目次
04日 家族旅行
04日 家族旅行2日目
05日 不正侵入
17日 ポケモンな1日
23日 節電その後(その2)
24日 クラウド
24日 Picasa WEB
30日 ブログパーツラッパー
8月1・2日で、箱根へ家族旅行に行ってきました。
事の起こりは昨年の秋ごろ。
長女(4歳・当時3歳)が乗り物の絵本を見ながら、ロープウェイやケーブルカーに「のりたい」と言ったこと。
いや、3年前に乗ってるから、と言ったところで意味はない。
3年前は、長女は赤ん坊で記憶があるわけがない。
そこで、家族旅行の写真を引っ張り出して見せてみたが、「(長男)だけ乗ってずるい!」となった。
自分も写真に写っているが、赤ん坊なので認識できていない。
というわけで、また行こうね、と約束だけしておいた。
そんなわけなので、子供を3人抱えての旅行でも、車は使わず公共交通機関を乗り継ぐ。
朝6時起きで、大船駅へ。JRで小田原まで。そこでフリー切符を買って小田急で箱根湯本へ。
登山鉄道に乗って、まずは彫刻の森美術館まで。
彫刻の森美術館は、子供のころに来て楽しかった思い出がある。
当時で覚えているのは、透明プラスチックで作られたジャングルジムと、ステンドグラスの高い塔、鉄の箱から地下に入り、暗いところを歩いてガラスの箱から出てくる「彫刻作品」だった。
また、大学時分にもサークルの「夏合宿」(といいつつ遊ぶだけ)で来た。
このときには、企画展で Apple Macintosh を使用したコンピューター芸術展をやっていたように思う。
実のところ、これを見て「将来 Mac ユーザーになる!」と決めたのだ。
(実際後に Mac を買ったし、今でも好きではある。でも、普段使っているのは Windows と Linux だ)
さて、現代の話。
WEB で調べて事前に知っていたが、透明プラスチックのジャングルジム…「シャボン玉のお城」は、リニューアル工事中。
でも、子供たちは最初から興奮気味。
なぜなら、事前に彫刻の前知識を仕込んでおいてあるから。
彫刻の森の WEB ページに、子供向けの Flash 絵本がある。
この中に、彫刻の森に置かれている彫刻が、キャラクターとしてたくさん登場する。
彫刻の森に来れば、当然それらの「インパクトのある造形の」キャラクターに、実際に会えるわけだ。
「あっちに、あかいろさんとくろいろさんいた!」とか、「ピカピカボールさんみつけた!」とか、「おおきなおねえさんだ!」とか、「てつのおにいさんはどこ?」とか…
ちょっと親しみを持つだけで、芸術鑑賞はずっと面白くなる。
ところで、大学のころまで、芝生に入って、彫刻に触れても良かったように記憶しているのだが、それらは禁止されていた。ちょっと残念。
てつのおにいさんと、絵本にあるように手をつないで記念撮影しようと思っていたのに。
子供たちの一番のお気に入りは「ネットの森」。
ニット作家が作った巨大なハンモックで、積層構造を上っていくジャングルジムでもある。
ジャングルジムだけど、落ちても痛くない。全体が「セーフティーネット」だから。
そして、一番上ではネットが広場を作り、端のほうでは斜面になっているので、滑り台のようにも遊べる。
下にはボールがぶら下がるように編みこまれているので、ボールにつかまったりして遊ぶこともできる。
「虹色の世界にきたみたい!」と長男(6歳)長女(4歳)ともに大興奮。
次女(2歳)は、まだ恐がって中に入れず。
でも、タイヤチューブにニットをかぶせたものを「ドーナツ」と呼んで遊び、これも楽しそう。
僕の子供のころの思い出にもあった「ステンドグラスの塔」は、上ってみたら思ったよりも恐かった。
長男は途中で「恐いからもう降りる」と言い出したくらい。結局一番上まで登れたけど。
現地に行って「そういえばあった」と子供のころの記憶が思い出されたのが、星型の迷路。
でも、子供心にあまり面白くなかった思いがある。
うちの子たちも、それほどは楽しんでいなかった様子。
企画展スペース…大学のときに Mac 展をしていた所では、「コロコロゴロン」という展示をやっていた。
いくつかの、触ってもかまわない彫刻をおいてあり、子供に楽しんでもらおうと言うもの。
巨大滑り台と、穴が開いていたりトランポリンだったりする落とし穴? の展示が気に入って、ここも長時間遊んでいた。
「最後にもう一度」というのでネットの森に行き、そろそろ宿に向かわねば、と言う時間からさらに見ていない彫刻を見に行ったり、鯉にえさをあげたり…
彫刻の森を出たのは、予定の1時間半遅れだった。
そこから登山電車で強羅まで、ケーブルカーで早雲山まで、ロープウェーで桃源台まで進み、徒歩(5分)で湖尻まで。
さらにバス(フリー切符はつかえず、410円)で15分いくと、竜宮殿前バス停がある。
竜宮殿、がこの日の宿である。
プリンスホテルグループの和風旅館で、安宿…という微妙な位置づけ。
値段の割にはよかった。
和風旅館だけど、部屋付きの仲居さんはいない。ここら辺はホテルの感覚なのかもしれない。
でも、ネットでの評判を見ると、仲居さんが付かないこと、食事の際の仲居さんの態度があまりよくない事がかなりマイナス評価につながっている。
別料金だけど家族風呂もあった。というか、家族風呂が決め手でここを選んだのだけど。
ちゃんと時間予約制で、行けば入れる。当たり前だけど、3年前の箱根旅行ではそうではなかったので、ありがたい。
長くなったので、2日目は別記事に。
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2日目は、基本的に「帰るだけ」の旅。
