とりあえず、攻略は終了したと思うのだが、ちょっと納得いかない点があるのが気持ち悪い。
ピクミンは気軽に遊ぶには子供でも遊べる「のんびりした」ゲームなのだが、大人が(というか、ゲーム好きが)遊ぶにはちょっと物足りない。
それもそのはず、ピクミンの真の面白さは、無駄を徹底的にそぎ落として効率よくアイテムを集めて回るプレイにあるのだ。
前作は30日で30個のパーツを集めるゲームだったが、実際には9日間、85人で全パーツを集めることが出来た。
85と言うのは、最も重いパーツを運ぶのに必要な人数だ。
今作は期間無制限で200種類以上のアイテムを集めるゲームだが、やはり期間は9日間で出来るのではないかと思う。(これは僕の出した結論なので、もっと縮められる解法があるかもしれない)
問題は人数。
多少ネタバレだが、最も重いアイテムは1Kgの鉄アレイで、これは1000人のピクミンが必要な重さになる。
(余談だが、ピクミン1人は1gの重さを運べることになるので、ここからすべてのものの重さが割り出せる。…ことになるのだが、そのつもりで考えると重さがおかしなアイテムが多々ある)
ピクミンは同時に100人しか使えないので、1000人必要なものは運べない。そこで紫ピクミンを使うことになる。
紫ピクミンは特殊で、1人で10人分の働きをするのだ。これなら100人で運べる。
というわけで、最低人数は100人…と考えたいところなのだが、ここで困った問題が発生する。
赤黄青の3色のピクミンは、0人にすることが出来ないのだ。
もし0人になってしまうと、すぐさま自動的に1人増殖してしまう。
#マニュアルには「翌朝」増えると書いてあるが、洞窟内で絶滅すると洞窟から出た瞬間に増える。
というわけで、最低人数は103人と言うことになってしまう。
ここが納得いかない。もしかしたら、赤黄青を絶滅させて洞窟から出た直後に、増殖しない方法があるのかもしれない。
(マニュアルどおりに翌朝増えてくれればよい)
もし方法をご存知の方がいたら教えてください。
と、前置きをした上で。
最少人数・最短日数で、お宝&生物図鑑コンプリートへの道。
あまり書くとネタバレになるので、ヒントのみ。
まずは前作でもいえたことだが、余計な敵を倒さないこと。
地下では時間無制限なので倒してもよいが、地上で戦っていると時間がもったいない。
特にチャッピー類は寝ていることが多いので、倒さないことを前提に攻略してみて、どうしても倒す必要があるときだけ対処すればよい。
(どうしても、というのはアイテムを運ぶ経路に重なっているとか、チャッピーがアイテムを持っているとか)
敵によっては、オリマーが近づくと反応するがピクミンには反応しないものもいる。そのため、場合によってはアイテムを運ぶ経路上の敵ですら、倒さないでよい場合もある。
生物図鑑コンプリートのためには、敵を倒す必要がある。
ほとんどの敵は地下でも出るので、「戦う必要がない」が「倒しておきたい」場合は地下で倒せばよい。
(たとえばウジンコ♀は無害なので無視してもよいが、生物図鑑のために倒しておきたい)
ただし、一種類だけ、戦う必要はないが地上にしか出ない生物がいる。
これをどこで倒すか、効率よく戦える場所を見極める必要がある。
敵ではない「植物」に関しては触っておけばよいのだが、あまり生えていない植物もあるので、触れる場所を確認しておこう。
敵の中には、倒しても気絶しているだけで復活するものがいる。
オニヨン/ロケットまで運んでしまえば消えるのだが、うかつに運ぶとピクミンが増えるので、最低人数クリアではこの手段は使えない。
このような場合は、ゲキニガスプレーを使って、敵を「破壊」してしまえばよい。
#僕は、地下でも敵を運ばないでプレイしてみた。ロケットのコンピューターは「虫(バグ)」を嫌っているようだし、運ばなければ何か展開があるかと思ったのだが、特に何もないようだ。
地下では最低限の敵は運んでしまってもよいかもしれない。(攻略の都合で、無制限に運ぶわけには行かない)
ゲキニガ・ゲキカラスプレーは、実を10個運ぶか、エキスを吸うことで入手できる。
