CGIのプログラムというのは、あまり動きが無い。
いや、業界の動きとかではなくて、画面の動きの問題ね。特に、相手が携帯だとぜんぜん動かない。
で、携帯向けの Java のプログラムとか組んでいると、結構楽しい。自由に動かせるからだ。
なんか動くプログラム作りたいなー、と思う。ゲーム業界から離れてずいぶん経つし、趣味で簡単なゲームを作りたい。
C# はどうなんだろう? って思っていた。
Java の利点は、プログラムがお手軽なことだ。欠点は、配布が絶望的なことだ。
「どこでもうごく」とかいっていたのに、事実上ほとんど動かない。相手の OS が違うのなら仕方が無いとしても、同じ OS でもブラウザのバージョンが違ったりするだけで誤動作する。これじゃぁ、ゲームを作っても遊んでもらえないのでつまらない。
で、C# は Java に非常に良く似ていて、お手軽なプログラムが組める。配布は Java よりは良いが、相手が WinNT か Win2000 か WinXP じゃないといけない。全 Windows ユーザー、というわけには行かないが、許容範囲か。
そんなわけで、C# やりたいなーと、ここ1ヶ月くらい思っていたのだが、忙しくてあまりいじれないのがわかっているのに言語キットを買うのもばかばかしいと思っていた。
そうしたら、フリーの C# 開発環境があることを知った。
SharpDevelop-jp、フリーなだけにまだバグもあるらしいし、マニュアルなんかそろっていない。でも、お手軽に遊ぶには十分そう。
インストールは面倒くさい。
まず、.NET Framework SDKを入手してインストール。インストールには結構時間がかかる。
インストールが終わったら、SDK と同じページに ServicePack があるので、それもインストール。
つづいて、SharpDevelopの英語版を入手してインストール。今のところ 0.92 が最新のようだ。このインストールは早い。
最後に、SharpDevelop-jpを入手して展開し、手動でさっきインストールした英語版のファイルに上書きする。
これで、起動してから Tools メニューで Option を選ぶと、日本語表示するための設定が出来るようになる。
使ってみる。最初は何がなんだかわからなかった。
以下、使ってみる人のために、さわりの部分だけを書いておく。
ファイルメニューから「新規作成」を選んで、コンバインを作る。Windows フォームプロジェクトが面白いだろう。
プロジェクトがツリー表示されるので、MainForms.cs をダブルクリックして開いてみる。
すでにソースコードが半分出来上がっている。
「Design」を見てみると、なにも書いていない Window が出来ている。
画面左下の「ツール」タブを押すと、Forms のなかに様々な部品が入っている。
これを使って、 Window に好きな部品を置こう。
たとえば、ボタンを置いてみたりする。すると、ソースもちゃんと影響を受けて、ボタンを作り出すソースが書き加えられる。
「実行」メニューから「実行」を選ぶと、現在のソースがコンパイルされ、実行される。
さっきデザインしたのと同じ Window が現れ、同じようにボタンが配置されただろう。
ボタンを押しても何も起こらない。あたりまえだ。そのプログラムはまだ書いていないのだから。
あとはプログラムを書くことになるのだが、それに関してはネット上にたくさんのページがあるから探してくれ。
ここなんかは結構参考になった。
クラスライブラリのリファレンスは、スタートメニューに勝手に入れられている SDK の「概要」を表示させると見られるページに「ドキュメント」として入っている。
これは ActiveX を使おうとしてウザイという人には、こちらのページで、.NET 開発 - .NET Framework - リファレンス - クラスライブラリ を開くといい。
同じテーマの日記(最近の一覧)
関連ページ
別年同日の日記
申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 |