目次
04日 あけましておめでとうございます
06日 おもしれぇ
11日 住宅展示場
14日 アンケート
15日 ぎょうざ
16日 タワーリング・インフェルノ
21日 レベルX
22日 2冊のファミコン本
24日 給与計算
28日 アンケート・その後
1月も三ヶ日を過ぎて「あけまして」もないものだけど、今年最初の日記なので (^^;;
画像は、今年の年賀状に使ったものです。
見てのとおり「べーしっ君」です。勝手なコピーなのでWEBに載せるのはまずいかも。
著作権者からのお叱りがあればすぐに消去いたします。
でも、このネタ好き。ちょうど申年だし、思い出したんで使ってみました。
年末に風邪を惹き、年明けには治っていた…と言いたかったところだが、熱が下がっただけでやっぱりふらふらしていました。
でも、1月2日には実家へ。兄弟一同集まるためです。
今年は、次兄の家族は風邪を惹いたとかで、次兄だけが出席。
長姉の娘(僕の姪)は、実家の近所に下宿しているのだが、里帰り。つまり長姉の家族は不参加。
で、どうなるかというと、参加者15人という大宴会なのです。
ちなみに、全員参加で22人です。兄弟とその家族が集まるだけでこれなんですから、うちってばなんて大家族なんでしょう。
今年はクリスマスケーキを焼かなかったので、「今年はケーキ無いの?」とみなから言われました。
その反面、がんばって作っていったおせち料理は大好評でした。
小学生以下の子供が4人いる。
(本当は、次兄の家族も含めて6人の予定だったのだが)
で、ウケるかと思ってゲーム機を持っていった。
ゲームボーイアドバンスと、4人対戦ケーブル。去年は子供たちは各家族に1台のGBA を持っていたので、僕が持っていけば4台になるはずだった。
誤算だったのは次兄の家族が来なかったことだが、その代わりに長兄の家族が2台のGBA を持ってきた。
というわけで、4台の GBA がそろった。
実際、4人対戦ケーブルを持っているにもかかわらず、僕は4人対戦をしたことが無かった。
もちろん、子供たちはそんな存在も知らなかった。
(通信ケーブルは、1対1のポケモン交換くらいしかしたことが無かったらしい)
1カートリッジで4台で遊べる、というので子供たちおおはしゃぎ。
一番人気があったのは、「くるりんパラダイス」のミニゲーム集でした。
(これは、次姉の子供が持っていたゲーム)
ゲームキューブも持っていった。
子供たちが喜ぶかと思った「ドンキーコンガ」は、意外なことに大人にウケた(笑)
で、子供たちには難しいと思っていた「大乱闘スマッシュブラザース」が、子供たちに大うけ。
スマブラが受けたのは、勝ち負けはともかく「操作している気がする」ところだったみたいだ。
幼稚園の子なんかは、まだゲームの操作もうまくできない。
それでも、スマブラでは「なんかキャラクターが動いている」ことはわかるのだ。
しかも、負けても画面上から自分のキャラがいなくなることはない、というゲーム性もよかったようだ。
いまさらながら、このゲームの練りこまれたゲーム性に感心する。
大人では考えられないことだが、「ゲーム中に無意味にポーズをかける」という遊び方で盛り上がっていた。
ポーズをかけると、カメラが適当なキャラクターにズームするのが面白いらしい。
父から「年賀状作るの手伝ってくれないか」といわれていたので、年賀状ソフト持参。
で、「裏面だけでいいよ」といわれていたはずなのだが、案の定宛名書きまで…
いまさらだが、郵便番号を入れただけで住所のほとんどを入力してくれるのは便利だ。
郵便番号5桁のころは、父に頼まれて年賀状印刷するのが苦痛だったのだが。
#一度、100件近くのデータを1日で入力したことがある。
その後実家を離れていたので、そのときのデータは紛失した。
父は去年会社をやめ、自宅に会社で使っていたパソコンを引き取ったので、今年はパソコンで年賀状を作る気になったらしい。
母が、1年前から「電話の調子がおかしい」といっていたのだが、この機会に買いなおしたいというので買い物へ。
父が耳が遠い上に、会社を辞めて家にいるようになったので、FAX 付が欲しいという。
父は会社ではいい FAX を使っていたので、使い勝手にこだわりがある。
しかし、仕事で使うのではないので、こだわっていては不要に大きく、高いものになる。
常識の範囲で考えて「これで十分」というものを選ぶ。
持ち帰ってセッティング。
兄弟一同の電話番号をメモリーする。
今までは昔の「留守番電話」(マイクロテープで録音するやつね)だったので、電話帳機能なんて無かった。
実のところ、FAX よりもこちらの機能のほうが重要なんでは無いかと思う。
