先日書いたように、残念ながらペットのハムスターが死んでしまった。
まぁ、老衰は仕方がないところであきらめは付いているのだが、生活の一部となっていたペットがいなくなるのは寂しい。
毎日、テレビを見ながら夕食後に世話をするのが日課だった。食事の後、「世話しなくちゃ」と思うと同時に「あぁ、もう居ないんだっけ…」と気づくのが寂しいのだ。
もうそろそろ寿命だろう、と感じていたときから、次のペットをどうするかは妻と話し合っていた。
ペットを飼っていると旅行にもいけないし、ちょっと実家に泊りがけで遊びに行くだけでも気を使う。これはペットが居るために不便になっている部分だ。
それに、すぐに次のペットを飼うと、以前のペットとどうしても比較してしまうだろう。ハムスターにだって個性はあるし、比較して良し悪しを考えるのなんてかわいそうだ。そういうことは避けたい。
そういうわけで、しばらくはペットは飼わない、と決めていた。ただし、実際にそのときにならないとわからない、という保留条件付だが。
で、「そのとき」が来てわかった。やっぱし、ペットが居ないのは寂しい。
比較するのはかわいそうなので、違う種類のペットを飼おう。
25日に借りていた本を返しに図書館にいく必要があったので、ペット候補について飼い方などを調べる。
候補1 ゴールデンハムスター
今まで飼っていた「ジャンガリアン」とは種類の違う(生物学的に、別属の)ハムスターで、一回り大きい。
でも、ハムスターなので餌・ケージなどは今まで使っていたものが使える。回し車は変える必要があるかも。
候補2 キンクマハムスター
これもゴールデンと同じ属だが、見た目はずいぶん違う。個人的にはゴールデンよりこちらのほうがかわいい気がする。
候補3 モルモット
「抱えられるくらいのペットが欲しい」とは、妻がずいぶん前から言っている言葉。
そうなると最低サイズはウサギくらいからになるのだが、ウサギはマンションで買うのはちょっとかわいそう。(ケージが狭くて運動不足になってしまう)
モルモットなら、回し車が使えるギリギリのサイズ。とはいえ、ジャンガリアンに比べるとずいぶんサイズも違うので、設備は総取替え。
ほかにも、チンチラがかわいいだの、モモンガーはどうだだの、ジャービル(尾の長いねずみ・スナネズミ)も捨てがたいだのといろいろ…
モルモットは、飼い易いとはいえ体が大きいし、ハムスターのように「餌を保存する」習慣がないらしい。そのため、毎日餌をあげる必要がある。
ハムスターは、餌が多すぎるときは自分の巣の中に保存する。なので、1日くらいなら家をあけても大丈夫。
そう考えると、モルモットという考えはなくなった。
26日、「見に行くだけ」といいつつ、車にケージを乗せてペットショップへ。
戸塚の原宿交差点付近に、いろいろなペットを扱うペットショップがあるというので見に行くが…
たしかに、いろいろな種類は居たがげっ歯類は少なめ。
モルモットが居たが、思ったより臭いがする。でも、やはりモルモットもかわいい。
港南台にある、2年前の購入店に行く。
2年前はずいぶんと居たのだが…ちょうど時期が悪かったのか、ハムスターコーナーは以前と同じようにあるが、販売している頭数は少ないうえに高かった。
港南台の店でいろいろな種類を見比べ、やはり今までどおりのジャンガリアンを飼う事に決める。
「比べてしまわないように」ジャンガリアン以外にしようと思っていたが、比べないように心がけようということで。
で結局、最近時々覗いていた藤沢モールフィル内の店へ。
ここにはモルモットは居ないが、ハムスターが居ることも、3月いっぱいは開店1周年記念で安売りしていることも知っている。
先日まではジャンガリアンの「ブルーサファイア」(毛の色が青みがかっている)を安売りしていたのだが、当日はこれに加えてノーマルカラーも安売りになっていた。
ブルーサファイアにするか、ノーマルにするか…さらに、雄雌どちらにするか…
しばらく悩み、雄を飼うことには決定。前に飼っていたのが雌だったし、雄のほうが平均的には長生きだという。
最初妻はブルーサファイアが言いといっていたのだが、しばらく見ていたら見慣れたノーマルのほうがかわいく思えてきた。
さらに、ブルーサファイアの方が体が一回り大きい。小さいころから馴らしたほうが懐きやすいので、この時点でほぼノーマルに決定。
店員さんに声をかけ、ケースに手を入れさせてもらう。
ハムスターの性格を見るためだ。ここで物怖じせずに手に乗ってきてくれる仔のほうが、なつきやすい。
ノーマルは、2匹が乗ってきてくれた。うち1匹は、やたら指をかじりたがる。こういうのは避けたいところ。子供のころは力がないのでそれほど痛くないが、大人にかじられると本当に痛いので。
ブルーサファイアのほうも確認。こちらは動きが遅く、なかなか乗ってこない。やっと1匹来たが、手に乗ってもすぐに降りようとする。
というわけで、ノーマルに決定。
名前をどうしよう?
妻は、ブルーサファイアなら「しめじ」がいいと言っていた。
青みがかった灰色が、「しめじ」の傘の色のようだし、なんと言っても語感が間抜けでかわいいので。
ちなみに、以前飼っていたのは「うりちゃん」。ジャンガリアンは背中に3本の筋があるため、これが「うりぼう」に似ているためだ。
というわけで、僕の案は「ぼたん」。単体の名前としても悪くないし、ちゃんとシリーズになっている。
しばらくどちらとも名前を決めないで見ていたが、二人ともなんとなく「ぼたん」と呼ぶのがふさわしく思えてきたので、名前決定。
まだ人間には慣れてくれていないようだが、ゆっくり慣れてくれればいいと思っている。
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