予想されていたが、その雨の中お散歩?
一生懸命言っているのだから、次女にはちゃんと持っていくよ、と約束するが、半信半疑。
連絡ノートを開いてみるが、そんなことは書いていない。
先生が「おさんぽに行けたら楽しいね」とかのお話をしたのを、次女が勘違いしているのかな?
翌日の朝も、「レーンコートもっていって」と繰り返す次女。
長男も長女も同じ保育園に通っていたが、雨の日のお散歩なんてやったことがない。
でも、朝から雨が降っているし、レインコートは着ていかなくてはならない。
本当に保育園で使う、と言うときのため、濡れたレインコートを拭けるように、タオルを持っていく。
玄関でレインコートを脱がせる。
もう、ほとんど持って帰るつもりで靴箱の上に置いておこうとしたら「もっていって」と次女。
まずは先生に聞いてみて、必要なら教室にもっていくよ…と話していたら、同じクラスの子のお母さんが「レインコート、本当に使うらしいですよ」とのこと。
「本当に」の部分に、誰も信じていなかった感が浮き出ている。
本当に使うんだ…ということで、教室にもっていってタオルで拭いていると、別のお母さんがやはり先生に「レインコートいるって、子供に聞いたんですけど」と問い合わせている。
その場での先生の受け答えで、全容がわかった。
雨続きでつまらないし、たまには特別なことをすると子供が喜ぶので、雨の中のおさんぽを計画したのだという。
そして、制服組(3歳以上クラス)になったのだから、ちゃんと自分の言葉で親に連絡できるのか試してみようと思い、あえて連絡ノートには書かなかったのだという。
うまく伝わらず、レインコートや長靴がなくても保育園の予備があるので貸し出せるし、何も問題ないですよ、とのこと。
今年の次女のクラスの担任の先生は、お子さんがこの保育園に通っている。
だから子供の気持ちがよくわかっているし、非常におおらかに子供に接してくださる。
この日返ってからの次女の報告を聞くと、非常に楽しかったようだ。
我が家でも、長男が小さい頃は、雨続きの休日などに雨の日の散歩をすることがあった。
長女が小さい頃にもまだしていたと思うが、最近は兄弟3人で家の中で遊べるようになったので、雨だけど散歩に行こう、と言うことはなくなっている。
また今度、雨の休日があったら散歩してみようかな。
「子供のために」ではなくて、思い切って散歩すると、大人でも新鮮な発見があるから、なかなか楽しいものです。
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