大宴会をして、子供の激しい遊び方のゲームに付き合って、年賀状を特急で仕上げて、FAX を買ってセッティング。
わずか1日半の間に行われたことだ。
激しく疲れた正月だった。
忙しくしているうちに、風邪は治ったみたい…と思っていたら、翌日はやっぱり体がだるかった。
このだるさは、疲れではなくて風邪が治りきっていないようだ (^^;;
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妻がトイレットペーパーコレクターであることはたびたび書いているが、この件でテレビ東京関連の番組作成会社から問い合わせが来た。
「テレビチャンピオンで包装紙に関する番組を作ろうと思っているので、お話を伺いたい」との事だ。
とりあえず、当人の連絡先が知りたいというので、妻のメールアドレスを教えておいた。
どんなことになるのか、ちょっと楽しみだ。
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もう半年も前に住宅展示場の話を書いた。
で、実のところいまだに家に興味はある。というか、この半年の間も何度か展示場を見に行き、勉強をしている。
目下のところ、一番気に入っているのは…半年前の日記で「オチ」に使っていた、スウェーデンハウスだったりする。
勉強するに従い、ものの見方が変わって、ここの家は結構よいのではないかと思うようになった。
ところで、先日正月なので家族が集まったところ、タバコを吸う人間が5人いた。
狭い部屋で5人でタバコを吸われると、部屋の中が真っ白になる。
タバコをすわない僕は、このことをまったく考慮していなかった。
というわけで、今日は住宅展示場へ。
前から気になっていたが、遠いので行っていなかった西横浜の展示場だ。
いくつかの展示場で聞いたが、タバコの煙は結局のところ窓を開けるか、最初から考慮して換気システムを作るしかないらしい。
やっぱそうか…。換気システム以外にも「多少の換気」を考慮した窓を使用しているスウェーデンハウスなら、何とかなるかと思ったのに。
「むしろ、通常の換気システムにタバコの煙が入ると、ほかの部屋にも匂いがいくかもしれませんよ」
というアドバイスには納得。
今まで知らなかったような新しい見方を提示してくれるハウスメーカーはないか…と数箇所の家に入る。
しかし、すでに十分勉強をしていることもあって、新しい考えというものにはめぐり合えなかった。
ここ半年の間にも、住宅メーカーの方も変わってきている。
最初のころいいな、と思っていた住友林業ツーバイフォーなんかは、方針が変わって気に食わないメーカーになってしまった。
家を建てるのは、少なくとも3年はあとの話。
それまでにポリシーをころころ変えるメーカーは信用できないとは思っている。
時間はある。じっくり見極めよう。
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別年同日の日記
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下請代金支払遅延防止法の改正案がある、という話を昨年の11月に書いた。
このときは、改正案について公正取引委員会からアンケート回答を求められたのだった。
同じようなアンケートが、今度は「全国下請け企業振興協会」から送られてきた。
でもねぇ、このアンケート、あまりにも出来が悪くて答える気がしないのよ。
以前の日記にも書いたのだが、下請代金支払遅延防止法では、「下請け会社」と「親会社」というのは、「物品の製造・修理に係わる」ものとして規定されているらしい。これは、公正取引委員会からのアンケートで解説されていたので知った。
でも、一般的には「親会社」というのは経営に深く(資本関係や役員派遣などで)関与する会社をいう。
商法では「過半数の株式または出資口数を所有する」会社と定めている。
現在回答を求められているアンケート、当然「親会社」という用語が頻発するのであるが、この用語の解説が書かれていない。
アンケート対象は「無作為抽出した」企業なのだから、公正取引委員会からのアンケートを受けていない可能性は高いだろう。
そう考えると、今回のアンケートは、アンケートの大前提となる「言葉」の了解なしに回答を求められていることになる。
どうやら、下請け企業振興協会とやらは、下請け法でいうところの「親会社」の定義が、一般の定義と大きく違っていることを認識していないようなのだ。
これが、アンケートにこたえる気がしない最大の要因。
手元にもうひとつのアンケートがある。これは妻宛に送られてきたものだ。
送ってきたのは「株式会社野村総合研究所」…いわゆる野村総研だ。
内容は「企業と環境への取り組み」に関するアンケート。というか、どうやら東京電力が行っている環境への取り組み活動が、どれだけ認知されているのか知りたいらしい。
まぁ、内容はいいのだけど、気になるのはアンケート依頼に書かれた一文。
なお、このアンケートは、(中略)住民基本台帳から無作為に抽出した方々にご回答をお願いしております。
えーと、それって法律に違反しているのでは。
住民基本台帳って、そのデータをダイレクトメール発送に使ったりしちゃいけないんですよね。
以下、数日後に追記。
総務省にメールで問い合わせたところ、ダイレクトメールに使うのは問題ないそうです。
請求すれば、誰でもデータを入手できるとか。
僕は「住民基本台帳のデータを勝手に引き出してはいけない」と思っていたのは、僕が住んでいる横浜市の条例がそう定めていたためのようです。
しかし、横浜市は住民基本台帳の運用に関しては異端なので…
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別年同日の日記
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「水餃子(シュイジャオツ)が食べたい」と、妻が急に小麦粉をこね始めた。
なんか、昨日の時点から餃子を食べたいとは言っていたんだよね。
で、豚挽肉とか冷蔵庫から出して、準備はしていた。
でも、昨日の時点では「皮は特別なものがある」とか言っていたのに。
いままでに何度か水餃子を作ったことはあったのだが、今日のは改心の出来栄え。
焼き餃子ならともかく、水餃子は皮から手作りしたほうがうまい。
しかし、いままで何度か作っていたのだが、これがなかなか難しかったのだ。
食べ終わった後、具の挽肉は大量に余っていた。
他の料理に使うからいい、と妻は言っていたのだが…
食後にテレビを見ていると、冷蔵庫からハムを持ってきて、具を包み始めた。
「特別な皮」と言うのはハムのことで、本当はこちらを作ることを先に思いついたのだと言う。
このハム、先日 1kg 500円で売っていたもの。激安。
あまりに量が多いので半分以上冷凍して、少しづつ食べているのだ。
ハム餃子がおいしいかどうかは、食べてからレポートします。
(忘れてなければね…)
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3が日の深夜に、フジテレビで「タワーリング・インフェルノ」を放送していた。
知っている人も多いと思うが、パニック映画の傑作とされる。
1974年というから、もう30年も前の映画だ。
超高層ビルの落成式当日、全館照明によって電力系統がオーバーヒート。火災が発生する。
135階で著名人300人のパーティーが行われていたが、はしご車は届かない。強風でヘリコプターも使えない。
電力が途切れ、エレベーターもだめ。煙がすごくて階段も使えない。
この状況の中、ビルの構造を知る「建築家」と、正義感あふれる「消防隊長」が、打開策を探り続ける…
まぁ、あらすじはそんなところ。
子供のころにテレビで見たことがあったが、なにぶん詳しい内容は忘れていたし、ビデオにとっておいたのを今日見た。
30年前なら、「未来に起こりえるかもしれない恐怖」を描いたパニック映画だったろう。
しかし、今見ると「過去に起こってしまった恐怖」を思い浮かべてしまう。
9・11アメリカ同時テロの1年後、衝撃的な映像が世界同時に公開された。
それは偶然にも「消防隊を取材中だった」兄弟が撮影した、事故の瞬間から崩壊までの、貿易センタービル内部の映像だった。
タワーリングインフェルノは、あの映像を思い浮かばせるものだった。
いや、時間軸は逆で、タワーリングインフェルノが先に予告していたのだが。
高層階での事故で、手も足も出ない消防隊員。
重い装備を身につけての階段の上り下りだけで疲弊してしまう。
炎から逃れ、窓から身を投げる人々。
1階フロアでは重傷人の手当てが行われ、野戦病院のようだ。
お話の中のパニックとして見られた昔とは違い、現実を思い起こされ暗い気持ちになる。
最後のシーン、火事は収まり、助かった建築家の台詞。
「もうここにビルを建てるのはやめよう。人間の愚かさの象徴として、聖堂でも建てるか」
そこに現れた消防隊長、建築家に忠告する。
「今回の死者は200人。少なく済んでよかったほうだ。しかし、近いうちに1万人の死者が出るぞ」
昨年末、貿易センタービルの跡地に建設されるモニュメントが決定した。
同時テロでの死者数は、公式には3016人。一時は1万人近いとも言われたが…
フジテレビが、この映画を今放映したのは意図的だったのだろうか?
