クレイマー・クレイマーっていうのは、クレイマー夫妻の離婚をテーマにした映画なわけだが、クレーマークレーマーってのは、一時期明石家さんまがテレビでやっていたギャグコント。
まぁそれはおいといて、ちょっと困ったことが相次いだので大企業相手にクレームなんぞつけてみた。
その1 アップルにクレーム
以前に買った iMac が故障した。
っていうか、買ってすぐの時から故障していた。ただ、明らかに壊れているのであればともかく、時々しか異常が出ないので性質が悪い。
保障期間だったこともあり、一度電話して「時々しか症状が出ない」というと、「では、確実に症状が出るようになったらもう一度連絡して欲しい」といわれる。
その後、だんだんと異常の出る頻度が上がっていく。仕事でも使っているので手放せない状態が続き、やっと仕事が終わった時には保障期間が過ぎていた。
電話して、保障期間中に一度電話したら「しばらく様子を見て欲しい」といわれたことを告げる。
しかし、すでに保障期間は過ぎているので有償修理だという。
「保障期間にすでに壊れていて、そのことを連絡した」と伝えるも、有償修理だと跳ね返される。
この iMac 、すでに中古価格は5万円後半。修理には5万円弱かかるという。
うーん…悩むが仕方が無い。修理に出すことにした。
その2 ジャパンネットバンクにクレーム
♪じゃ〜ぱねっと じゃぱねっと
ってすぐに歌ってしまうのだが、まったく関係のないジャパンネットバンクにクレーム。
使っている人は修正されないうちに試すとわかるのだが、すでに過ぎた日付を指定して「振込み」をするとエラーになる。
これは当然の動作。しかし、日付のデフォルトは「今日」なのに、夕方5時を過ぎるとすでに「今日」は過去のものとなるため、頻繁にこのエラーが出てしまうというのがポイント。
時間過ぎたらデフォルト値を変えろよ…って思うのだけど、それはクレームどころではない。
問題は、エラーを出した後の処理だ。
さすがに銀行などはデータの管理に厳しいため、ブラウザの「戻る」ボタンなどで戻るとエラーとなるようになっている。(サーバのプログラムが想定しない順序でページを表示させてはいけない)
そのため「前ページへ」というリンクがわざわざ用意されているのだが、このリンクの内容は JavaScript で、「ブラウザの戻るボタンと同じ動作をする」となっているのだ。
もちろん、画面の指示に従うとエラーが出る。
画面の指示に従わなくってもエラーとなる。
この時点でかなり怒りが込み上げるが、そこは大人なのでぐっとこらえよう。
本当の問題はこの後にある。
仕方が無いのでもう一度最初から手続きをしようと、ログインパスワードを入力したこちらに対し
「正しくログアウトしていない。今後は終了時に正しくログアウトするようにしてくれ」
という警告メッセージを発し、ログインさせてくれないのだ。
#もういちどログインすると入れるが
これはかなり頭にくる。
誰のせいでログアウトできなかったかといえば、すべてジャパンネットバンクの責任なのだ。
ってわけで、丁重に「ここにバグがあるから、直したほうがいいですよ」という意見をメールする。
そしたら翌日返事が来た。
「恐れ入りますが、ご利用環境はMachintoshとInternet Explorerの組み合わせではないでしょうか。」
ではじまり、あくまでも Machintosh (綴りを間違えているが、ジャパンネットからのメールのまま)の問題であり、ジャパンネットバンクが悪いのではないと釈明している。
ちなみに、僕は Windows 2000 Professional と IE 6 の組み合わせで問題を確認しているし、問題あるのは「バックボタンを禁止」しているにもかかわらず「積極的にバックボタンを活用」しているページの作り方だ。
さらに、「改善されないようだったら電話で状況を知らせて欲しい」とも書かれていた。
あきれたので、こんな返事を送っておいた
>面倒なのでいいです。ご面倒をおかけしました。
>僕はたまにしか使わないけど、よく使う人から信用を落とすのは
>ジャパンネット銀行さんの勝手です。
>私に止める権利はありません。
自分でもこの行動は嫌なやつだなぁ、と思う。
しかし、問題点を指摘してあげたのに逆切れして「自分は悪くない」と釈明された時に、他に答えようがあるだろうか?
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