この2週間で、急に暖かくなった。
今年は観測史上最速で桜が開花したそうだ。
さて、うちの長女(5歳)は、花摘みが大好き。
花に限らず、葉っぱでもなんでも、とにかく生えているものをむしり取りたがる。
「ふきのとう」が食べられると聞いて、取りたがる。
すでに大きく育っており、ふきの「とうがたちすぎ」と妻に笑われる。
とはいえ、大きくなっても蕗だ。十分食べられる。
天麩羅にして! とリクエストされたがめんどくさいので茹でこぼして苦みを減らし、みそ和えにする。
少し苦いものが好きな長女には大好評。
苦いものが苦手な長男(8歳)と、次女(3歳)には大不評。
苦みに驚いて「なにこれ?」と聞く次女に、山菜だよ、と教えると、
「三歳の子がたべるもの? 私のこと?」
…ちょっと面白い。
春分の日に、鎌倉湖畔にハイキングに行った。
長女は、つい先日保育園の遠足でいったばかり。
得意げに「ここでお弁当食べた」とか、「ここで写真撮った」とか案内して回る。
谷に蕨がたくさん生えていた。
自然公園のものなので、勝手にとったりはしないが、妻が最近蕨を料理していない、と言った。
…僕は水煮しか食べたことない。
あく抜きとかやったことない。
長女が、よもぎを取りたがっていたので探したが、暗い森の中では、思ったより生えていなかった。
というわけで、家に帰ってから庭に生えているよもぎを取る。
(生えているのは知っているが、子供が喜ぶから森でとろうと思ったのだ)
これは、長女のリクエストで草団子になった。
木曜日の話。
今度は、大量に生えたつくしをみつけ、これもひたすら集める。
つくし集めは次女にも楽しいようで、一生懸命集める。
ただ、長女は「食べること」を前提として茎を長く摘んでいるのに対し、次女はただむしっているだけ。
大量に集まったので、袴をとり、これも苦みの強い胞子部分を、水に何度かさらして苦みを抜く。
(これもほとんどトウがたちすぎており、胞子嚢が開いたものがおおい。それは茎のみ食べる)
醤油と砂糖で甘辛く煮た。
長女以外にはきっと不評だろう、と思ったら、こちらは家族全員(子供全員でなく、妻にも)おいしいと大好評。
あっという間に食べつくし、明日(書いているうちに日付が変わって、今日になってしまったが)は休みなので子供とつくし取りに行く約束になっている。
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