久しぶりにパズルを借りたのは、3月の半ばごろ。
2週連続で、2つのパズルを借りた。
ひとつはCAST RINGというもの。
このパズル、なかなか楽しめた。
普通の知恵の輪と言うのは、外す過程を楽しみ、外れたらちゃんと戻して「完成」なのだが、これはちょっと違う。
箱から出すと、いきなりバラバラに外れてしまうのだ。よく観察していなかったので、元の形がどうなっていたかもわからない。その状況から元に戻すのがこの知恵の輪の楽しみ方。
いわゆる「外したら元に戻らないパズル」というジャンルが存在しているのは知っていた。
外すのは簡単だが、戻すのは難しい。普通の知恵の輪の逆だ。
その手のパズルを遊んだことがなかったのだが、これはそのようなパズルの初級編と考えてよいようだ。
説明によれば、中世に「浮気防止」の指輪として、このようなものが実在したと言う。
浮気をする時には結婚していることを隠すために指輪を外すわけだが、外したらバラバラになって戻らない指輪には浮気防止の効果がある…ということらしい。
実際にこれがうまくいったかどうかはともかく(貞操帯だって無意味だったのだ)、普段身に着けているものにこういうギミックがあるのは面白い。
この知恵の輪は、知恵の輪として楽しみやすいように大きなサイズで作ってある。
実際の指輪はないものか…と思っていたら、楽天で売っていた。悩んでいるがまだ買っていない。
もう一つのパズルは、組み木細工によるもの。
パズルとしての面白さは…今ひとつ。
これを木工で作成した、という工作精度には感心するが、パズルのキーとなる部分が、細い木の部品を力任せに捻らなくてはいけない、というのがマイナスポイント。
「折れそうだし、力任せに動かすと言うのは解法として美しくないし、これが動きそうなのはきっと工作精度が悪いだけだよな…」
という部分を動かすのが正解と言うのはちょっといただけない。
同じテーマの日記(最近の一覧)
関連ページ
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |