目次
09-08 三体運動
09-08 人間ドック・その後
数日前、トイザらスで「アストロジャックス」なるおもちゃを買った。
というか、1ヶ月ほど前に店頭で見かけて、気にはなっていたのだ。
いい大人が今更ヨーヨーでもないだろう、と買わないでいたのだが、やっぱ気になる。
1週間ほど前には店頭で遊べるようになっていたのを試し、余計にほしくなってついに購入。
糸に固定されていない錘(おもり)を1つとおし、両端にも錘を付けただけのシンプルな構造。
しかし、これが想像をはるかに越えた動きを見せる。
一端の錘をもって立つ。重力で糸が下がり、移動錘も下に落ちる。あたりまえ。
ここで糸をゆらすと振り子運動を始める。これもあたりまえ。
ちょっとうまくまわすと、移動錘を中心として、下端の錘が回転を始める。
この回転速度をどんどん上げてやると、やがて下端の錘は遠心力によって中心点…移動錘から離れようとする。
糸の長さは決まっているが、移動錘は移動できる。下端の錘は移動錘から離れようとするのだから、当然移動錘は上に上がってくるわけだ。
うまくすると、結構大きく回転させることができる。これがなかなか面白い。
もちろん、実際には移動錘は回転中心とはならない。移動錘と端の錘は、同じ重さなので作用反作用の法則にしたがって「互いの周囲を回るように」動く。
そして、これらはさらに手に繋がれた紐によって手の周囲を振り子運動する。
複雑に絡み合った動き。操る自分にすら想像がつかず、制御が難しい。だからこそ、思い通りに制御出来た時には快感すら感じる。
ダイナミックな動きに酔いしれ、もっとダイナミックな動きを…と欲張ると失敗する。
下端の錘の遠心力が増し、移動錘が上に上がってくると、回転半径が大きくなって手や身体に当たってしまうのだ。
ダイナミックに動かしたいのをぐっとこらえ、あくまでも冷静に制御する。しかし慎重になりすぎると面白くない。大胆、かつ繊細な感覚が要求されているのだ。
いろいろ難しく書いたが、実際の所は「適当に手を動かすと、奇妙な動きをして面白い」という、ただそれだけのことだ。
しかし、よく見ると上のように高校物理で学んだような話が次々に思い出される。
目で見た動きの面白さと、知っているはずの知識の応用を目の当たりにする知的興奮、そしてそれを自分が制御すると言う微妙な身体感覚。
このおもちゃは面白い。いつか「社会の歯車」で解説したい。
#って、こんな予告ばっかして書いていないことが多すぎるのだけど (^^;
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先日書いた人間ドックのその後を書き忘れていた。
結果を9/3に聞きに行った。
検査と同じく、妻・友人が一緒。
妻は検査で「ちょっと動脈が硬い」といわれていたので、結果を聞くのが怖いという。
友人は酒好きなので、結果を聞くのが怖いという。
僕はもともと楽天家なので、別に何も無いだろうと思って何も考えていない。
まずは、僕と妻。まぁ夫婦だから、と一緒に呼ばれる。
僕の結果から。
「白血球が少ないようですが、普段からこうですか?」
先日よく献血をする、と伝えているので、医師からもそれをわきまえた質問。
普通の人が普段から白血球が少ないかどうかなんて知らないからね (^^;;
献血でも、常に「白血球が少ない」ということになっている。平均値の下限ぎりぎり。
まぁ、そういうことならこれは問題なし、だそうだ。
「検便の結果、胃がん・大腸がんなど、消化器系のがんの可能性のある値が出ました」
でも、これはあくまでも「指標」であり、出たから即がんというものではないそうだ。
話は続く。
「そこで、腹部の超音波検査写真、X線写真を詳細に検討したのですが、問題は見当たりません」
というわけで、がんの可能性はなし。
「しかし、腹部エコーで腎臓がちょっと見えにくくなっています。何も無いと思うのですが、念のため再検査をお勧めします」
…というわけで、予想もしなかった再検査。9/9 (この日記を書いている時点の明日)に、腹部CTスキャン。
それ以外はいたって健康。
実の所、検査の際に医師チームの一人から「何で来たんですか?」とまで聞かれている。
普通は健康に自信が無いから人間ドックにかかるわけで、健康すぎて珍しいとの事。
つづいて妻の結果。血管が硬いといわれていたのが気になるが…
「硬いとは言っても、平均値の範囲内です。ただ、このペースで硬化が進むと危ないので数年置きに検査をお勧めします」
検査の時に、硬いのはコレステロールの影響かも、といわれていたのだが血液検査からはその兆候なし。
ただし、「内蔵にちょっと脂肪がついているようです。いわゆる隠れ肥満ですね」
医師のこの言葉に、妻ショックを受ける。
そんな妻にさらに追い討ち。
「血液検査で、リウマチの指標が出ました」
「ただし、これは関節が炎症を起こしているだけでも出る値です。他の部分などの検査を合わせて考えると、可能性は無いと思います」
検査の直前に東海道歩きをしているので、おそらくは関節に疲れが残っていただけ。
しかし、相次ぐショックに頭が真っ白になり、最後の医師の言葉を妻は聞いていなかったらしい。
#ただの関節の炎症、というのを聞いていなかったと判明したのは数日後 (^^;
#妻の祖母がリウマチだったそうで、妻はずっと心配していました
15分くらいで説明が終わり、つづいて友人の番。
…呼ばれたと思ったらすぐ帰ってきた。「なにも異常ないって」で終わり。
事前に一番心配していた友人が一番健康で、一番楽観していた僕が再検査。
外見で中身を判断してはいけませんね (^^;;
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