もし時間に余裕があったらどこかに寄ってもよい、と言うつもりで下調べはしてきた。
でも、最初から寄るつもりはあまりなかった。
宿を出たのは10時。
バスで元箱根まで行く(310円)。ここから「箱根海賊船」で、桃源台まで。
最初から桃源台に向かってもよいのだが、今回の旅の目的は「乗り物を楽しむ」なので。
桃源台からロープウェーで大涌谷まで。2日目の唯一の目的地。
ちょうど12時だったので、レストランが込む前に昼飯にする。
…大涌谷ロープウェー駅に付属のレストラン、あまりお勧めしません。
店員が、まったく気が利かない。
平日だから「いつも以上に」忙しかったと言うこともないと思うのだが、何から何まで待たされて…いや、待つと言うよりは放置されていて、子連れには先の予測ができなくてつらい。
名物であるカレーは悪くありませんでした。
が、ノーマルよりも甘口のほうがおいしかった。辛いのが好きな妻でもそういっているのだから、僕が辛いのだが苦手だ、とか言う話でもありません。
展望レストランだったのだけど、窓の外は何も見えず。…一面の霧でした。
3年前も、非常に天気が悪くてなにも見えなかった覚えが…。
でも、食べている間に晴れました。先に食べて正解だった。
食べ終わり、よく晴れてきたタイミングで外へ。
大涌谷を登ります。
15分ほど歩けば、茶屋がある。ここで黒たまごを購入。
前回「おいしかった」という記憶がある長男は、「ぼく3個食べる」と張り切っている。
でも、とりあえず5個パックを1袋。お昼ごはん食べた後だしね。
5人家族なので1人1個…はあっと言う間に食べ終わり、1袋追加購入。
2個目は熱くてなかなか剥けず、食べるのが遅くなったけど、「3個目食べる」という長男の要望で、3袋目購入。
食べ終わって満足した長男、「これで死ななくなるんでしょ?」
いや、死なないじゃなくて「死ぬまで長生き」だから。説明したが、どうも冗談が理解できていない様子。
ところで、3年前の日記に「キャッチコピーが変えられてしまっていて残念」と書いたが、今年はこのキャッチコピー自体を見かけなかった。
「薬事法が厳しくなったから、うかつな効用をいえなくなったんじゃない?」と妻。そうかもしれない。
ロープウェーで強羅まで降り、登山鉄道へ。
登山鉄道は混んでいたが、次女を抱えた僕を見て、親切な方が席を譲ってくれた。
そして、眠そうな長女を見て、隣の方も席を空けてくれた。好意をありがたく受け入れる。
長女は座ってすぐに寝てしまう。
しばらく運転席を眺めていた長男も、やがて眠そうになってきたので、僕と席を替わる。
さて、次女は抱えていないと仕方がないし、長男・長女とも寝てしまった。
この後の乗り換えどうしよう…と思っていたら、長男の隣に座っていて「寝るんならよっかかっていいよ」と肩を貸してくれていたおばあさんが、終着駅で長男を起こす。
眠いながらも長男は自分で移動。これで乗り換えは何とかなった。
小田原到着が4時少し前。
長女も目を覚ましたので、駅のコンビニでおやつを買い込んで JR へ。完全に帰途へつきました。
移動を楽しむたびだったので、基本的に「寄り道」は1日1箇所だけ。
でも、非常に楽しいたびでした。
長男・長女は「来年も彫刻の森行く」と今から言っています。
工事中で遊べなかった「シャボン玉のお城」で遊びたいんだそうです。もちろんネットの森もね。
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仕事先のサーバーが、不正侵入されていた。
「されていた」というのは、すでに4ヶ月も前のことが、今週になって発覚したから。
震災の翌日、3月12日に、仕事先のサーバーが妙に「重い」状態になった。
これはリセットしたら直った。その後は順調…に思えていたのだが、2週間ほど前に、サーバーが一台死んでいるのが発覚。
サーバーが死ぬことに問題はない。クラスタ構成をとっていて、1台が死んでも別のサーバーが肩代わりすることで、サービスの停止を防げるからだ。
しかし、死んだことが管理者に通知されなかった。そのことに問題がある。
管理者が原因を探っていたら、定期的にサーバーを監視するプログラムが一台のマシンで起動されていないことがわかった。
本来、cron で定期的に起動されるのだが、その記述がなくなっているのだ。
その代わり、cron には見たことのない記述が残っていた。
…厳密に言うと、本来記述されている記述と「わずかに違う」記述になっていた。
この時点で、管理者の人から僕に相談が来た。「なんか心当たりあります?」と。
この記述のわずかの違い、が問題だった。
sh . ../update
なんて書いてある。
update ってプログラムは以前から使っているが、その起動記述は、こんなに . (ドット)だらけではない。
調べてみたら、 . .. と言う名前のディレクトリが作ってあった。
ドットで始まっているので、普通は表示されない。
一見すると . (現在のディレクトリ)、 .. (1個上のディレクトリ)のように見えるので、コマンドラインからはこのディレクトリの存在には気づきにくい。
こんな「気づきにくい」ことをしている時点で、なんらかのものを「隠そう」としていることがわかる。
そう、何者かにクラックされているのだ。
入れられたファイル群の中で、特徴的なファイル名を手がかりにネット検索開始。
…日本語の情報はほとんどないが、海外にはわずかに情報があった。
なぜか、多くの情報は中国語。ほかにロシア語もあるが、英語もあった。
で、英語のページを読んでみる。
多くのページが「こんなの入ってたけど、なに?」と言う内容で、役に立たず。
