PC を買い替えました。
今まで使っていたマシンは、2004年4月に購入したものだったので、7年間も使っていたことになります。
…今の PC で、7年前っていうと…えーと、とにかく、あれですよ。
ムーアの法則的には、24倍くらいの性能になっているはず。
日記には書いていなかったようだけど、今年の頭に Atom525 を使ったサーバーを立てました。
(仕事のプログラム試験用だったが、現在は試験用と外部向けの2つのサーバーを仮想化して同居。節電のため)
この際、Atom525 の性能を調べたら、使っていたメインマシンの CPU (Pentium4 Prescott)より性能が高くて驚きました。
つまり、そのくらい古いマシンを使ってたんです。
でも、プログラムを組む作業って、エディタさえ動けばいいから、非力でも特に問題ないのね。
妻の使っていたマシンのほうが幾分か新しかった(とはいえ、やはり Prescott)のだけど、妻は絵を描くのが仕事なので、非力であることに問題が出ていました。
で、妻がマシンを新調したいというので、一緒に自分のマシンも買うことにしました。
まず必要用件調べ。
自分は…エディタが動けば十分。でも、家族ビデオを気軽に見るためのコンバート作業ができるとありがたい。
家族ビデオ、ハイビジョンの「テープ」で撮っています。いまどき珍しいやり方で、あまり圧縮されていないデータが入っている。
そのため、NAS に置いたままではデータ転送速度が間に合わず、気軽に見られない。
これを、画質は落ちてかまわないので、気軽に見られるデータを作りたい。
というわけで、動画圧縮専用機能を持っていて、「画質を問わなければ」速いという、第2世代 Core iが候補。
CPU 性能自体は非力でよいので、Core i3 で。ゲームもやらないので、内臓グラフィックで十分。
DELL 値段で、Insprion 620 がハイビジョンモニタつきで 79,800円。それにします。
妻用の PC 。絵を描いているけど、ツールがちょっと古いものを使っていて、マルチスレッド対応ではない。
というわけで、シングルコア性能が高いほうがいいです。
そして、値段は抑えたい。
ちょうど、DELL が1世代前の機種を安売りしていました。Inspiron 580。第1世代 Core i5 で、ハイビジョンモニタつきで 59,800円。
Inspiron 620 の Core i3 は動作周波数は 3.1GHz 。Inspiron 580 の Core i5 は 3.2GHz のうえ、ターボブーストが利きます。
なので、シングルスレッド性能で見れば、580 のほうが安いのに性能が高い。…はず。
数日たって、DELL からお詫びのメールが来ました。
「Inspiron 580 は、注文殺到のため受け付けられなくなりました。キャンセル扱いとさせていただきます」
あらら。それは困った。
その日のうちに、直接電話が来ました。
「もしよろしければ、580 の値段で 620 を提供させていただきますが、どうでしょうか?」
シングルスレッド性能は落ちるけど、全体性能は上がるはず。願ってもない話です。
というわけで、家に 620 が2台届いたのでした。
価格的には、1台 69,800円になったことになります。
先週金曜日(6月3日)に到着し、週末は子供の相手で忙しかったので、現在仕事環境セットアップ中です。
長年愛用した PS2 キーボード(10年前に Win マシンを自作したときに購入したやつだ)がつなげなくなってしまい、本体付属の DELL キーボードを使用しているのですが…なんというか、微妙に隣のキーを押してしまうこと多し。
キーボードは馬の鞍だとは、よく言ったものだ。
実のところ、新しいマシンに一番期待しているのは「省電力」だったりします。
Pentium4 Prescott は、あまりにも電力食いで問題が多発し、 Intel がマルチコア戦略に方針転換するきっかけを作った CPU ですからね。
省電力が呼びかけられている夏前に PC を買い替えたのも、多少は電気食いの Pentium4 を意識してのことでした。
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