最初に断っておきますが、今日書くことを真似してはいけません。
昨日 HP200LX の話を書いたが、その延長で「200LXでも遊べるゲーム」を探していた。
200LX は、IBM-PC XT 規格のハードウェアだ。そして、グラフィック画面が CGA 対応であれば動作する。
ただし、XT はクロックが 4.7Mhz だったが、200LX は標準で 7.9Mhz なので、6割ほど速い。
実は Giga Games というシェアウェア/フリーウェア集 CD-ROM もあってそこからも探していたのだが、もっと面白いものは無いかとインターネットへ。
で、ここでよくないものを見つけてしまった。違法コピーデータだ。
PC-XT の古い市販ソフトをいくつか置いてあるサイトを発見してしまった。
自分もソフトを作って暮らしている人間なので、良心の呵責を覚えつつダウンロード。
1980 年代前半のゲームばかり。名前を知っている、ということで、DonkeyKong と DigDug を入手してみた。
LX ではうまく動かなかった。
いや、動くのだがいろいろと問題があったので、遊ぶのはあっさりあきらめた。
(DOS から起動できるが、DOS に戻ってこれない… CTRL+ALT+DEL でのリセットは禁止されており、200LX 独自の CTRL+SHIFT+ON でのハードリセットも効かない。ゲームを止めるのに電池を抜くしか無いのは面倒くさい)
面白いと思ったのはこの後の話。
ためしにデスクトップで起動してみた。Win2000 マシンだ。
CPU は Athlon 1.4Ghz 。クロック周波数で XT のおよそ 300 倍だが、実際の速度なら何千倍出るのかわからない。
DonkeyKong のタイトル画面からゲームスタートキーを押すと、画面が一瞬フラッシュしてタイトルに戻ってしまう。
最初は、なにかの理由でうまく動作していないのかと思ったが、これは「面開始デモの後一番上から一番下まで樽が転がってきてマリオに当たるのを3回繰り返し、ゲームオーバー表示後タイトルに戻る」ということを一瞬で行っているのだった。
さすがに遊べないな…と思って DigDug を起動。
今度は、なぜか非常に遅い。本来の速度の半分くらいで動いている感じがする。 BGM まで遅くなり、非常に間延びしている。
こちらは、遅すぎて遊べない。
昔のゲームを今の PC で遊んだら速すぎて遊べない、というのは納得できる。
しかし、「遅すぎて遊べない」とはどういうことだろう。
まぁ、これで諦めがついた。
違法コピーはやはり良心の呵責があるし、何よりも「使い物にならなかった」のでやめておこう (^^;;
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