でも、役立つものもあった。
どうやら、入れられたプログラムは直接の悪事は働かないものの、定期的に IRC (チャット)に「自分の存在」を通知し続けるようだ。
セキュリティホールがあるからプログラムが入れられ、入れられたことにも気づかないから動作し続けるわけだ。
つまり、IRC に通知がある限り、「セキュリティの甘いコンピューターがここにある」ことを知らせることになる。
直接の悪事は働かなくても、悪いものをおびき寄せる十分な餌となってしまうだろう。
あるページでは、さまざまな証拠を元に「script kiddies」の仕業だと結論していた。
script kiddies 、つまり「スクリプトを仕掛けることしかできない、おこちゃま」。ハッカーではない。
この攻撃が主に中国から仕掛けられている、とも明記するページもあった。
あぁ、それで中国語の情報が多かったのか。納得。
仕事先に仕掛けられたものも、ディレクトリ名に多少の工夫はあったものの、慎重さに欠けていた。
多くのファイルのタイムスタンプは3月12日、午前0時半。おそらく、ファイルを展開した時刻なのだろう。
なによりも、crontab を「置き換え」たのは軽率だ。追記だったらすぐには気づかなかっただろう。
動作で書き換えられるファイルの最終タイムスタンプは、12日の午後11時ごろ。
このころ、どうもサーバーが重い、と再起動を行った。
あれ? じゃぁ、その後プログラムは動いていないの? とプログラムの中を読んでみると、プログラムは cron で一定時間ごとに起動されて、すでに別のプログラムが起動しているときはなにもせずに終了する、というしくみになっていた。
起動しているかどうかは、前のプログラムが残したファイルで確認する。正常終了時にはこのファイルは消去されるので、ファイルが残っていれば起動中だ。
…いや、そうではない。
異常終了時にも、ファイルは残ったままになる。そして、ファイルがあるとプログラムは起動しないので、2度と起動しない。
サーバーが重い、と再起動されたとき、まさにプログラムは途中で「異常終了」させられてしまい、ファイルが残ってしまったのだろう。
その後、cron にプログラムは登録されたままだったが、事実上起動していなかった。
さて、「今は害がない」とわかったところで、当然興味は「どうやって入れられたか」に移る。
サーバーの管理者は、定期的にアップデートもかけているし、セキュリティホールはないはずだからどうやったかわからない、と言う。
でも、ssh で PasswordLogin できるのはまずいと思う。root でも入れるし。
秘密鍵を使用して、パスワードログインを禁止したほうがよい、と言ったのだけど、当面やるつもりはないようだ。どうも、管理者が使用しているソフトの一部が秘密鍵暗号に対応していない模様。
このサーバー管理者の保守しているサーバーは、過去にもクラックされている。
そのころだって、「セキュリティは十分」と言っていたのだけどね。
まぁ、いいや。これ以上はサーバー管理者の領分なので、僕は強くいえない。
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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 【あきよし】 後日談。その後、迅速に対策がとられ、sshdの設定でパスワードログイン不可、rootログイン不可となりました。 (2011-08-10 10:16:08) |
8月15日は長男の誕生日(7歳)。
昨年は本人もまだ保育園児だったせいか、ポケモン好きでありながら誕生日プレゼントにはプラレールを選んでいた。
でも、今年はずいぶん前から「ポケモンカードゲームが欲しい」と熱望。
小学校が夏休みで暇そうにしているのもあり(親が仕事を邪魔されるのがいやなのもあり)すこし前倒しで「ポケモンカードゲーム はじめてセット BW」をプレゼントする。
テレビ番組でルールを把握していたとはいえ、初めて戦ってみると勝手が違う。
「いろいろ知っているから強いよ」と自称していたが、父である僕との対戦でボロ負け。
でも、数回やるうちに(アドバイスしたこともあって)あっという間に腕が上がり、それなりに戦えるようになってきた。
十分なじんだところで、誕生日当日。
以前から見たがっていたポケモン映画に連れて行く。
昨年は長男だけがみたが、今年は長女(4歳)も見たがるので、子供2人分の前売り券を買ってある。次女(2歳)にはまだ早い。
ついでに、ポケモンセンター横浜にも連れて行ってやろう、と以前から計画していた。
そして、ランドマークタワーで行われているポケモンイベントに参加し、景品のトイレットペーパーをもらう、という妻の計画もあった。
朝、子供が起きる前に下調べ。
長女はレシラム派だが、長男はゼクロム派。
今回は「長男に映画を見せる」のが目的で、長女はおまけなので、ゼクロムで。
横浜の相鉄ムービルで朝10時からゼクロムをやっている。
じゃぁ、それを見てから桜木町に移動して、ポケモンセンターに行くとしよう。
10時だと、映画前におやつを食べないといけないだろう。家を8時半には出たい。
となると、いつもの平日のスケジュールで動く必要があるな、と画策。
子供たちが起きてくる。朝ごはんをたべさせて、洗顔、着替えさせて…
いよいよ出発の段になって、長男と長女が「ゼクロムとレシラムどっちを見るか」と話し始めた。
長女「ぜったいレシラム~!」
長男「ぼくもレシラムがいい~!」
…えぇーっ なんだってーーーっ!!