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別年同日の日記
20年 mysql で varchar を int に alter table する。
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東京都写真美術館で開催している、「レベルX」を見てきた。
ファミコンと、その時代のゲーム機を集めた展示会。
全ファミコンソフトのパッケージを展示していて、ファミコン以降に国内で発売された「コンシューマーゲーム機」もかなりの部分展示している。
(プレイディアなんて、存在自体忘れていたよ!)
見に行った友人が「まぁ、小さな展示会なのであまり期待しないで行ったほうが…」と忠告してくれていたのだが、十分楽しめた。
密度の濃い展示をじっくり見ていたら、2時間くらいはあっという間に過ぎる。
メインは1200本以上のゲームタイトル展示。
だいたい発売順に並べられていて、これを見ながらお互いの思い出を語る(妻も一緒に行ったので)だけでも楽しい。
うぉ、ファミリーベーシックだ! あれは使い込んだなぁ…
あ、「きね子」だ。地味なゲームだけど好きだったんだぁ…
ところどころ、主催者側の人のセンスなのか、説明がつけられたゲームがある。
「ポルスボイスを倒すために2コンのマイクを…」って、それは裏技扱いなのでは!?
マイク使うゲームって、もうひとつ有名なのあったよね? と妻に聞かれ、バンゲリング・ベイを見に戻る。
いや、実はスターラスターでもマイクを使うと隠れキャラが出たし、ファミリーベーシックでもマイク入力を感知できた。
V3 の宣伝でマイクを使ったサンプルをやっていたから、あれは V3 独自の機能だと思っている人も多かったみたいだけど、実は V1 や V2 のカートリッジでも読み取れるんだ。
ひとつのゲームの思い出で、別のゲームが思い出されそれを探してみる。
探す間に別の懐かしいゲームを見つけ出し、その話題に花が咲く。
ときおり、目立つように斜めに置かれたカートリッジがある。
これもまた主催者側のセンスで選ばれているのだろうが、泣かせる選択が多い。
ヒトラーの復活・キャプテン翼などは、よく知らない人にとっては「クソゲー」扱いだったはずだが、わかっていた人には非常に評価の高いソフトだった。
さりげなく、そういうソフトが斜めに置かれている。それだけで十分。
時には、有名ゲームを実際に動かしてもいるのが余計に泣かせる。
ドラクエがあったので、妻が「子供のころに暗記した」復活の呪文を入力してみると、見事にレベル25の勇者が復活した。
展示会の端っこ、小さな別室で「ラストファミコン」という短い無声映画(?)を上映していた。
最後のファミコンが製造される工場ライン。ベルトコンベア上を次々とファミコンが流れていくが、とある一台を最後に、それ以降は何も流れてこない…
作られたファミコンが箱に収められ、10台づつ段ボール箱に入れられ、その段ボール箱は積み上げられ、フォークリフトでトラックに積み込まれる。
「最後のファミコンが出荷された」
物悲しいテロップで映像は幕を閉じる。
他にも、いろいろと考えるところの多い展示会だった。
僕もいまでもゲーム畑の端っこで商売しているようなものなので、ゲームクリエイター8人へのインタビューなどは、非常に興味深かった。
パンフレットを買ってきた。
2500円もする分厚い本だが、ファミコンに発売された全ゲームのリスト、8人へのインタビューの掲載など、資料価値は非常に高い。
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別年同日の日記
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昨日見てきた「レベルX」展のパンフレットを読んだ。
パンフレットとはいえ、非常に面白い。
もっとも、展示品を読んで面白かったから買ってきたのだが。
1252本のファミコンゲーム…市販されたもののすべてだそうだ…を紹介している。
もっとも、ほとんどはタイトルと発売日、パッケージの集合写真のみ。
それなりに売れた主要なソフトは、ちょっとした解説がついている。
この解説がふるっている。
