いよいよ地鎮祭。
普通地鎮祭は工事前に行うのだが、都合で17日から工事を開始している。
(予定では13日開始だったが、雨などの影響で着工が遅れた)
両親も呼んで、現場へ。
今日は雨の予報だったが、地鎮祭の間は雨が止んでいた。ありがたい。
少し遅刻して現場に行くと、既に土地の真ん中に祭壇が設けられている。
形だけの簡単なものだと思っていたためラフな格好で行ったのだが、本格的なのにたじろぐ。
施主が到着した、ということですぐに神主さん登場。
どことなく江頭2:50似だが、非常に気のよさそうな人。
最初に、土地の地番、施主の名前(僕と妻の連名)、それに現在住んでいる住所の確認があった。
後で祝詞(のりと)の中で読み上げるためらしい。
祝詞は古語なので良くわからないが、「(現住所)に住んでいる(施主)が、ここ(地番)に家を建築して移り住むために工事を行うことを許したまえ」というような内容だったようだ。
神主さんは、いろいろな動作をしている。
どうやら、祭壇及び参列者を御祓いして、神様を呼び出して、祝詞を上げて、四方祓をしているらしい。
で、その後に鋤入の儀(すきいれのぎ)を行う。
地鎮祭でよく見る、砂山を崩す儀式だ。
まず、SWH設計のTさんが、「えい、えい、えい」と3回掛け声をかけながら、砂山に差し込まれた笹に木製の鎌をかける。(笹はここで引き抜かれる)
で、次に施主(僕と妻それぞれ)が、同じく3回の掛け声をかけながら砂山に木製の鍬(くわ)を入れる。
最後に、SWH工事担当のFさんが、同じように3回鋤を入れて、鋤入れ終了。
この後、玉串を奉納して、神様にお帰りいただいて地鎮祭終了。
終了後に、撤下した神饌である御神酒を素焼杯(かわらけ)でいただく。
(もっとも、素焼杯を使用したのはうちの家族だけで、SWH関係者は通常の杯を使っていました)
奉納した野菜や酒などは、施主のお土産です。
(最近の神様は、パイナップルなんていうハイカラなものを召し上がるようです)
本当は地鎮祭の時に地縄確認(家の建つ位置に縄を張り、施主が確認する)をしたかったらしいのですが、土地の境界をはっきりさせる工事が終了していないので後日と言うことに。
風致地区条例の関係で、境界から家の壁まで1m離さないといけないわけですが、土地の境界がはっきりしないとこの確認が困難なためです。
既に鋤入の儀で見かけましたが、工事担当Fさんの紹介。
さらに、Fさんから実際の施行を行う業者さんの紹介。
その後、近所を挨拶回り。
もっとも、既に妻が草刈に来ていて、周囲の家の人とは顔見知りになっているのですが。
みんな「あぁ、工事始まるのね」と好意的です。
当初契約よりも工事がずっと早まったため、契約変更の覚書に調印します。
これも、1枚だけなので車の中でちょいちょい、と済ませてしまいます。
一通り終わって帰る時には、すでに祭壇は撤去され、工事が始まっていました。
まず、工事中に使う架設電線を引いて来るんだそうです。
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