ちょっとまて、この前までゼクロムって言ってたろう、と長男に聞く。
先日テレビで双方の映画の冒頭15分をやっていたのだが、レシラムの冒頭にはゼクロムが出てくるのだそうだ。対して、ゼクロムの冒頭15分にはレシラムもゼクロムもでてこない。
「最初からかっこいいのがでてくるから、レシラムがいい」と長男の弁。
あわてて映画館を調べなおす。
ワールドポーターズのワーナーで、14時からレシラムをやっている。
じゃぁ、午前中にポケモンセンター行って遊び、午後は映画にしよう。
電車で桜木町に付いた時点で、子供たちはおなかがすいて元気がなくなっていた。
とりあえずおやつ食べよう、と言いながら、ランドマークタワーへ。
タワーの前に、ポケモンイベントの宣伝が出ていて、初めて今日の目的を知る子供たち。
どこでおやつを食べようかと歩いているうちに、イベント会場の一つが見えた。
(全国でイベントを行っているが、大抵は1箇所の広いイベントスペースでの行事。
しかし、ランドマークでは、各階に分散している。全館回ってもらう目論見なのだろう。)
朝早いこともあって空いていたので、先に遊んでしまう。
ポケモンキャラはすでに全種類そらんじている長男の活躍で、全員高得点。
(特に、何もできない次女は僕が手伝ったため、最高得点。最終評価では長男・長女は同じランクだったが、次女は上のランクだった。これには長男から「ずるい」と不平がでる)
トイレットペーパーをもらい、妻も喜んでおやつ食べに行く。
目の前にアンナミラーズがあったので入ってみました。
じつは入るの初めて。話題になったのは大学のとき、もう20年も前。
あの時、後輩たちが「純粋にうまいので、いろんなうわさもあるが色物だと思わずに一度食べるべき」と言っていたが、本当にうまかった。
ポケモンセンターへ移動。
お誕生日を証明できるものがあると特典がある、と知っていたので、保険証を持ってきてあった。
長男がなにやらわかってないうちに、お誕生日専用カウンターへ。
ここで、ポケモンカードゲーム…を特大に引き伸ばした形の、特別なバースデーカードをもらって、長男はすごくうれしそう。カードゲーム始めたばかりだからね。
「この技、強いけどカードが大きいからゲームに入れられない~」と長男。
いや、そんなに強いとも思わないのだけど、とにかくうれしくて、照れくさくて、いろいろと話し続ける。
その後「せっかくだから」と妻が長男・長女に一番くじを引かせてみる。
一等のトースターがあたるといいな、といいながら。
もちろんはずれ。
でも、一番はずれの景品でもそれほど悪くない、ということを確認してから引いているので、問題なし。
長男はポケモンカードのコーナーへ。
自分のお小遣い使うなら買ってもいいよ、と言ってある。
「ビクティニのデッキ欲しい」と言うが、それは止める。本人には言っていないが、実は誕生日プレゼントの「第2弾」として買ってあるのだ。ただ、ゲームに慣れていないのでまだ出していないだけ。
拡張パック2枚と、デッキケースと特別なカードが1枚付いた「ポケモンセンター特別パック」を購入。
長男が選んでいる間に、長女も「私お人形みたい」と言うので、本人の行きたいほうに行かしてみる。
先ほど通ったぬいぐるみコーナー…一番安いのでも千円はしたはず…と思っていたらぐんぐん進んで、「コレ」と示したのは、実物大のツタージャぬいぐるみ。5900円也。
いや、それは予算オーバー。長男が自分のお小遣いで買っているのに、長女にこんな高いものは与えられない。
あわてて塗り絵など見せると、ひらがな練習帳が気に入ったようで、購入。300円也。
次女は寝てしまったが、お土産にかわいい缶のドロップを購入しておく。これも300円。
1時を過ぎて、ワールドポーターズに移動。
わかっていたことだが、結構距離がある。ひたすら歩くが、暑さもあって子供はばて気味。
映画の前にお昼にしよう…と思ったが、1時を過ぎているのにどこも混んでいる。
まぁ、映画後にまた食べようと、喫茶店で軽食。
ここで急に、長女が「お母さんと一緒に映画見る」と言い出す。
…えぇーっ なんだってーーーっ!!