はっきりいって、この解説を読んでもどんなゲームかはわからない。
しかし、そのゲームを良く知っている人間にとっては、解説していることに「そうだった、そうだった」とうなずいてしまうのだ。
著作権の問題もあると思うが、僕の好きなゲーム「スペランカー」の解説を引用。
自分の背丈ほどの高さから落ちて即死。少しの段差でも即死。こうもりの糞で即死。
ゲームとして成り立つのか? と思うほど弱い主人公に愛を込めて、クソゲーのレッテルを貼られている。
スペランカーをやったことがある人ならわかるだろう。
「クソゲー」と呼びつつ、この文章を書いた人はスペランカーが好きに違いないと。
別のゲームも見てみよう。こちらも隠れた名作、「キャプテン翼」の解説を引用。
サッカーをシュミレーションゲームにしてしまうあたりが、当時の高橋陽一氏とその読者たち、並びに本作の作成スタッフのサッカーへの無知っぷりがよくわかる。
しかし、そうした勘違いのうえにつくられたシミュレーションの部分は大変よくできていた。
キャラクターゲーム=クソゲー、と無条件に考えてしまう人はまだいるかもしれない。
…バンプレストがずいぶんがんばって偏見も減ったが、もともとこの公式ができたのはバンプレストの親会社、バンダイのせいだった。
それはともかく、キャプテン翼もキャラゲーだから、馬鹿にして終わることは簡単だ。
しかし、そうはしない。この文章は、ちゃんとこのゲームを遊び、高く評価している人が書いたものだとわかる。
この2本のゲームは、それほどメジャーではないゲームかもしれない。
でも、多かれ少なかれ、すべての紹介がこんな調子だ。
メジャーなゲームというところで、「ドルアーガの塔」の解説も見てみよう。
グリーンスライムを3匹倒せ、呪文を盾で3回受け止めろ。
手ごわい怪物を倒しながら、各階に仕掛けられた謎を解いて宝箱を出すスタイルを「RPG」と呼ぶと初めて知った。
念のため言っておくが、このゲームはRPGではない。
しかし、ここであえて、カギカッコつきの「RPG」を持ち出したあたりに、解説を書いた人のセンスを感じる。
このゲームが発売されたときは、まだドラクエ発売以前。日本人のほとんどがRPGを知らず、「RPGのエッセンスを導入した」というこのゲームこそが、RPGなのだと信じていたのだった。
短い解説文章に、その当時の思い出までもがこめられている。
凝縮された俳句のような世界。このパンフレットは、ゲームへの愛に満ち溢れている。
実は、パンフレットと一緒に「CONTINUE」という雑誌の13号を買ってきた。
この雑誌、存在は知っていた。以前に目を通したこともある。
しかし、それほど面白いと思わなかったので買ったことは一度も無い。
13号を購入したのは、これが「レベルX」展とリンクした企画の号だったからだ。
レベルXのパンフレット作成にも、CONTINUE のライターがずいぶんと参加しているらしい。
13号では「僕たちの大好きなファミコン100」という特集を組んでいる。
どういう基準で選んだのかは不明だが、100本のゲームを、発売日順に並べて解説をつけている。
…この解説、愛が足りない。
レベルXのパンフレットを見た後だから余計にそう感じるのかもしれないが、特集記事ならライターの書いた記事を2重、3重にチェックしてほしい。
特に疑問を感じた、クルクルランドの解説を引用しよう。
「クルクルランド」は異常である。まずもってタイトルがヘン。加えて操作系が狂ってる。
ABボタンで右手、十字ボタンで左手を出して、ステージ上の棒を軸に回転移動。
たったこれだけなんだが、言うとやるでは大違い。
この後に、操作系がヘンなゲームだったという文章が続くのだが、そこまでは引用しない。
だって、この人が書いている操作系、勘違いしているのだもの。
クルクルランドの操作体系は、「ABボタンで衝撃波(敵をやっつける弾)をうち、十字ボタンを押したほうに腕を出す」だ。
確かに軸をつかんで回転移動というのは独特な操作だが、曲がりたいほうのボタンを押せば、そちら方向に素直に曲がることができる。
(ちなみに、同じころ発売されていた「ピンボール」では、ABボタンで右、十字ボタンで左のフリッパーを動かす。ライター氏は、この操作と混同しているのではないかと思う。)
「操作系がヘン」ということをネタに文章を書いているのに、その大前提が狂っている。
