PS3 を買った。
えーと、一応説明しておくが、友人の間では僕は「任天堂派」ということになっている、らしい。
別に任天堂が特に好きだと言うことはないが、自分の考える「ゲーム」に一番近いものを作っているのが任天堂だ、と言うのは事実だ。
#注:一応ゲームプログラマーしていた過去が有ります。
もっと言うと、中学生の頃から自作でゲームを作るのが好きでした。
今でも自分の根っこはゲームプログラマーだと思っています。
なので、ここでの「自分の考える」というのは、作り手立場の話。
そんなわけで PS3 のゲームにはそれほど興味が無かったのだが、Bluray プレイヤーが欲しくなったので買ってみた、というわけ。
1月中旬で Bluray が欲しくなると言うのは、つまりアレの発売日だったからだが、ここでは詳細割愛。
いまさら PS3 の使用記なんて書くことも無いので、人柱レポートがこの日記の主な目的。
テーマは、自分が一番やりたかった、DLNA クライアントとしての性能。
これは、組み合わせによる相性を含むので、知りたい人もいるはず。
最初に書いておくと、相手は「録りま専科DVD」という STB (型番:TZ-DHC9800)と、I/O DATA のNAS 、HDL2-G2.0 です。
そもそも自分が DLNA を詳しく知らなかったのでまずはそこから解説を始めよう。
簡単に言えば、HDDレコーダーなどが「サーバー」の機能を持っていれば、HDD レコーダー本体を繋いでいるテレビ以外でも、LAN で接続された「クライアント」側にデータを引っ張ってきて再生できる、と言う仕組み。
で、僕はDLNA クライアントであれば、DLNA サーバーからデータを受け取れるものだと思っていた。
(データが再生できるかどうかはともかく)
でも、そうじゃないのね。
地デジなどのデジタル放送では、ダウンロードしてコピーされることを防ぐため、DLNA2.0 と言うものが作られ、コピー制御するようになっている。
Windows では RDLNA というフリーソフトが有名で、これと VLC を組み合わせることで DLNA サーバーからのデータを受け取ってみることができたのだが、これは DLNA2.0 には対応していない。
実は、CATV の「録りま専科DVD」という STB (型番:TZ-DHC9800)があり、これが DLNA 対応だったので自分の PC で見ようと思ったけど、見られなかった、と言うのが事の発端。
PS3 なら見られるのかな、ということに期待を持っていた。
結果、見られました。
ただし、STB の説明書をよく読まないと、接続方法はややこしいです。
LAN からのアクセスを許可した上で一度アクセスすると、MAC アドレスを STB に記録した上で接続を拒否されるので、その MAC アドレスに対して許可を出す必要があります。
次。
I/O DATA のNAS 、HDL2-G2.0 の DLNA サーバー機能で、データを PS3 で見られるか。
先に書いた Windows 用の RDLNA+VLC では見られます。
なので、見られることを期待したのですが…結果は微妙。
主に、家庭用ビデオで録った家族のビデオをテレビで見る目的でした。
NAS には、ビデオを吸い出して、形式変換せずに(元のデータのまま)入れてあります。
データ形式は、拡張子 avi だが、中身は DV-AVI 。
または、拡張子 m2t 。(ハイビジョン)
…まず、拡張子 m2t は、NAS が対応していないので配信してくれません。
なので、これは PS3 でも見られない。
DV-AVI は、PS3 で見ようとすると「対応していない形式」と言われてしまいます。
つまり、これも見られない。
どうも、家庭用ビデオとは相性が悪いみたい。
元データは元データとしておいて置いて、形式変換するか。
やっぱ FFmpeg の出番かな…
Linux 版、インストール複雑な割りに不安定なので、ちょっと気が重い。
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