実を運ぶのは時間の無駄なので出来るだけエキスを活用したいが、一度でもスプレーを入手していないとエキスは出ない。つまり、各スプレーにつき一度だけ実を運ぶ必要があるのだ。
これをどこで行うか、というのも時間を節約する上で非常に重要になる。
#エキスは、オリマーが「吸う」ように見えるのだが、あれは宇宙服の胸の辺りに液体の吸入袋でもついているのではないかと思っている。
オリマーたちにとって、酸素は猛毒(前作参照)なので、わざわざ宇宙服を開けるような危険を冒してエキスを飲んでいるとは思えないし、そもそもエキスはスプレーにしたいのだから飲んでも意味がない。
…もっとも、倒した敵はおいしく頂いちゃったりしているようだが。
地上は、基本的には「取れるアイテムをすべて回収すると同時に、入れる洞窟への経路をすべて確保。その作業が終わったら洞窟に入りまくる」という方法で攻略可能。(一部例外あり)
洞窟から出るとロケットに戻されるが、ロケットから一番遠い洞窟までの距離は、「もうすぐ日没」の表示が出てから走れる距離とほぼ一致している。
と言うことは、日没カウントダウンが始まる前に最後から2番目の洞窟に入れれば、最後の洞窟にも入れることになる。
これを考慮して地上攻略パターンを編み出そう。
オリマーとルーイの二人を効率よく使い、スムーズに仕事を進められる最適な作業手順・ピクミン人数を割り出す必要がある。
この作業が一番楽しいので、地上に関してはこれ以上のヒントは出さないでおく :-)
もちろん、洞窟に入るときは、その洞窟を攻略できる人数で。
洞窟の中にどんなトラップがあり、どんな敵がいるのかをあらかじめ調査して置かないといけない。
「水の中に重たいアイテムが」とか「高いところに重たいアイテムが」というのは、明確なトラップではないが、前者なら青、後者なら黄色が必要になる。
#この調査のためだけに、最初から最後まで一度プレイしないといけないんだよね…
僕が初回プレイから綿密にデータを取っていたのは、前作でこのことを知っていたため。
地上各地のパターンが出来上がっても、それはまだ「部分解」に過ぎない。
地上を回る順番の問題があるからだ。
地上を回る順序を決める時に注意しないといけないのは、ゲーム上何回か「1日を強制終了する」デモが入ること。
最短日数クリアのためには、この「1日の強制終了」の条件も考慮して、無駄がないタイミングでデモに入るようにしないといけない。
最少人数でクリアするためには、この「地上を回る順番」によって人数配分などに制限が出る。
前の土地によって、つれてこられる人数は決まってくる。
次の土地に向けて、連れて行く人数配分を調整しないといけない。
どうしても目指す人数配分にならない場合は、すでに出来上がっている部分解を微調整したり、時には大胆に組み替えたりしないといけない。
しかし、この作業がまた楽しいのだ。綺麗にすべてが決まった時の感動は格別。
#ピクミンがよく出来ている、と思うのは、綺麗にパターンが決まった時には全く無駄のない動きが出来るようになることだ。
逆に言えば、「なんか無駄な時間があってもったいない」と思っているうちは、そのパターンは完成していない。
作業手順が間違っている・人数配分が違う・そもそも人数が足りない(前の土地での行動に間違いがあった)など、要因はさまざま。時には最初からやり直さないといけないことも…
途中データは、できるだけコピーしておこう。
いろいろヒントを書いたけど、ここまで突き詰めないといけないゲームかと言えば、そんなことはない。
前作の場合、幼稚園児の僕の姪は、「ピクミンをぞろぞろつれて歩く」ことだけで十分楽しんでいた。
敵が怖くて全然進めないし、出発地点のロケット周辺をうろうろしていただけだが。
徹底攻略と、ただ操作するだけというのは両極端な遊び方だろうが、それを許容できるのがピクミンのすごいところだと思う。
とりあえず冒険を終えた人が、もう一度冒険に出るときは、ぜひ徹底攻略を目指してみてください。
まったく新しいピクミンの世界が見えてくるはずです。
#だからこそ、このゲームには「ハイスコア」があるのだし…
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