朝は、長男・長女ともに「お父さんと」と言っていた。
だからこちらもそのつもりで準備している。
長男はお父さんと、と主張し、二人で言い争いに。
そうしたら、意味もわからず次女が「わたし お父さんと!」と主張。
これで決着。
次女は映画を見に行かないのだ。長女がお母さんと映画、次女がお父さんと居残り、なら多数決で決まりである。
長男は多少不満そうだが、ここで納得しないと映画の時間に間に合わない、と言われて了承。
さて、次女とどこで過ごそう。
…結構、映画見る気でいたんだけどな。昨年も妻が連れて行ったから。
ワールドポーターズ内を歩くも、次女が遊べそうなところは無い。
2時間もあるのだから、意を決してランドマークタワーに戻る。
時間の都合で行かなかったポケモンイベント会場へ。
こちらは、縁日みたいなゲームコーナーが並んでいる。ポケモンセンターで購入したレシートがあれば、ビクティニのサンバイザーをもらえる、というので、もらうつもり。
書いていないが、今年のヨーカドーポケモンラリーは13日だった。このラリー、回を重ねるごとに内容が「しょぼく」なっているのだが、今回はついにサンバイザーがもらえず、景品も紙団扇だけだった。
サンバイザーは子供たちは楽しみにしていたのだが、それがここで手に入ることになる。
もっとも、もらえるのは1枚だろうから、ここで待たされている次女にやってしまえ、との腹積もり。
でも、ポケモンセンターのお姉さんはやさしかった。
「何枚必要ですか?」と聞かれた。子供の数もらえるの? と聞いたら、そうだという。
「じゃぁ、今映画観にいっている子がいるから3枚お願いします。」
映画がゼクロムだ、というと、ありがとうございますと頭を下げられた。
いや、こちらも人数分もらえてありがとうございます。
縁日風ゲームは次女には難しいし、無視。
ポケモンの風船人形とか、タペストリがあったりしたので、記念撮影。
…写真は撮ったけど、次女だけ行った、というのは他の子に内緒だな。
映画が終わればもう午後4時。
長女大興奮。妻によれば、2時間も注意力が続かないのではないかと危惧した次女は、ずっと食い入るように見ていたそうだ。
で、興奮が過ぎたらそのまま寝てしまった。同じころ、次女も寝たので帰ることにする。
電車で家の近所まで戻ってから、デニーズで夕飯。
デニーズでポケモンフェアやっているのを知っていたので。
ゼクロムとレシラムのオムライス。すごい名前だけど、黒っぽくしたドミグラスソースと、ホワイトソースがかかっているだけです。
で、これにはおまけがある。白いレシラムカップか、黒いゼクロムカップ(どちらもプラスチックのコップだけど)のどちらかがもらえる。
もちろん、レシラム派の長女は白、ゼクロム派の長男は黒。
でも、翌日から家で使っているのは、長男は一番くじで当てたガラスのコップで、長女はなぜか黒いコップ。
次女は白いコップをちゃっかり使っています。
とにかく、一日中ポケモン漬けでした。
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節電の話。
8月の削減率は 37% でした。
先月よりアップ。
と言ったところで、先月から特に生活が変わったわけではない。
…変えなかった、と言ったほうがよいか。
昨年ならクーラーを使った時期になっても、クーラーを使わなかったので。
クーラーの代わり(?)に、子供たちが大活躍。
庭中に水をまいて(日中に花に水をやるとよくないので、通路にしかまかない)、涼しくしてくれた。
子供にとっては水遊びの延長。大人としてはありがたい。
ちなみに、水は隣の田んぼからあふれ出て側溝を流れてゆくものなので、水道代はかからない。
子供たちは汗をかくが、遊んだ後は水風呂へドボン。
自分が子供のころの夏って、そういうものでした。
夜も窓を開けて寝れば暑くはない。
自分は中学のころからベーデン・パウエルへのあこがれで、寒くても窓を開けて寝るのは好きだった。
(スカウティング・フォア・ボーイズの中に、そういう話が出ているのね)
妻は防犯上の理由から、寝るときは窓を閉めないとダメだった…のだが、今年は「開けてもよい」という許可が出た。
なので、窓を大きく開けて寝る。夜も快適。
子供たちも特に問題ない様子だったのだが、次女(2歳)だけはそうではなかったようだ。
あせもがひどかった。
家では夜だけでなく朝も風呂に入れて、保育園では冷房も利かしていたし、水浴びもしていたのだが…
8月17日、今年の夏でもっとも暑かった3日間の初日、寝ていて急におき「痛い、痛い」と騒ぐ。
あせもが悪化してオムツかぶれになっていた。
さすがにこれはかわいそう。寝るときだけ冷房を入れることにした。
温度はもちろん 28度で。
オムツかぶれは、薬も使ったこともあり、翌朝には軽くなっていて、その夜にはもう直っていた。
でも、18日、19日の夜も冷房を入れる。
そしたら、20日からは雨になり、気温も5度~10度下がった。
なので、クーラーを使ったのは今年は3日間のみ。今後は秋になっていくので、もう使うことは無いだろう。
検針日の関係で、このクーラーを使った日は9月分にカウントされるはず。
だから、37% 削減は「まったくクーラーを使わなかった」ために実現された数字。
9月分は、それほど削減できないのではないかと思います。
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クラウド、と言う言葉が嫌いだった。
ここ数年、IT業界(って言い方も嫌いかな。パソコン業界です)でブームになっている語句である。