ライターが勘違いで文章を書くのは仕方ないとして、それが校正段階でも、ページ割付の段階でも、組版の段階でも誰からも突っ込みを受けないというのが問題だ。
他の解説記事には、まぁまともだと思えるものもある。
しかし、個人的な友達の話を書かれても…。ゲームの解説ではなく、ゲームの思い出話をする特集ならそれでもいいのだが、そういう趣旨ではないようだ。
結局、こちらの本は同人誌…それも、それほどできの良くない同人誌の域を出ない。
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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |
自分の給料を変えることにした。
…お恥ずかしながら、以前に比べて収入が落ちているためだ (^^;;
まぁ、以前の収入が調子が良かっただけで、食うに困るような状況にはならない。
ところで、給料を変えるというのは気が重い作業だったりする。
僕は自分の会社の役員(社長)ということになっているが、役員は「報酬」であって「給料」ではないのだ。
どういうことかというと、給料というのは働いた結果で、報酬というのはあらかじめ決められたもの。
(もちろん言葉の意味は場合によって代わるのだが、ここではそういう意味だと考えてほしい)
給料は「会社が儲かったから多めに出す」(ボーナス等)ということも許されるが、報酬でそういうことをしてはならない。
1度変えたら、少なくとも半年はそのままにしておくつもりでいないといけないのだ。
そこで、まずは収支を綿密に計算する。
今後の予測も含め、どれくらい減らせば会社が赤字にならず、黒字過ぎないのか…
#別に赤字になろうが黒字になろうがかまわないのだけど、僕は将来家を買いたいので、経営している会社が赤字だとお金が借りられない可能性がある。
黒字だと、税金をたっぷり持っていかれる。このときの税額は、個人の給料にかかる税金よりずっと高いのだ。
給料をいくらくらいにするか決めたら、次はこの給料にかかる健康保険料・厚生年金保険料(あわせて社会保険料と呼ばれる)、児童手当拠出金を求める必要がある。
これは、自分の給料が社会保険庁が決めた「標準報酬月額」の表に基づいて自分の給料から「標準報酬」を出し、その標準報酬を元に求めることができる。
言葉にするとややこしいけど、計算結果などをすべて書いた表が配布されているので簡単だ。
次に、社会保険料の半額を、給料から引く。
社会保険は、会社が半額持つことになっているからだ。自分の会社なので結局全部自分が払うことになるが、ここをきっちり計算しないと次の計算がおかしくなる。
ちなみに、「児童手当拠出金」は、全額会社負担なので、給料から引く必要は無い。
これで、「社会保険料控除後の給与」が求まった。この金額が、税金計算の元になる。
税金は給料にかかるものだが、給料の全額にかかるわけではなく、「必要経費」である社会保険の分は控除されるのだ。
つづいて、社会保険料と同じく、税額を計算する表を引く。
この表は、実は正確ではない。社会保険は「標準報酬」と呼ばれる代表点を元に金額が計算され、その代表点に近い給料は、すべて代表点にあるものとされる。
しかし、税金は、課税給与(控除額をすべて引いた後の給料)を元に計算するのが原則だ。
ただ、それはあまりにも面倒なので、表ではおおざっぱな値しか書かれていない。多少の誤差が出るが、この誤差は年に一度の「年末調整」で清算されることになっている。
まぁ、それは余談だ。ともかく、表を引いて税金を求める。
「社会保険料控除後の給与」から、さらに税金を引けば自分の手取り給料が求められる。
同時に、会社が支払う額も確定する。
社会保険料の半額と、児童手当拠出金を足したものを、会社は払わなくてはならない。
実際には、給料から差し引いた社会保険料と足し、社会保険料の全額と児童手当拠出金を毎月社会保険事務所に支払う。
税金については、しばらく会社で預かっておき、年に2回まとめて税務署に支払う。
(これは中小企業の特例で、大会社は毎月支払うことになっている)
ところで、税金は毎月の給料を元に計算しなくてはならない。
うちの会社の場合は、給料を固定給にしているので計算は給料を変えるときだけだが。
