宿は山中湖の周辺を取りました。
ここら辺なら宿が多いため、多くの宿から選べますし、「ぐりんぱ」と、翌日行く予定の「富士急ハイランド」の中間地点です。
泊まる宿はハートイン山中湖。
子供向け施設が充実しているようだったので、子供たちが楽しめるだろう、と考えたためです。
家族経営のペンションですが、女の子のがいます。
WEBで見て子供がいることは知っていたのですが、到着して聞いてみたら、長男と同じ年でした。
到着が遅くなったので、女の子としては遊んでくれる「お客さん」がいなくてつまらなかったようで、出迎えてくれます。
前日は団体客が来ていて、子供も7人もいたのだそうです。でも、この日の客はうちの1家族だけ。
お風呂も、家族風呂を希望していたので、「男湯を自由にお使いください」となります。
さて、到着が5時半過ぎになったので、すぐに夕食の支度をしてくれるそうです。
部屋のある2階に行くと…階段を上ってすぐのところが、「キッズスペース」になっています。
基本的に、この宿の女の子のおもちゃなのだろうけど、お客さんに全部開放して、遊べるようになっている。
長男はおもちゃに喜びますが、長女は絵本に喜びます。読んでもらうの好きなので。
…ということは僕が読まないといけない。
読んであげると、宿の女の子も喜んで一緒に聞きます。
どうも、まだ字はうまく読めなくて、ここにおいてある絵本でも、ちゃんと内容がわからないものがあるみたい。
(大人は忙しくて、全部は読んでくれないのでしょう。絵本たくさんあったから)
この宿、宿泊料金は結構安いです。
それでいて、料理のレベルは、かなり高いです。おいしい。
場所は…「山中湖で遊ぶ」のならともかく、富士急ハイランドの近く、とかを探すのであれば、かなり離れています。
でも、「じゃらん」のページで見たクチコミでは、今現在、理解できないほどの両極端評価を受けています。(2件しか書かれていないが、「大満足」と「2度と行かない」)
僕としては、満足でした。でも、2度と行かないと怒る人の気持ちが理解できないわけではない。
家族経営の宿だ、と考えれば、かなりレベルが高い。
でも、高級ホテルのようなサービスを期待している人にとっては、お粗末なサービスと言うことになる。
一番戸惑うのは、宿の人がほとんどの時間プライベートスペースに引きこもっていて、気軽に質問などをできないことでした。
朝ごはんは何時から? とか、お風呂は何時から使っていいの? とか、特に説明も無く、人がいないので質問もできません。
(呼べば出て来るのでしょうが、最初はどこで呼べばよいのかもわからなかった。)
僕の場合、評価に一番戸惑うのは、「女の子」の存在でした。
長男と同年齢で、一緒に遊んであげるのは構わない。
また、寂しいから遊んで欲しい気持ちでよって来るのも構いません。
でも、遊んで欲しい、と言う態度にしては、謙虚さが足りない。
6歳児なのでいろいろと理解できない面はあるのでしょうが、「自宅」である宿に住んでいる自分のほうが、「借りに来る」お客さんより偉いと思っている節があり、いろいろと命令口調で話をしてくるのに閉口します。
#誤解のないように書いておきますが、親の教育が悪い、とかの問題ではない。
6歳児は十分に知恵はあるが、経験や知識は無い。「商売」の概念は特に子供には理解しづらいので、「借りに来る」人のほうが地位が低いと感じるのも当然の話。
親としては、お客さんに失礼の無いように気を使っているようですが、子供が何を感じ、どう思っているかまでは制御できません。相手が子供でも、思想は自由です。
でも、多少態度がおかしくても、そこは6歳児の女の子。
「赤ちゃん」である次女に興味があって仕方がありません。一緒に遊ぼうとします。
ウンチをしたようだったので、オムツを替えようと思っても、「すぐ戻ってきてね」と離れたがらない。
「オムツ替えてくるだけだよ。…ウンチ見たいの?」と冗談のつもりで聞いたら「見る!」と即答。
仕方が無いので、オムツ替えを見せてあげましたが、赤ちゃんだから仕方が無い、と思っているようで、ウンチが臭いとか文句を言うことはない。ウンチなんて嫌がる子供が多い(というか、それが普通である)事を考えると立派です。
女の子の態度には長男もどう対処して良いのかわからないようでしたが、翌朝宿を出るときにはすっかり打ち解け、一緒に遊んでいました。
でも、いよいよ出発となると、少し女の子も寂しそう。
…ただ、こういう別れは何度も経験しているようで、いよいよ車が出るときに手を振っても、もう笑って別の事をしていましたが。
8時半には宿を出る予定でしたが、既に9時です。
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