そろそろ一般にも浸透したかもしれないが、相変わらず何のことやら、の人も多いだろう。
クラウドって言うのはつまり、ちょっと前なら SaaS と言われたものであり、さらに前は ASP と呼ばれていた。
何で呼び方を変えたかと言うと、流行させようとして失敗したからだ。
失敗した、とみなされたものからは、急に人々の関心がなくなる。
すると、名前を変えて「新しい概念です」と宣伝するのだ。
thin-client も ASP や SaaS の概念の一分野であり、Java もそのための技術だった。
さらにさかのぼれば、X 端末や大型コンピューターの時間貸しに行き着く。
…なんだ、結局昔からあるものなんじゃん。
それを、「新しいものでござい」と宣伝する態度が気に食わないから嫌いだったのだ。
で、自分の仕事はと言えば、事実上 WEB CGI プログラマーである。
これは ASP の、SaaS の、クラウドの片棒を担いでいるのだ。
事実、重要顧客である、とある会社のとある部署は、最初は ASP 事業部だったのが SaaS 事業部に変わり、現在はクラウド事業部になっている。
まぁ、自分が嫌いなのは「新しいものだとごまかして宣伝する態度」なのであって、技術の使い方に文句は無いのだが。
実際には、名前が変わるたびに多少概念が異なってきているので、「ごまかしている」だけではない。
ASP のころは、WEB 側を perl でこなし、クライアント側を JavaScript で、と言うのが流行だった。
SaaS と言われ始めたのは、WEB 2.0 とか言われて、WEB 側が LAMP (Linux + Apache + Mysql + PHP) 、クライアント側が JavaScript 、と言うのが流行した。
現在のクラウドは、SaaS の延長上にある。しかし、JavaScript の性能は段違いに上がったし、クラウドという概念には、アプリケーションサービスだけでなく「ストレージ」や、「ホスト貸し」も含まれる。
で、やっと今回の本題だ。
特定用途データストレージとしての、Picasa web のお話。
(ここまで、前ふりが長すぎ! と自分でも思う)
震災直後の日記に多少書いたが、家の中で RAID-NAS を使用し、さらに週に一度自動的にバックアップを取っている。
この NAS には、家族の写真・ビデオが詰まっている。
他にも仕事の資料とか入っているけど、こちらはメインではない。
デジタルの恐さは、壊れてしまうと膨大なデータが一瞬で無に帰すことだ。
プリントされた写真なら、簡単に「すべてが一瞬で無くなる」事はないのに。
家族写真などがなくなるのは困るので、対策したい、と考えたのはかなり昔のこと。
最初は DVD にバックアップをとっていた。
でも、これは実に不便。気軽に写真を見ることができずに死蔵するのみ。
行き着いた対策が、NAS で共有しつつ RAID でエラー対策。かつ、定期バックアップで操作ミスによる消去対策、だった。
導入して3年ほどたつ。
バックアップ体制としては満足していたが、写真を気軽に見るための「共有」体制としては多少不満があった。
特に、ビデオを見る方法には困っていた。
話は多少前後するが、ビデオを気軽に見るために、PC買い替え時には、動画の再圧縮性能も考慮してマシンを選んだりもしたが、なにかと面倒で再圧縮はいまだやっていない。
そして、震災。
被災地で、町が丸ごと流される映像を見て、「家の中だけで万全のバックアップを整えても足りない」と痛感した。
となると、クラウドだ。どこかにストレージを借りてバックアップを取るのがよいのだろう。
しかし、「万が一のため」に支払う保険料金としては、ストレージの代金は高すぎる。
震災後すぐに、調査を開始した。
無料で使えるものを探すと、せいぜい 5G 程度。それ以上のものもあるが、スピードが遅いと不評だったり、しばらくアクセスしないと消えてしまうなどの制限があったり。
自分は写真整理を Picasa でやっていたので、PicasaWeb を試してみた。
1G までは無料。写真を縮小してアップロードする機能が Picasa にあるので、640x480 に制限してアップしてみたが、1年半分くらいしか入らなかった。容量的にも、画質面でも、バックアップとするには足りない。
「いつかよいものを見つけなくては」と思っただけで、このときの調査はコレで終了。
最近になって、Google + がサービス開始。
Picasa web は Google + の一部として組み込まれ、写真共有のためにさらなる便宜が図られた。
容量は相変わらず 1G まで。
でも、800x800 以下の写真や、15分以内の動画は容量に含めず。
これが、Google + の会員になると、2048x2048 まで許可される。
試しに残り容量を見ると、640x480 の写真を 1G 分アップしてあったのに、0 になっている。
すぐに、Google + のアカウントを申請した。
基本的に招待制だが、申請しておけば「空きがある」時に、直接 google から招待がくるから。
で、先週。
大学の後輩から、google + に招待を受けた。
喜んで登録させてもらい、試す。
おぉ、これはすばらしい。
単に容量の問題だと思っていたのだが、容量が大きくなることで、それまで見えていなかったものが見えてきた。
具体的に言えば、ここ数年解決できずにいた問題、「家庭内で気軽に写真が見れるようにすること」「気軽に動画を見られるようにすること」「バックアップを取ること」がまとめて解決してしまった。
えーと、詳しく書くと長くなりすぎるので、ここで一度きる。
だから、前振り長すぎるんだって>自分
