三連休だし、海の日だし、海でもいこうかな、と考えた。
三連休前の平日、子供たちがテレビを見ていた。「しまじろう の わぉ」。
(話の本筋とは関係ないが、大人の鑑賞に堪えうる面白い番組。
編集に手間を掛けて、くだらないことを本気でやっている。
1コーナー2~3分の映像をつないで作っている感じで、飽きさせない。
もっとも、予算がないのだろう、コーナーの再放送は非常に多い。)
さて、アニメコーナーの次回予告が「ワクワク!しおひがり」だった。
ここで長女から質問。「しおひがりって、なにー」。
長女は2年前に潮干狩りをしている。もっとも、3歳前だったので記憶がないようだ。
海行こうと思っているけど、潮干狩りができるところと、水で遊べるところどちらがいい? と聞いたら、「しおひがり」と全員一致の答え。
というわけで、三連休は八景島に行くことに決定。
土曜日は雨の予報だった。
祝日の月曜日に行って、疲れてしまうと翌日差し障るだろう。
というわけで必然的に、日曜日に行こう、と子供には言っておいた。
ところが…当日、朝から妻の調子が悪い。なんだかつらそう。
原因不明だが頭が痛い、と朝から寝込んでいる。
9時には家を出るつもりだったが、10時になっても調子は戻らない。
長女は早く行きたいと言う。
僕と子供だけで出かけるかな、と妻に打診するが「それはさびしい」との答え。
今日はやめて明日にしよう、と長女に打診するが、行きたいと泣き始める。
今日は別の場所に行こう、と話をしても泣き止まず…が、しばらく泣いたら気が済んだのか、「今日は別の場所でもいい」と言ってくれた。
すると今度は、「どこ行くの? 早く行こう」となる。
すでに時間は11時近い。今出ると、昼が外食になるだろう。
そこで、「早めに昼ごはんを食べて、その後出かける」と決める。
すぐに昼ごはん(焼きそばにした)を作り、11時45分ごろには食事開始。寝ていた妻も起きてくる。
少し落ち着いたようなので、近所なら一緒にいこう、ということになる。
4月にピューロランド行ったとき、長女は「また、ふわふわやりたい」と言っていた。(ふわふわ=エアトランポリンのことね)
実は、車で15分ほどのところに、ふわふわを常設しているところがある。そこに行こう。
本郷台駅前の「あーすぷらざ」の5階には、子供向けの展示施設がある。
子供向けなのに、未就学児童は無料、大人は結構高い入場料(450円)をとられる。
小中学生は100円。
ここに、ふわふわがある。
入れ替え制で1回6分だが、待てば何度でも入れる。
通常は1回5分程度で300円取られるのだから、激安だ。
ほかにもいろいろな施設がある。
長男は、4~5歳の頃に何度か来ているが、次女は初めて。
にもかかわらず、なぜか次女が「ここ、まえに来て面白かったー っていったとこ」と言っていた。
すぐ飽きて帰るだろう、と思っていたが、夕食の時間まで遊んでしまい、夜は外食。
さて、翌日。約束どおり朝から八景島へ。
八景島の駐車場から、遊園地までは遠い。結構歩いてやっと遊園地へ。
まずは、子供向けの遊園地スペースに行ってみる。
…チケット売り場がない。以前は園内各所にあったのに、1箇所に集中させたらしい。
妻が今来た道を買いに戻る。
親子券を2枚。これ1枚で、親子2人で5つの乗り物に乗れる。4歳未満は無料なので、まだ3歳の次女も一緒に乗れる。
まずは長女のリクエストでメリーゴーランドへ。
終わったときには11時過ぎ。
以前に潮干狩りをしたところは、メリーゴーランドのすぐ近くだ。
移動する前に、一度海で遊ぶことにする。
実は、この日の干潮は12時半ごろ。潮干狩りしたいなら今がチャンスだ、というのもある。
この時期に来て、貝はそれほどないだろうと思ってはいた。
しかし、見事に、まったくない。
それでも岩を転がすと、蟹が出てくる。これだけでも子供たちには十分楽しかったようだ。
それに、中身はなくても、貝殻を集めるだけでも楽しい。
30分ほど遊び、後でまたくることにしてご飯を食べよう、というと素直に従ってくれた。
フードコートに移動して昼ごはん。
昼時になってしまい、買うのに時間がかかった。やっと席に戻ったら、次女は寝てしまっていた。