これに対し、社会保険料は「給料が変わった時」に変更される。
給料が変わった時というのはどういうことかというと、「以前の給料から2等級以上離れた給料が、3ヶ月続いた場合」だ。
(通常は残業だのなんだので毎月給料が変動するが、そのたびに保険料を計算するのはややこしいので、こういうことになっている)
つまり、僕の給料を今変えても、社会保険料が変るのは3ヵ月後だ。
その3ヶ月間の間は、社会保険料は変らないのに給料が変わるため、「社会保険料控除後の給与」も変る。
ということは、税金の計算も全部違ってくる。
そこで、給料変更時には、3ヶ月間の暫定措置となる給料も計算しなくてはならない。
3ヵ月後たって、やっと先に書いた計算で求められたものに変るのだ。
さて、ここまでの話で「ややこしい」と思った人も多いだろう。
でも、本当にややこしいのはここからの話だ。
実は、うちの会社からは妻にも給料を払っている。
妻にずいぶんと仕事を手伝ってもらっているからなのだが、仕事の割合としては僕のほうが多いため、妻の給料は僕の半額程度だ。
僕の給料を減らすだけでは、妻の給料と近づいてしまっておかしくなるので、妻の給料も減らす必要がある。
給料を減らす理由は、単純に「会社の収入がX円減ったので、支出もX円減らしたい」ためだ。
このXを、二人に振り分けて、かつ二人の給料がほぼ1:2となるようにしたい。
ところで、日本には累進課税と言う制度がある。
これは「儲かっている人からは多めに税金を取り、貧乏人からはあまり取らない」という、ありがたい制度だ。
(会社がうまく行っていないときには、本当にこれで救われていた…)
社会保険の額は給料にほぼ比例するのだが、税金はそうではないのだ。
さて、ここで問題。
社会保険や税金などの「国に取られる」お金を最小にするように、二人の給料を合計でX円減らして、かつ減らした後の給料がほぼ1:2になるようにするにはどうすればよいでしょうか?
非常に面倒くさい計算だ。
「儲かっている人からは税金を多く取る」という原則があるので、1:2というのを無視して二人の給料を近づけてみたりもしたのだが、実は片方を減らして「貧乏人からは取らない」を活用したほうが安くなったりもした。
でも、片方を貧乏にしすぎると、やっぱり「儲かっている人から…」という効果が働いて、国に払う金が高くなる。
ひたすら計算を繰り返し、理想的な給与額を決定したのだが、実はほとんど手計算で行っていた。
だって、計算に使用する「表」が多すぎて、どうプログラム化したものかわからなかったのだもの (^^;;
上の話は数日前の話なのだが、この後気になって計算のアルゴリズムを探していた。
社会保険料の計算表も、税金の計算表も、便宜のために作られているだけで、本当は計算式から求められているはずなのだ。
そして今日、探し出した資料を基にプログラムを作り、上のややこしい計算を処理するプログラムを完成した。
…だからどうしたって、別に意味は無いのだけどね (^^;;;
趣味で作って、なかなか面白かったから話に出してみただけで。
もう今回の計算は終わったので、次回給料を変えるときにでも使うことにしよう。
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先日の日記でダメなアンケートの話を書いた。
「全国下請け企業振興協会」から送られてきたもので、アンケートの中に使われている専門用語の解説が無いので、普通に考えれば答えられないだろうという、ダメなもの。
どうもこたえる気がしないのでほったらかしておいたら、回答期限を過ぎてしまったのでそのまま忘れることにした。
そうしたら、昨日葉書が届いた。
「回答期限を過ぎても受け付けておりますので、是非お答えください」
…多分、アンケートの回収率が悪くて、あわてて葉書を出したのだろう。
やはり、多くの人が答えなかったと見える。一般常識ではない用語を使っているのだから当然だと思うのだが、葉書の内容を見る限りでは
お願いだから答えてよぅ。うわ〜ん
といっているだけで、なぜ皆が答えてくれないのかについては気づいていないようだ。
ダメな人はどこまでもダメだ…
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