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Google drive バックアップと同期【日記 19/06/12】
別年同日の日記
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前の記事の続きです。
家族写真・動画を保存する構造を数年間模索していたのですが、気軽に見る方法がなくて、死蔵するばかりになっていました。
震災を機に、家庭内だけでどんなにデータが壊れない構造を作ってもダメだ、と痛感しました。
で、Google+ と Picasa WEB の組み合わせで全部解決した、すばらしい! というわけで詳細。
まず、Picasa (WEBではなく、アプリケーション)で写真管理します。
この写真自体は、NAS 上においてあります。
動画なんかも NAS 上にあり、一応 Picasa で見られるのですが、ネットワーク速度の問題で実用ではありませんでした。
(置いてあるデータが .m2t …DV テープ式ハイビジョン画像のデータなので。一番圧縮率が低い(=画質はよいがデータが大きい)データ形式です。)
一時期、写真の共有のために、別のマシンにも Picasa を入れて同じディレクトリを参照する…ということをやったのですが、これはダメです。
Picasa は、写真データディレクトリとは別の場所(ローカル)に、写真を管理するためのデータを大量に作るので。
で、Picasa WEB へは Picasa から一括アップロードします。
データ同期を使うと、Picasa を起動するごとに時間をかけてデータの差分を探そうとするので遅くて仕方ありません。
アップロード時のオプションは、1600ドットに縮小、です。
バックアップ目的なので、共有は限定公開にします。
元の画質のままのバックアップではないですが、「家が流されるほどの大災害」を憂慮してのバックアップなので、そのときには 1600ドットでもないよりまし、コレで十分です。
元画質のままバックアップすると、1G 以上の分については 2048 ドットに自動的に縮小されることになっているのですが、この方法はうまくいかないようです。
(友人の報告なので、自分では確認していません。詳細後述。)
写真は、手元のマシンで圧縮されてからアップロードされるので、回線速度が遅くてもそれほどまたされません。
でも、動画は元データのままアップロードされ、Picasa web 側で再圧縮されます。
なので、非常に遅いです。反面、CPU パワーは使用しないので、バックグラウンドで気長に続けます。
Picasa web の制限は、1アルバムの写真は1000点まで。アルバムは1万点まで。
Picasa 側では、アルバム=ディレクトリ、と考えていいです。
最大に詰め込めば1000万枚の写真がおけるわけですが、実際には1アルバムはせいぜい100点、多くても300点程度ではないかと思いますので(自分の場合はそうです)、最大件数は置けないでしょう。
それでも、家族写真をおくには十分すぎる容量です。
アップロードしたら、家の中で気軽に見たい場合は、Picasa WEB 側のデータを見ます。
家庭内にある NAS は、ローカル接続なので速いのですが、置いてあるデータも元データなので大きいです。
それに対して、Picasa WEB の写真は、すべてが適切に圧縮されていて軽いです。回線速度が落ちても、トータルでこちらのほうが速い。
以前は、速度を上げるために NAS の中にオリジナルデータと圧縮データを作って…などと考えていたのですが、Picasa WEB を使うことで NAS に余分な容量を使うことも無く、動画圧縮のための CPU パワーも必要なく(アップロード時間はかかるけど)、家の外にバックアップもできて、すべてが解決しました。
というわけで、以前は「クラウド」と言う言葉が胡散臭くて嫌いだったのに、初めて「クラウド、便利じゃん」とか思った次第。
注意点:
Picasa WEB 、長年運用されているのに、細かなバグがいっぱいあります。
google としては無料サービスだし、あまりなおすつもりは無いみたい。
まぁ、無料なんだしそんなものだ、と受け入れましょう。
以下、遭遇したバグ。
▼名前タグが無駄に増える
2台のマシンで Picasa を使用してみたことがあるので、それが原因だとはわかっていますが…
同じ名前の人が多数に増えてしまいます。
消しても消えません。
「名前なし」さんの増殖っぷりには困ります。
基本的には google コンタクト、で人名が管理されているので、こちらで「統合」すればよいのですが、実は Picasa web 独自の人名管理もあります。
さらに、google + で導入された「プロフィール」に登録された自分の名前も、別人に扱われるようです。
邪魔な人名が増えて、しかもバグで消せなかったりするのが邪魔で仕方ありませんが、現状解決手段なし。
▼2048ドットの写真
2048 ドット以下は容量にカウントされず、容量があふれると、以降の写真は自動的に 2048 ドットに縮小される、と説明されているのですが、容量があふれるとアップロードできなくなるそうです。
(友人の報告なので未確認)
調べてみたところ、どうやら「自動的に縮小」が嘘のようです。
WEB インターフェイスでアップロードすると縮小されるけど、それ以外の手段(各種アプリ。Picasa も含まれる)でアップロードすると、自動縮小されないらしい。