でも、長女のリクエストのラーメンと、長男のリクエストのカレーは食べられた。
(最近の長男は、子供向けではなく大人向けを欲しがる。背伸びしたい年齢なのだろう。この日も、大人向けの量が多くて辛いカレーを、9割程度食べた)
フードコートを出たとたんに次女が起きる。
まだぜんぜん遊んでいないが、長女がお土産を見たいと言う。
フードコードの前から、土産物屋が目的方向に向かって並んでいる。ちょうどいいので見ながら進む。
315円のメモ帳を欲しがるので購入。小さな6種類の紙が20枚づつ、120枚になっている。
長女は、最近「おてがみ」を書くのが好きで、こういうかわいい文具に興味がある。
次女は別の種類のメモ帳。こちらは、メモ帳だけど「折り紙」が出来るようになっている。
(小学校の女の子が好きそうな、お手紙で折り紙して渡すようなやつだ。折るとイルカやペンギンが出来上がるようになっている)
長男は…欲しいのがない、といって保留。
もっとも、あとで次女と同じタイプ、別の柄のメモ帳を買った。
(長男は折り紙好き)
昼ごはんを食べていない次女のために、2時ごろにはやめにおやつ。
そして、2時半ごろに「シーパラダイスタワー」に乗る。
乗り物といっても、事実上は観覧車のような「展望塔」だ。
これで、園の全域が見渡せるので、次にどこに行くか考えられる。
以前は長女が「お船乗りたい」と言って、遊覧船に乗ったっけ。
長男・長女が、すぐ近くに広場があることを発見し、「あの広場行きたい」という。
以前もそういう流れだった。2年経っても子供は変わっていない。
降りたら広場に移動。そこでしばらく遊ぶ。
この日は風が非常に強かった。
広場の前は海。海からの強い風が、ずっと吹いている。
ふと後ろを見ると、シーパラダイスタワーが止まっている。
強風の場合は営業を中止する場合がある、と乗ったときに言っていたが、その後止まったようだ。
しばらく遊んでから、「オクトパス」へ。
これ、2年前に長男が乗りたがったが、身長が足りなくて乗れなかったやつだ。
あの時、「身長が伸びたら乗せてやる」と約束した。
長男に乗りたいか聞いてみると「乗る!」と二つ返事。
でも、どういうものかはわかっていない様子。
あえて乗らずに、1度動きを見てみる。
結構怖そうだとわかり、ビビル長男。
これは親子券は使えない乗り物なので、乗るなら長男一人で、と説明して、乗るか聞いてみた。
しばらく悩んで出した結論は、「やっぱ乗る」。
怖くても乗ってみた長男。最初は緊張していたが、途中からは余裕が出てきて楽しめたようだ。
長女も乗りたがったが、身長がたりない。
2年前の長男と同じく、今度きたときに身長が足りていたら乗せてあげる、と約束。
そして、2年前と同じく「オクトパスに似ているよ」とドランケンバレルへ。
…ドランケンバレルの前に、レッドバロンに乗りたがった。そのようにする。
そして、ドランケンバレル、最後にピーターパン。
これで乗り物券終了。
長男と長女は楽しんでいたのだが、次女は「ちょっと楽しかった」と小声で言う。
これは、楽しいといっている長男・長女に気を使って同じ意見を言っているな、と思ったので「本当は怖かった?」と聞いてみると、「ちょっと楽しかったけど、いっぱい怖かった」。
最後に、もう一度海へ。
時間は4時半。この日の満潮時刻です。
「さっき水がなかったところに水がある」と、長男長女大騒ぎ。
もうこの後帰るから、と、靴を脱いでくるぶしまでつかる事を許可します。
くるぶしまで許可すれば、ひざまでは濡れるからね。
次女は「ねむい」そうで、海に入ろうとはしません。
寝てもいいよ、と抱きかかえて横にしてやるも、風が強すぎて気になって眠れない。
やがて、浜辺近くの草地を走り回って遊んでいました。
これで遊びは終了。
帰り道で外食し、家に帰ったのは9時でした。
(子供たちがファミレスで土産で遊び始め、1時間半も居てしまった)
次女は疲れで翌日熱を出しましたが、「楽しかったから またいこうね」だそうです。
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