富士サファリパークから、ぐりんぱへ。
サファリパークの出口に「すぐ近く!」と書かれた標識がでていたので、そちらに進みます。
が、この道案内は最初だけ。途中では分岐路があっても教えてくれないので、早速道に迷います。
妻が地図を片手にナビゲーションしてくれたので、その後は問題なく遊園地へ。
ぐりんぱは、「日本ランドHOW遊園地」と呼ばれていたところです。
…ということは、隣のスキー場「Yeti」は「HOWスキー場」か。昔、ボーイスカウトで夏にハンググライダー講習を受けたことがあったな、などと思い出します。(どうでもよい話 (^^; )
到着したら、小雨が降っています。
というか、富士山登ってたら雲の中に入っちゃった感じ。
ここも、長男の誕生日と言うことで特別割引で入園します。
さらに、誕生日プレゼントの引き換え券をもらいました。
ぐりんぱ、WEBを見て「子供向けの小さな遊園地」と考えていたのですが、侮れないです。
子供向けではありますが、十分広いです。ここだけで1日時間がつぶせるくらい。
でも、既に午後です。遊べる時間は3時間程度。
入ってすぐ、シルバニアファミリーをテーマとしたテーマパークになっています。
…長男も長女も、もちろん次女も、シルバニアファミリーを知らない (^^;;
でも、長女は「りすさんかわいい」とか言って大喜び。
入り口付近の乗り物に乗りたがるので、気球、ミニ観覧車、スカイサイクルと、手当たり次第に乗ります。
これだけで30分くらい消費。遊園地が広いことがわかっていなくて、目に付くものは全部乗りたいみたい。
ここに来た目的は「ピカソのたまご」です。
体を動かすのが好きな長男に、これをやらせてあげたい。
長男も、それが何であるかはよく知らないまま、「ピカソのたまご」の名称だけは知っていました。
そこで、とにかく長男をその気にさせて、ピカソのたまごがある、園の奥のほうまで進みます。
ピカソのたまご。
まぁ、アスレチックです。でも、木とロープで作った、いわゆる「アスレチック」ではなくて、いろいろ工夫されて、頭も使わないと進めないようになっている。
体力だけの勝負ではないので、体が小さく、軽い小さな子のほうが有利なものもあります。
もちろん、体の大きな大人が有利なものもあります。
子供も大人も、一緒になって楽しめるアスレチックです。
妻はこれがどういう施設か知らないまま来たのですが、概要をしってやる気満々。
もともと体を動かすのは好きなほうなのです。
で、入る前に係りの人から注意。
アスレチックなので怪我をすることもあるが、自己責任であること。
ヒールのある靴などでは危険なので、できればやらないほうがよいこと。
酒によっている場合はできないこと。妊婦などは入場自体が認められないこと…
3歳未満は、入場してもよいが、アスレチックの内部には一切入ってはいけません。
出口以外のアスレチックは、迂回できます。出口は通れませんので、入り口まで戻ってでてください。
…次女はどうしよう。
妻はやる気満々なので、必然的に僕が次女を抱え、遊ぶのはあきらめます。
僕も楽しみにしていたのだけど、仕方が無い。
長男はやる気満々。次々と課題をクリアしていきます。
時々失敗すると、「少し手前まで戻る」ことを自分に課して、なかなか武士ルールで進みます。
長女にはまだ難しいものもあり、その場合は迂回。
でも、マイペースで進みます。
3個目の「網のトンネル迷路」が面白かったようで、途中まで進んで、また前のものに戻ったりもします。
でも、この「戻った」ことで問題発生。
長女が戻りたいといったので、妻が付いていきました。
長男は先に進みたい。でも、未就学児童は大人が付き添わないといけない。
僕は次女を抱えているので、中に入ることは制限されている。
「外から見守れる」ものは、長男に勝手に遊ばせました。
でも、その形式に疑問を持たなくなった長男、外から見守れない迷路の中に突っ込んで行っちゃった!
中で迷子になって泣き出したらどうしよう、迷路はアスレチックとしての危険はなさそうだから、次女を抱えて入ってしまうか…などと、悩みます。
悩んでいたら…しばらくたって出口から出てきた。難しくは無かったようです。
その後も、長男は誰の手助けも無いまま、次々と課題をクリアしていきます。
長女は、途中の難しそうなのは飛ばしたりすることで、長男のそばまで来ました。
でも、ゴール付近で問題発生。
ある課題で、「お母さんと競争する!」と頑張る長女。
障害を避けたりくぐったりしながら進むもので、体が小さなほうが有利です。
妻も手加減しながらゆっくり進んで、長女がリードしていたのですが、ゴール直前でなぜかスタート方面へ戻る。
「あれ? お母さん勝っちゃったよ?」とゴールした妻が言ったら…猛烈に泣き出す。
なんとかなだめようとしても「お母さん嫌い!」の一点張り。
普段なら昼寝の時間で、眠いこともあって駄々を捏ねているようです。
長女と次女を僕が抱えてスタート地点へ戻ります。その間に、長男と妻は最後の課題を越えて出口へ。
「ピカソのたまご」を出てから、観覧車に乗ろうといったら機嫌を直した長女。
そのまま、観覧車に向かいます。
観覧車が最上位まで行くと…丁度、周辺が雲に覆われました。見えません。
でも、高いところからみて、遊園地の概要はわかりました。
長女は「コッシーの乗ってたの乗る!」と言っています。…メリーゴーランドのことです。
(コッシーは NHK の子供番組のキャラクター。先日、メリーゴーランドに乗っている映像があったのです)
長男は、「レインボーシップ」…いわゆる「パイレーツ」に乗ってみる、と言っています。
怖そうだけど、最近身長が110cm を超えたので、こういう乗り物に乗れるようになったのが嬉しいのです。
レインボーシップは、最初の3回くらいの揺れは「怖いけどたのしー!」と笑っていましたが、そのうち無言で下を向いているようになりました。
横からしっかり抱きかかえてやります。
降りた後に感想を聞くと「怖かった。もう2度と…」。
そこで言葉を切り、しばらく考えてから「もうちょっと大きくなってから、また乗る」。
長女と合流すると、長女は次に、ゴーカートに乗りたいといっているそうです。
別にいいよ、とゴーカートのほうに歩いていくと、その手前にあった 100円を入れると動く子供向けの車にすわり「これが乗りたかったの!」。
あれ、ゴーカートで無くこちらだったの? と思いながらも、100円を投入。
ゴーカートなら、フリーパスだから無料で遊べるのに。
これで満足して「お腹すいたから帰る」と言い出しましたが、あとで園をでてから、「ゴーカートに乗りたかったのに!」と怒り出しました。知らんがな。
お腹がすいた、と長男・長女とも言っている割には、途中の乗り物などが気になり、ウルトラマントレインにも乗りました。
でも、そろそろ宿に向かう時間。
おやつを食べよう、と、シルバニアビレッジのパン屋さんに入ります。
ここで、長男の「誕生日プレゼント」の引き換え券を使うように指定があるのです。
…よく見たら、引き換えは3時半まででした。このとき既に4時。
でも、店員さんはにこやかにドーナツをくれました。
ついでに、大きなクロワッサンを3種類(クリーム・チョコ・あんこ)買います。
そろそろ宿に向かわなくてはなりません。遊園地を後にします。
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