Picasa に「2048ドットでアップロード」のオプションをつけて欲しい、と言う声も海外では上がっているそうですが、こちらも放置されたままだとのこと。
▼その他
操作中に画面がおかしくなる、というのはたびたび出くわしました。
細かなおかしな点はあるみたいだけど、それほど害は無いです。
ちなみに、Picasa WEB 側で操作すればスライドショーの機能があります。
家族で見たりするには、こちらがオススメ。
動画も自動的に再生し、終わったら次の写真に移ります。
Google + 側の「アルバム」機能で見ると、スライドショー機能は無いのですが、前後数十枚の写真のサムネイルが下に並びます。
…それぞれ便利なのだけど、機能統合しようとか思わないのか。
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別年同日の日記
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たびたび話題にする政府の節電サイトで、ピカチュウが電力使用状況をお知らせするブログパーツを配布している。
株式会社ポケモンは、「節電=電気ポケモン」ということで、節電の呼びかけにずいぶんとピカチュウを出して協力している。
実情は知らないけど、たぶんお金はもらっていないのではないかと思う。
だって、今年の夏のヨーカドーのポケモンラリーは規模縮小していたもの。
イベントを軽めにしても費用を捻出して協力しているのだろう、と想像。
まぁ、それはさておき、本題はブログパーツである。
すでに自分の Windows7 のデスクトップには、東電電力使用状況というガジェットが置いてある。
これはシンプルながら十分な機能を持っており、何の問題も無い。
でも、コレの代わりに、ピカチュウのブログパーツを置けないだろうか?
置けたとしたら…はっきりいって邪魔なだけも気もするが、子供が横から覗き込んだときにウケルかもしれない。
で、調べてみたら、「ブログパーツラッパー」というガジェットを作っている方がいた。
(上から順に見ていって、8番目のソフトである)
これ、いわゆる「ブログパーツ」をデスクトップガジェットとしてデスクトップに置けるようにするもの。
おぉ、なんだ。ちゃんとあるじゃん。と思って使ってみる。
…おしい。
一度表示したっきりで終わりである。
電力状況は「刻々と変化」するのだが、まったく更新されない。
ブログパーツは、WEB ページの端に貼り付けられ、ページ移動の際には破棄・更新されるものである。
だから、ブログパーツとしては更新機能が無くても、結果的に最新情報が表示されることになる。
しかし、ブログパーツラッパーはその点に対する考慮が無かった。
一度は、この時点で使用をあきらめた。
で、3日ほど前、急に思い出して、作者さんに連絡してみた。
「リロード機能つける気は無い?」って。
作者さんから丁重な返事が来た。
今すぐのバージョンアップ予定は無いが、次にバージョンアップするときには考慮します、とのこと。
そうか。すぐには予定が無いか。まぁ、フリーソフトだし、暇が無ければ更新できないのは当然だ。
自分だって暇が無ければ、この日記すら更新しない(笑)
じゃぁ、いま少し暇があるから、自分で改造してみよう、と思ったら、想像以上に簡単だった。
ガジェットの中身が JavaScript なのは知っていたけど、本当に簡単な構造なのね。
というわけで、完成した「パッチ」が以下のもの。
作者さんにはパッチ及びパッチ当てしたソースを送付したが、公開許可などは得られていないので、
パッチ部分のみの公開とする。
パッチを当てるのは、単純作業だがコンピューターの使い方がわかっていなくてはできない作業でもある。
パッチの当て方がわかる人だけが使用し、わからない人はあきらめるように。
このパッチは僕が勝手に作ったもので、作者さんに送付はしたが、次バージョンに取り入れられる保証も無い。
間違っても、作者さんにバージョンアップ願いなどを出してはならないし、作者さんにこの件で質問を送ってもならない。
▼BlogPartsWrapper.html に対する変更
11a12,13
> var Reload = "0"; //更新間隔(分) 0 のときは更新しない
>
29a32
> System.Gadget.Settings.writeString("Reload", Reload);
36a40
> Reload = System.Gadget.Settings.readString("Reload");
50a55,56
> var rel = parseInt(Reload);
> if(rel) setTimeout("window.location.reload()",rel*60*1000);
▼settings.html に対する変更
12a13
> Reload.value = System.Gadget.Settings.readString("Reload");
36a38
> Reload.value = nChk(Reload.value,"0","0","999");
40a43
> System.Gadget.Settings.writeString("Reload", Reload.value);
55a59,60
> 更新間隔:<input type="text" size="5" maxlength="3" id="Reload"/>(分)<br>
> (更新間隔を 0 にすると、更新を行いません)<br>
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